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2013年6月16日 アーカイブ

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6/16旭川記念回顧

2013年6月16日(日)

キタノタイショウが重賞連勝!

 16日(日)は重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝4番人気のキタノタイショウが優勝。4月のばんえい十勝オッズパーク杯に続き、重賞連勝を果たしました。

 基礎重量770キロとはいえ、馬場水分は2.1%と重い馬場だけに、前半はゆったりとしたペース。しかし中間点あたりからギンガリュウセイ、インフィニティー、ホリセンショウあたりがノンストップで歩き続け、ややバラけた展開で第2障害を迎えました。
 ひと呼吸入れて、最初に第2障害に挑んだのはホリセンショウ。一気に天板近くまで登ります。それを見る形でギンガリュウセイが仕掛け、インフィニティーも登坂を開始します。どれも決め手を欠きましたが、ようやくギンガリュウセイが天板まで登り切ると、ほぼ同時にホリセンショウも荷物を曳き上げ、併せ馬のような状態で第2障害をクリアしました。以下、インフィニティー、トレジャーハンター、キタノタイショウがこれを追う形で、追撃態勢に入ります。
 残り30メートルを切って先頭はホリセンショウ。1馬身ほどの差でギンガリュウセイが食い下がり、追走組からはキタノタイショウがジワジワ伸びて先行する2頭に迫ります。残り20メートルでは2頭とキタノタイショウの脚の差は歴然。1歩ごとにキタノタイショウがグングン迫り、残り10メートル付近で先頭へ。最後はそのまま突き抜け、2秒1差で荷物を運び切りました。最後まで競り合いを演じたホリセンショウとギンガリュウセイは、結局ギンガリュウセイに軍配が上がり2着を確保しました。

 勝ったキタノタイショウは、ここ2戦は7、8着に敗れていましたが、重賞の舞台で復活。ホリセンショウとギンガリュウセイが飛ばす展開を、完璧なレース運びで差し切りました。第2障害後の直線を余裕たっぷりに差を詰めてきた姿は、まさに貫禄。今後も重賞戦線で上位をにぎわせてくれるに違いありません。

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大河原和雄騎手「なんとか仕事ができました。第2障害を下りた時には正直"届くかな?"と思っていました。厩舎スタッフが、絶好調と言えるほどに立て直してくれました」

6/16旭川記念予想 須田鷹雄

ヒカル、ダイヤの2頭軸

 ここ数年上位を占めていた馬たちがみんな引退してしまい、残った中でいちばんネームバリューのある馬というと▲ギンガリュウセイ。ただ、煮え切らない結果が続いている中でむしろ人気が上がる今回は、ヒモには取っても軸にはしたくない。
 内容的には似たようなステップで来ながら▲より人気がない◎ホッカイヒカルと、こちらは成績表の上でも絶好調の○ホクショウダイヤを1着候補とし、しかも2頭のうちもう片方も馬券に絡んでいる前提の3連単を買ってみたい。いわゆる軸2頭マルチのうち、◎○が2,3着・3,2着の形を省くこととなる。
 ◎は昨年の3着馬。その昨年はカネサブラックやナリタボブサップより荷物が重くなるというなんだか理不尽な条件でも頑張った。上が抜けて単純に繰り上がり......ということがあってもおかしくはない。○は急遽の乗り替わりになった前走も動じず、今回は最強の新パートナーを得て期待大だ。

 ◎2ホッカイヒカル
 ○5ホクショウダイヤ
 ▲8ギンガリュウセイ
 △4フクドリ
 △6キタノタイショウ
 △10シベチャタイガー

 3連単
 2,5→2,5→4,6,8,10 300円 計2400円
 2,5→4,6,8,10→2,5 300円 計2400円
 2,5→2,5→8 300円 計600円
 2,5→8→2,5 300円 計600円

6/16旭川記念予想 山崎エリカ

重賞で好転のキタノタイショウ

 お久しぶりです(´ ▽ ` )ノ。ビッグネームが抜けたことにより、前回のばんえい十勝オッズパーク杯では重賞初挑戦のインフィニティーが3着と好走。かつてほど重賞の壁がなくなりました。しかし、今後は昨年のばんえい記念やオッズパーク杯の上位馬ギンガリュウセイ、キタノタイショウ、ホッカイヒカルあたりが、重賞戦線を引っ張って行くことになるのでしょう。

 さて、旭川記念の予想。◎はばんえい十勝オッズパーク杯の勝ち馬キタノタイショウとします。キタノタイショウは近2走は7着、8着と敗れており、賞金ハンデを背負っていたことを考慮しても、負けすぎの感はあります。しかし、後方からじっくり息を入れて、障害に重点を置いた走りを続けていることから、重賞で再び好転する気配が感じられます。

 ○はばんえい十勝オッズパーク杯の2着馬ギンガリュウセイ。スピード不足でテンに置かれる面はありますが、それゆえに重量が増量される重賞、重馬場はプラス。馬場水分次第では、打倒キタノタイショウも考えられる馬です。

 ▲は昨シーズンの重賞ではギンガリュウセイと並んで、現役最多2勝のホッカイヒカル。ばんえい十勝オッズパーク杯では1番人気を裏切っての5着でしたが、ゴール前の接戦で脱落したもので、内容は悪くはありませんでした。近2走でもキタノタイショウやギンガリュウセイに先着していることから、逆転の可能性は十分あります。

 あとは△にまだ重賞タイトルはありませんが、ビックネームを相手に重賞で2着、3着と好戦した昨シーズンの実績から、重賞制覇は時間の問題のフクドリ。他では昨シーズンはインフィニティーのライバルとして条件戦を戦っていたトレジャーハンター。こと障害においてはインフィニティーやホッカイヒカルよりも上手なので、重賞のここは一考します。

 ◎ (6)キタノタイショウ
 ○ (8)ギンガリュウセイ
 ▲ (2)ホッカイヒカル
 △ (4)フクドリ
 △ (1)トレジャーハンター

 馬複
 6-8 2500円
 2-6 2000円
 4-6 1000円
 1-6 500円

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