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2012年9月14日 アーカイブ

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9/16銀河賞予想 矢野吉彦

2012年9月14日(金)

ハンデ頭でもオイドン

 関東周辺は9月も半ばというのに連日の猛暑。小雨の状態が続いて水不足が心配です。それにひきかえ、当コラムの私の予想は涙雨続き。やまない雨はない、と思ってはいるのですが、いつやんでくれるんでしょうか。

 今回は銀河賞。ハンデ頭とはいえ、同世代戦なら堅実に走っているオイドンを素直に信頼します。大負けしているレースはいずれも上の世代との混合戦ですから、気にすることはないでしょう。
 馬券はひとまず同馬を1頭軸にした3連単マルチ。3着になることは考えにくいのですが、そうなったときにはソコソコの配当になりそうなので、マルチにしておきます。
 相手はフジダイビクトリー、レットフジ、タカノテンリュウ、ブラックパールの4頭。100円ずつ買うと3600円になりますので、残り2400円で1、2着=オイドン+フジダイビクトリー、3着レットフジ+タカノテンリュウ+ブラックパールの3連単フォーメーション(400円ずつ)を買い足します。1頭軸マルチとフォーメーションのどっちが本線だかわからない予想になっちゃいましたが、これで行きます。

 3連単1頭軸マルチ
 8-1,4,5,9 100円 計3600円
 3連単
 1,8→1,8→4,5,9 400円 計2400円

 そろそろ当たってもいい頃でしょう? では、今回はこのへんで。

9/16銀河賞予想 斎藤修

2冠の期待フジダイビクトリー

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎1フジダイビクトリー
 ◯5タカノテンリュウ
 ▲8オイドン
 △9ブラックパール
 △6アグリコトブキ
 △2ニュータカラコマ

 一応フジダイビクトリーに期待するが、このハンデ差ならどうひっくり返っても驚けないので3連単1頭軸マルチで手広く。

 3連単1頭軸マルチ
 1-2,5,6,8,9 100円 計6000円

今週の見どころ(9/15~9/17)

 9月16日(日)のメインには、4歳重賞・銀河賞が組まれています。今季ここまでに4歳馬の出走できる世代限定重賞は、柏林賞、はまなす賞(3歳・4歳限定)の2戦が行われ、オイドンフジダイビクトリーが着順を入れ替えワンツーを果たしています。今回も両馬による決着となるのか、それとも割って入る馬がいるのか。見逃せないレースになりそうです。

帯広競馬場でのイベントはこちら

 9月15日(土)のメイン第11レースは、銀河の森特別(B1級-1組・20:00発走予定)。キタノオーロラが出走取消で9頭立てとなりました。
 B1級で力上位の存在だったアアモンドヤワラが今開催からA2級へと昇格。同馬と近走、好勝負していた馬たちに勝機到来といえそうです。その筆頭格はキョウエイボーイ。前走のサンポット杯(B1級-1・2組決勝)は2番人気で6着でしたが、相変わらず障害は安定しており、レースぶりは悪くありませんでした。今回、同じ前走の1~3着がおらず、4着と4秒3差、5着とはコンマ1秒差なら展開次第で逆転十分といえます。
 相手は、サンポット杯4着など安定したレースが続くカネサエイショー、同じ前走5着で障害巧者のミノルユウセンが有力です。
 ニシキエースは、サンポット杯で7着でしたが、B1級-1組では連対実績もあります。障害のタイミングひとつで巻き返しが可能でしょう。

 9月16日(日)のメイン第11レースは、4歳三冠の第2弾・第20回銀河賞(20:05発走予定)。クラス別定重量で争われ、オープン馬は今季の収得賞金80万円につき10キロ加算されます。
 重賞4勝を誇るオープン馬・オイドンが740キロのトップハンデで、ブラックパールアグリコトブキの牝馬2頭が最軽量の680キロ。その差最大60キロと開きました。
 一冠目・柏林賞の上位勢からは、1着フジダイビクトリー、2着オイドン、3着レットフジ、5着プラックパールが出走していますが、なかでも注目したいのがブラックパール。1番人気に推された同レースではハナを奪えなかったものの、障害もスムーズで、末脚も確か。7秒1差ならさほど悲観する必要はないでしょう。今回、当時からフジダイビクトリーオイドンが20キロ増なのに対して、ブラックパールは10キロ増。しかも、軽めの馬場が予想されるのは有利なだけに、逃げ切りに期待できそうです。
 相手は、やはり実績上位のフジタイビクトリーオイドンが有力でしょう。このところ精彩を欠いている印象のレットフジですが、馬場が軽くなれば切れ味が生きるはず。この馬もプラックパールと同様、柏林賞から10キロ増です。
 前走(1着)が自己最高馬体重と充実してきたタカノテンリュウや、相性のいい西謙一騎手に戻った障害巧者のタッピイサムも侮れません。

 この日の第9レースには、いちい賞(2歳牝馬オープン・18:50発走予定)が組まれています。
 8月12日に行われた白菊賞(2歳牝馬オープン)で後続をちぎって勝利したセイコークインの相手探しでしょう。唯一の別定5キロ増となりますが、牝馬限定のここでは負けられません。
 白菊賞2着コウシュハクィーン、2歳A級-2組で勝ち星のあるミドリユーナナノチカラや、2歳B級-2組とはいえ前走の勝ちっぷりが見事だったエーマンらがどこまで迫れるでしょうか。

  9月17日(祝・月)のメイン第11レースは、ポテト特別(オープン・20:00発走予定)。近走は毛色別限定戦へ出走していた馬も多く、久々にオープンの強豪が一同に会します。
 中心はカネサブラックでしょう。前走マロニエ賞(8月19日・オープン)では、4着と久しぶりに馬券圏を外しましたが、それでも勝ったナリタボブサップからわずか2秒3差。当時10キロ差あったナリタボブサップ、5キロ差あった2着キタノタイショウと、それぞれ5キロ差、同重量となる今回は、巻き返し必至でしょう。
 ホクショウダイヤは、マロニエ賞では3着と、同重量でカネサブラックに先着しました。前走の鹿毛馬限定戦は追い込み切れず5着でしたが、自己条件のオープンなら見直しが必要です。
 もちろん、ナリタボブサップキタノタイショウも侮れず、2週間後の重賞・岩見沢記念を睨んで熱戦が期待できそうです。

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