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2011年9月18日 アーカイブ

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9/18銀河賞回顧

2011年9月18日(日)

ホクショウバトル、復活の重賞2勝目

 18日(日)に行われた重賞・銀河賞(4歳オープン)は、ホクショウバトルが優勝。2歳時にヤングチャンピオンシップを勝った実力馬が、単勝8番人気の低評価を覆して重賞2勝目を挙げました。

 道中はホクショウバトルやレットダイヤ、ダイリンビューティなどが先行態勢。アウルメンバー、トレジャーハンターあたりは後方から慎重にレースを進めましたが、そのほかはほぼ横一線で第2障害を迎えました。
 真っ先に第2障害に挑んだのはダイリンビューティ。それを見てホクショウバトル、ファーストスターも登坂を開始します。なかでも抜群のかかりを見せたのはホクショウバトルで、一気に荷物を曳き上げると先頭で障害をクリアしました。1馬身ほどの差でファーストスターが続き、以下ミスタートカチ、リキエイも圏内で障害を下りていきました。
 逃げるホクショウバトルと追うファーストスターは激しい叩き合いを演じますが、2頭の差はいっこうに縮まらず。残り10メートルを切っても差はそのままで、結局ホクショウバトルが逃げ切ってゴールイン。ファーストスターはソリが半ばまでゴール線を越えて2着と思われましたが、そこでヒザを折って膠着し、そして転倒。その間に障害4番手から脚を伸ばしていたリキエイがかわして2着入線。さらに5番手から一気に伸びたトレジャーハンターが3着となりました。なおファーストスターは結局立て直すことができず、競走中止となっています。

 世代トップクラスの力を持ちながら、3歳三冠では見せ場がなかったホクショウバトル。しかし今季は古馬A級と互角以上のレースを演じており、地力の高さを示していました。今回はハンデ差もありましたが、このレースぶりならさらなる活躍が期待できるでしょう。

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藤野俊一騎手「今年はシーズン途中から使われて状態はよかったし、雨にも恵まれましたね。馬主さんから前々での競馬を指示されていたので、少し無理して前々で競馬をしました。またこういう馬場なら活躍できると思います」

9/18銀河賞予想 山崎エリカ

実績上位馬不振でダイリンビューティから

 今回の出走メンバーで実績上位なのは、重賞の勝ち馬でその後もオープンで戦っているテンマデトドケやトレジャーハンターでしょう。しかし、テンマデトドケは近走不振、トレジャーハンターは8月7日のはまなす賞以来の一戦となり、馬場が軽くなるのはプラスでしょうが、重量が重くなるのは好ましくありません。それならば3走前にA1-1・2組を勝ち、近2走オープンで戦っているダイリンビューティでも勝負になるでしょう。

 ダイリンビューティは前走の紅バラ賞では軽重量馬2頭に先着を許しての3着でしたが、近走の充実度やいつも安定して走ることなどを考えると今回でも上位争いに加われそうです、また、それほどパワーがあるタイプでもないので軽馬場もプラスと見て、同馬を◎に推します。

 ○は前走のように自分のペースで競馬ができないと脆さを発揮するタイプですが、ばんえいダービーを勝ったように、自分のペースで競馬ができると強いミスタートカチ。今回の相手ならば先手を奪える可能性が高いと見ます。

 ▲は柏林賞の勝ち馬ではまなす賞でも1番人気に支持された実績馬のレットダイヤ。近走も障害をキッチリまとめていることから、極端な調子落ちはなく、今回の相手なら上位食い込みの余地はあります。

 あとは△に柏林賞2着、はまなす賞3着のファーストスター。近2走の内容からも軽視はできません。他では重賞初挑戦になりますが、今季7勝の上がり馬はリキエイ。近2走不振も柏林賞3着、はまなす賞1着のツジノコウフクヒメ。

 ◎ (3)ダイリンビューティ
 ○ (10)ミスタートカチ
 ▲ (9)レットダイヤ
 △ (4)ファーストスター
 △ (1)リキエイ
 △ (2)ツジノコウフクヒメ

 馬複を保険に3連単1頭軸マルチで勝ってみたいところですが、意外と馬複で厚めに買ったほうが高回収率のような気がするので(当たればですけどね)、馬複でまとめます。

 馬複
 3-10,9 各1500円
 3-4,1,2 各1000円

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