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2011年8月26日 アーカイブ

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今週の見どころ(8/27~8/29)

2011年8月26日(金)

 今週のばんえい十勝は8月27日(土)~29日(月)の3日間。28日(日)のメインには3歳三冠の第1弾・ばんえい大賞典が組まれています。この3日間も帯広競馬場ではイベントが盛りだくさんです。ぜひ競馬場へお越しください。

帯広競馬場ハロンズ釧路場外でのイベントはこちら

 8月27日(土)のメイン第11レースは道新十勝川花火大会特別(B2・B3級決勝混合・20:00発走予定)。8月21日第12レース(B2級-1組)、22日第8レース(B3級-1組)の上位馬による一戦です。
 21日第12レース2着ファーストスターの相手探しといえます。6月の柏林賞(4歳)で2着、8月のはまなす賞(3歳・4歳混合)で3着と、今年の4歳世代で上位の実力を誇ります。3走前には格上B1級との混合特別を制覇。流れが落ち着く特別・重賞のほうが、持ち前の決め手をさらに生かせるでしょう。
 前走で同馬を破っているのがリキエイ。後半勝負のファーストスターとは対照的に、こちらは前半から飛ばしていくタイプ。今季18戦して17戦で掲示板確保の安定感が魅力です。
 22日第8レース組は、特別への出走経験が少ない馬が多いですが、勝ち馬タカラオーシャンは別格といえます。09年シーズンの最終戦で準オープンの混合戦を勝ってから、1年以上の休養を挟み、今年5月に復帰。その後13戦して9連対と活躍しています。11歳でスピード競馬には対応が難しそうですが、荷物を積まれる特別戦なら、貫録を見せる場面がありそうです。

 8月28日(日)のメイン第11レースには、第36回ばんえい大賞典(20:05発走予定)が行われます。
 6月20日のとかちダービー(3歳オープン)で3着以下を引き離して一騎打ちを繰り広げたタカノテンリュウオイドンに、同レース不出走のニュータカラコマを加えた3頭による争いでしょう。
 なかでも注目はタカノテンリュウ。今季開幕から10戦して、とかちダービー1着を含め、6勝、2着3回、3着1回と好調です。8月7日のはまなす賞(3歳・4歳混合)にも登録がありましたが、出走せず。ひと開催あけて調整されてきました。オイドンとのハンデ差はとかちダービー時から10キロ縮まって20キロとなりますが、上昇度を考えればこの馬でしょう。
 そのオイドンは、とかちダービーでは、トップハンデを課せられながら、わずかコンマ3秒差の2着に踏ん張りました。今回もハンデは厳しいですが、2歳世代三冠で2勝、2着1回と高重量戦の実績ではタカノテンリュウを上回ります。ここ一番での地力発揮が期待できそうです。
 ニュータカラコマは、はまなす賞では、今回と同じ10キロ差でオイドン(5着)に先着の2着。4歳馬に差し切られたものの、ゴール寸前まで先頭キープと見せ場十分でした。また、定量戦のイレネー記念(3月13日)でも一騎打ちの末、オイドンを破った実績もあります。タカノテンリュウとは今季初対戦となりますが、こちらも目下4戦連続連対中と、調子の良さでは負けていません。
 3連勝中のフジダイビクトリーも、初の660キロさえ克服できれば侮れないところです。

  8月29日(月)のメイン第11レースは赤兎馬賞(3歳以上鹿毛馬選抜・20:00発走予定)。出走全馬がオープンまたは準オープンクラスと好メンバーが揃いました。
 注目はフクドリ。北斗賞2着を含め、目下11戦連続3着以内の堅実行進。障害しだいという面がすっかり解消されました。北斗賞では、逃げ切り勝ちを収めたニシキダイジンと同重量ながら3秒0差まで詰め寄っています。ニシキダイジンも最近は軽い重量のレースに対応できていますが、スピード能力を考えれば、今回はフクドリのほうが有利な条件と考えられます。
 ニシキダイジンは北斗賞、ばんえいグランプリの2重賞を含めオープン4連勝中。10歳にしてまだまだ進化を続けているようです。フクドリとは、今季、特別では、7月に1度対戦し、ニシキダイジンが1着で、フクドリは2秒9と僅差の3着でした。しかし、当時はニシキダイジンのほうが5キロ軽く、逆に20キロ重い今回は逆転を許してしまうかもしれません。
 二強対決に割って入るとすれば、ホクショウダイヤでしょう。多少障害で苦戦しても挽回できる決め手を誇ります。

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