ナリタボブサップの巻き返しに期待
◎には8月のばんえいグランプリを勝利し、一時期の不振を脱出した感のあるナリタボブサップを抜擢します。同馬は昨シーズンの古馬重賞路線では、カネサブラックやフクイズミの影に隠れる形で、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、旭川記念3着、北斗賞3着、岩見沢記念2着、北見記念2着、帯広記念2着、ばんえい記念3着に敗れました。しかし一昨年前は旭川記念や北斗賞勝ちの実績があり、カネサブラックやフクイズミと比較しても見劣らない実力があることは確かですから、ばんえいグランプリの勝利をキッカケに再度の好走を見せてくれる予感がします。
○には今年6月の旭川記念の勝ち馬で、前走のポテト特別でも1番枠が有利だったとはいえ、ナリタボブサップにわずかに先着しているフクイズミ。同馬は自分から動いていけないため、どうしても展開に左右されがちになるここと、作シーズンほどの勢いが感じされないために狙いを下げました。
▲には7月の北斗賞の勝ち馬で、近2走でもナリタボブサップに先着しているカネサブラック。ただ道新十勝川花火大会特別はナリタボブサップがばんえいグランプリを勝利した後の一戦で疲労残りだったこと、前走のポテト特別などは2番枠でナリタボブサップと比べると枠順に恵まれたことなども勝因のひとつとして挙げられます。今回はやや不利な8番枠で、同馬も作シーズンほどの勢いがないので狙い下げました。
あとは△にオープン2連勝後のばんえいグランプリでも5着に好走し、ここへ来ての成長力をアピールしたギンガリュウセイ。ばんえいグランプリ5着後はゆっくり休ませて、前走のポテト特別はここを見据えた余裕残しの仕上げでしたから、目一杯仕上げてどこまで通用するかが今回の鍵でしょう。
他では北斗賞、ばんえいグランプリともに3着のホクショウダイヤ。現状ではフクイズミやカネサブラックを負かせるだけの力はありませんが、2頭が崩れればチャンスはあります。
◎ (3)ナリタボブサップ
○ (5)フクイズミ
▲ (8)カネサブラッグ
△ (6)ギンガリュウセイ
△ (7)ホクショウダイヤ
馬複
3-5、3-8 各1700円
3-6 1300円
3-7 300円