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2013年1月 4日 アーカイブ

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1/3天馬賞回顧

2013年1月 4日(金)

オイドンが力の違いを見せつける!

 3日(木)は重賞・天馬賞(5歳オープン)が行われ、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に推されたオイドンが優勝。昨夏のはまなす賞以来となる、重賞5勝目を挙げました。

 この日、5.6%でスタートした馬場水分も、好天に恵まれてメインレースでは5.0%まで下がりました。レットフジ、アグリコトブキ、オイドンあたりが先行し、フジダイビクトリーもこの一角。やや早めの展開で第2障害を迎えました。
 ひと息入れて、最初に仕掛けたのはアグリコトブキとフジダイビクトリー。2頭が天板近くまで上がったところでオイドンも登坂を開始します。しかしフジダイビクトリーのかかりがよく、先頭で障害を突破。オイドンもひと腰でクリアし、追撃態勢に入ります。離れた3番手でアグリコトブキが続き、以下アアモンドマツカゼ、タッピイサムもクリアしていきました。
 先頭争いは残り30メートルの手前で、早くもオイドンがリード。次元の違う末脚を発揮し、フジダイビクトリーを置き去りにします。残り10メートルも切っても脚いろは衰えず、2着に11秒5もの差をつけて、ゆうゆうと荷物を運び切りました。フジダイビクトリーも、オイドンにこそ突き放されましたが、しっかりと歩き続けて2着を確保。アグリコトブキは後続の激しい追い上げに遭ったものの、しぶとく粘って3着で入線しました。

 世代限定の定量戦なら、やはりオイドンの実力が圧倒的。ワンサイドとはまさにこのことで、文句のつけようがない勝ちっぷりでした。今後の古馬重賞でどれだけやれるか、要注目です。
 フジダイビクトリーもこの馬なりにすばらしいレースを展開しましたが、今回ばかりは相手が悪すぎた印象。ただ重賞2勝の実力からも、重量と展開次第で今後も重賞戦線をにぎわせてくれるはずです。
 アグリコトブキは9番人気でしたが、オークス馬の名に恥じない走りを披露しました。古馬相手でも牝馬同士なら戦える印象で、さらなるタイトル奪取も可能性十分です。

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鈴木恵介騎手「同世代で定量戦だったら負けるわけにはいかないのでプレッシャーはありましたが、横綱相撲でしたね。軽馬場でちょうどよく、息も入れることができたので、流れも向きました。これから古馬との戦いとなりますが、オープン馬として出世できるよう頑張っていきます」

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