今週のばんえい十勝は3連休にあわせ、9月23日(祝・金)~25日(日)の開催となっています。ご注意ください。25日のメインは古馬重賞・岩見沢記念。カネサブラックの名前はありませんが、フクイズミ、ニシキダイジンら豪華なメンバーが集結。熱戦が期待されます。
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9月23日(祝・金)のメイン第11レースは疾風賞(3歳以上オープン・20:05発走予定)。来年2月27日に行われるスピードスター賞の予選第3弾で、定量500キロ(3歳=20キロ減、4歳=10キロ減、牝馬=20キロ減)で争われます。
現役屈指の韋駄天コマクインに期待。今年2月の同条件戦・スピードスターファイナルでは僅差の4着に入っています。そのレースで2着だったトレジャーハンター、同3着のヤマノミントが、7月18日に行われた予選第1弾・サマーダッシュでそれぞれ1、3着と好走。この馬も両馬に続きたいところです。
出走馬中、唯一のオープン馬ワタシハスゴイも有力。こちらはスピードスターファイナルで6着でしたが、着順よりも超軽重量戦に出走したという経験を買いたいところです。
最軽量ハンデ魅力の4歳牝馬ダイリンビューティや、先行力ある3歳の強豪オイドンも争覇圏。近走不振のスピード馬ホクショウマドンナ、ペガサスプリティーも、この重量なら一変があって驚けません。
9月24日(土)のメイン第11レースはアプスポット網走1周年記念(オープン・A2級決勝混合・20:05発走予定)。9月18日第9レース(オープン-2組混合)、同日第8レース(A2級-1組)の上位馬による一戦です。
好調馬揃いの18日第8レース組を上位と見ます。なかでも3着ニシキユウに期待。近4走が3、2、3、3着と堅実。前走は差して、勝ったキョウエイボーイから4秒2差、2着シベチャタイガーをコンマ5秒差まで追い詰めています。今回は特別戦で、キョウエイボーイは前走あった見習い騎手の減量がなくさらに別定5キロ増、シベチャタイガーも別定5キロ増。別定重量の加増がないニシキユウが逆転の可能性十分といえます。
キョウエイボーイ、シベチャタイガーはやや負担重量面で不利ですが、障害巧者だけに、ここも大崩れはなさそうです。
18日第9レース組では、1番人気にこたえて快勝したオレワスゴイが筆頭格。同2着アアモンドヤマトも力量的に差はありません。
9月25日(日)のメイン第11レースには重賞・第47回岩見沢記念(20:05発走予定)が行われます。
フクイズミが08、10年に続くこのレース3勝目を狙います。時にのぞかせる障害への不安も見せずに、近3戦が2、1、1着と完全に軌道に乗りました。強敵となりそうなニシキダイジンとの40キロ差も断然有利。同馬から離され過ぎず追走できれば、ここも豪快な差し脚が見られる可能性が大といえます。
相手筆頭はもちろんニシキダイジン。こちらも重賞2勝を含め目下7戦連続して3着以内と好調を持続しています。今季はほぼ中1週で使われ、好走を続けていますが、このところ体重が減少傾向だったのは心配でした。しかし、今回は前走から中3週と間隔をあけての登場で、ここを目標に万全の調整を積んできたと見るべきでしょう。
ギンガリュウセイは8月のばんえいグランプリでは8着だったものの、その後目下2連勝と調子が上向きのようです。昨年10月の北見記念2着など、オープンでの実績は十分だけに、割って入るシーンも一考できます。
フクドリも7月の北斗賞ではニシキダイジンの2着に健闘と、メキメキ力をつけています。今回は当時よりさらに30キロ重い830キロですが、5歳の若さで克服なるでしょうか。