先週からナイター開催となったばんえい十勝。5月20日(日)のメインには、昨季のリーディング上位調教師10名の管理馬によるスーパートレーナー賞が組まれています。B1、B2、B3級の混合戦ですが、選抜戦だけに、好調馬が多く激戦模様です。どうぞお楽しみに。
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5月19日(土)のメイン第11レースは、サッポロばんえい缶発売記念(オープン・20:00発走予定)。前開催に行われた重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯で逃げ切り圧勝したホッカイヒカルが別定10キロ増、同2着ホクショウダイヤが5キロ増となりました。
カネサブラックの巻き返しに期待します。今季初戦が6着、そして前走ばんえい十勝オッズパーク杯が3着と、なかなか勝てませんが、状態は上向きの印象を受けます。馬体重も戻りつつあり、そろそろ勝利というシーンも望めそうです。
同じ前走で4着フクドリも差はありません。ホッカイヒカルにはちぎられましたが、2~4着まではコンマ6秒差以内の大接戦。第2障害を先頭で越えられれば粘り込む可能性もあるでしょう。
ホクショウダイヤは、ばんえい十勝オッズパーク杯では、昨季終盤からの好調をそのままに連対を確保しました。もともと春先は好成績を挙げている時期でもあり、引き続き期待が持てそうです。
ばんえい十勝オッズパーク杯組以外では、前走オープン・A1級混合特別で圧勝したナリタボブサップに注目します。
5月20日(日)のメイン第11レースは、スーパートレーナー賞(3歳以上選抜・20:00発走予定)。
好調馬が揃いましたが、3連勝中ニシキエース(村上慎一厩舎)には逆らえません。前走B2級-1組では、第2障害先頭クリアから、差なく続いたライトアームとゴールまでほぼ並走での追い比べとなりましたが、最後まで抜かせず押し切って勝利と、しぶとさも見せました。今回はやや相手が上がりますが、昨季、オープンで勝ち負けしていた地力が違います。ここでは負けられません。
相手はキタノドリーマー(服部義幸厩舎)とキタノストロング(皆川公二厩舎)。4月23日のB1・B2級決勝混合特別では1、2着でした。ともに前走B1級-1組では障害で苦戦し敗れていますが、相手が楽になるここは巻き返しの期待が持てそうです。
ここ2走のB3級-1組では1番人気を裏切り7、4着のペガサスプリティー(久田守厩舎)ですが、昨季はA2級で勝ち負けしていました。障害次第の面はありますが、決め手ではメンバー中上位だけに侮れないものがあります。
5月21日(月)のメイン第11レースは、あやめ特別(B1・B2級決勝混合・20:00発走予定)。5月13日第9レース(B1級-1組)と14日第12レース(B2級-1組)の上位馬による一戦です。
14日第12レースの勝ち馬ニシキエースが不在。同2着馬ライトアームに期待がかかります。今年3月以降、シーズンをまたいで9戦連続3着以内の安定感。近2走はともに2着ですが、相手がオープン経験馬ニシキエースでは仕方がありませんでした。ここは巻き返しを期します。
14日第12レースでしっかり伸びて3着カネミセンショーですが、今回見習い騎手起用の10キロ減がなくなるのは痛いところ。それなら、同4着カントリートレインのほうに妙味がありそうです。
格上の13日第9レース組は近走成績に安定感を欠く馬が多い印象ですが、4月28日のB1級-1組特別で2着だったキョウエイボーイ、同3着ライズドラゴンの両障害巧者に注目したいところです。