他馬との対比で浮上のテンカムソウ
4歳馬と5歳馬のトップクラスが対決するポプラ賞。過去の歴史を見ても5歳馬優勢は間違いありませんが、実績馬オイドンは軽量戦で2着とそれなりの結果を出した上にトップハンデを背負う一戦。ブラックパールもフジダイビクトリーも古豪が相手のチャンピオンカップで結果を出した後の一戦となります。それならば疲れが残っていない4歳勢に妙味がありそうです。
4歳馬で最有力視されているのは目下7連勝中のワールドピサですが、今回は自己条件ではワールドピサと小差のレースをしているテンカムソウを◎とします。ワールドピサのようにハナへ行って勢いで押し切る、障害をトップで越えるタイプは高重量戦で思わぬ取りこぼしがあるからです。テンカムソウは脚質に幅があり、イレネー記念でも2着の実績がありますから、高重量戦がマイナスになることはないでしょう。
○は前走のチャンピオンカップで障害先頭から3着に粘ったフジダイビクトリー。前走は本当に見せ場タップリの内容でした。▲はばんえいダービーの勝ち馬アサヒリュウセイ。同馬は前走の白雪賞では勝ち馬ワールドピサには離されたとはいえ4着ですから、高重量戦での逆転が期待できます。
以下△に勢いはナンバー1のワールドピサ。他では天馬賞ではフジダイビクトリーを2着に降して勝利したオイドン。昨年のスピードスター賞を勝った後のオイドンがそうだったように、軽量戦は消耗度が高いのか、その後ガッツリ馬体重を減らして凡走する傾向にあるので狙い下げました。このところ軽量戦を集中的に使っているせいか、馬体重が減少傾向にあり、軽量戦向きの体になってきているのが気がかりです。
あとは前走のチャンピオンカップではメンバー中最軽量のハンデだったとはいえ、フジダイビクトリーに先着(2着)のブラックパール。前走では障害で膝をついていたことから、前走比で重量が軽くなる点はプラスですが、古豪相手の好走後の疲れが気になるので狙い下げました。
◎ (6)テンカムソウ
○ (9)フジダイビクトリー
▲ (5)アサヒリュウセイ
△ (8)ワールドピサ
△ (2)オイドン
△ (1)ブラックパール
馬複
6-9 2000円
6-5,8,2,1 各1000円