6月19日にスタートした今季のナイター競馬は、今週の3日間で終了となります。その徹尾を飾る11日(祝・月)のメインは2歳重賞のナナカマド賞。今年も将来性豊かな若駒が集いました。どうぞお楽しみに。
また、9日(土)のメインにはオッズパーク杯秋桜賞が行われます。当日、帯広競馬場では、オッズパーク会員限定で、入場料無料(入場口で携帯電話のオッズパークのログイン後画面を提示してください)や、先着順でバックヤードツアー参加やメインレースの口取り写真参加などの特典があります。ぜひ競馬場へお出かけください
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10月9日(土)のメイン第11レースはオッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン・20:00発走予定)。10月31日に行われる3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞の前哨戦といえます。
3歳一冠目・ばんえい大賞典馬レットダイヤ、ばんえいプリンセス賞(3歳牝馬オープン)の勝ち馬ダイリンビューティ、両レースともに僅差2着だったツジノコウフクヒメによる三つどもえが予想されます。
なかでも1頭抜擢するとしたらツジノコウフクヒメでしょうか。ばんえい大賞典は、レットダイヤから20キロ軽かったのが、今回はさらに10キロ広がるのが有利。ダイリンビューティには、ばんえいプリンセス賞ではゴール寸前で差し切られていますが、今回と同じ負担重量だったばんえい大賞典では20秒以上も先着しています。
ばんえい大賞典を逃げ切ったレットダイヤ、ばんえいプリンセス賞では見事な差し脚を披露したダイリンビューティも好レースを期待したいところです。
10月10日(日)のメイン第11レースはダークホース賞(20:00発走予定)。今年が第1回となる3歳以上青毛馬選抜による一戦です。
注目を集めそうなのはやはりカネサブラック。同馬を含め今回はオープン(重量区分)馬が5頭出走していますが、今季北斗賞勝ちがある実績は飛び抜けています。次開催(10月24日)の北見記念に向けて落とせない一戦です。
相手選びが難解ですが、不振ぎみの残りのオープン勢よりは、準オープン勢のほうが期待できそう。オープンでも通用する決め手を持つニシキセンプー、障害巧者イッスンボウシ、叩き3走目で復調がうかがえるホシマツリの3頭です。
10月11日(祝・月)のメイン第11レースは2歳三冠の初戦である第33回ナナカマド賞(20:05発走予定)。収得賞金60万円につき10キロ増となる別定重量戦で、牡馬のオイドン、レットフジ、牝馬のプリンセスヤヨイが10キロ増での出走です。
オイドンの相手探しでしょう。目下世代最多の7勝をマークし、別定10キロ増となった近2走も1、2着で、障害はまったく崩れていません。前回の青雲賞(2歳牡馬オープン)は感冒のため出走を取消し、今回は1カ月半ぶりの登場。仕上がりに不安もありますが、実力的にまず連は外さないでしょう。
オイドンが不在だった2歳A級-1組、青雲賞と連勝中なのがレットフジ。ちょっと腰が甘いところがありますが、決め手比べならオイドンにも負けないはずです。
青雲賞で僅差の2、3着だったのがフナノコーネル、ニュータカラコマ。当時はレットフジと同重量だったのが、今回は10キロ差がつきました。特に、ニュータカラコマはやっと走りが常識にかかるようになってきました。素質は高く、力を出し切れば一発が見込めます。
牝馬は、ここまでオープン特別が2戦行われ、プリンセスヤヨイ、トモエウンカイが着順を入れ替えてのワンツー決着。ただ牡馬に混じるとやや分が悪い印象があります。