先週の開催を終えて(2月28日現在)のジョッキー・リーディングでは、鈴木恵介騎手が190勝を挙げトップに立っています。鈴木騎手は昨シーズンに、ばんえい史上初となる年間200勝をマーク。今シーズンも、早ければ今週の3日間で大台到達という可能性も出てきました。名手の騎乗ぶりに注目したいところです。
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3月5日(土)のメイン第11レースにはとかちえぞまつ特別(A1級-1組・17:05発走予定)が行われます。
A2級で目下3戦連続連対と勢いが出てきたキンノカミに注目。2月20日のA2級-1組で悠々逃げ切り勝ちを収め、先週のA2級-1・2組混合特別は回避。レース間隔をあけて今回を迎えました。相手強化となりますが、最軽量750キロを利して押し切りを期待します。
相手は2月19日のオーロラ特別(A1級-1組)での上位3頭、ミサキスペシャル、シベチャタイガー、ヒロノドラゴン。4番手以下を引き離してゴール前、激しい追い比べを繰り広げました。3頭には今回もハンデ差がありません。上がり馬キンノカミを迎え撃ちます。
3月6日(日)のメイン第11レースは然別賞(オープン-1組・17:05発走予定)。ナリタボブサップ、ニシキセンプーが回避して8頭立てとなりました。
2月21日のチャレンジカップ(4歳以上選抜混合)で2着ホクショウダイヤを13秒3もちぎって勝ったライデンロックに期待。前々走のオープン-2組特別から2連勝中です。オープン-1組に入ると勝ち切れませんが、カネサブラックより30キロも軽い最軽量770キロなら逃げ切れる公算大でしょう。
キタノタイショウは、前走のチャンピオンカップでは、1着カネサブラック、2着ナリタボブサップと10キロ差で3着に健闘。このところ地力強化が感じられます。
カネサブラックは実績断然ですが、別定40キロ増の800キロが気になります。
強力な先行馬が不在で、差し馬ホクショウダイヤ、ホッカイヒカルらが流れに乗れれば食い込む余地もありそうです。
3月7日(月)のメイン第11レースはたちばな賞(4歳以上牝馬オープン・16:55発走予定)。
最大40キロ差なら、トップハンデでもフクイズミの2連覇濃厚といえます。昨年のこのレースでも同じ最大40キロ差トップハンデで勝利しています。
ただ、フクイズミは常に障害への不安がつきまとうタイプ。安定した先行力と障害力がウリのトカチプリティーの逆転も考えられます。
エンジュオウカンはこのところやや精彩を欠いている感もありますが、牝馬限定戦なら食い込む可能性がありそうです。
減量がある5歳の2頭、ワタシハスゴイ、ワタシハキレイズキは、このメンバーと渡り合うには、もう少しパワーアツプが必要でしょう。