9月19日(日)のメインには4歳三冠の2戦目・銀河賞が行われます。重賞2勝の実績馬ホクショウバンクの参戦はありませんが、一冠目・柏林賞の1~3着馬を含む10頭が集結しました。
また、19日、20日(祝・月)には、2歳牝馬、牡馬それぞれのオープン特別も組まれています。次開催・10月11日に行われる2歳三冠の初戦・ナナカマド賞を占う意味でも見逃せないレースといえそうです。今週は、若い世代の激突にご注目ください。
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9月18日(土)のメイン第11レースは豊頃町開町130周年記念(A1級-1組・20:00発走予定)です。
ニシキセンプーは今年1月にはオープン特別で、カネサブラックのコンマ1秒差2着がある力量馬。近5走が7、6、2、1、6着ですが、負けても勝ち馬と10秒差前後には差を詰めています。差し脚質だけに成績が安定しないのは仕方ありませんが、実力的に、先行馬をまとめて差し切る場面も期待できそうです。
前開催のオープン・A1級決勝混合特別の1着馬ナカゼンスピード、同2着馬ニシキユウは、ともに近4走すべてで連対と好調を持続しています。ここも大崩れは考えにくいところ。
前走で唯一、オープン-1組特別に出走していたトカチタカラも差はなく、まんじ巴といえそうです。
9月19日(日)のメイン第11レースは、第18回銀河賞(20:05発走予定)。4歳三冠の第2弾で、クラス別定重量で争われます。
三冠初戦の柏林賞では、7着と敗れたキタノタイショウ。最大50キロ差のトップハンデが響いたかたちですが、8月16日の山鳩賞(4歳オープン)では、最大40キロ差のトップハンデで僅差3着に巻き返しています。今回も同じ40キロ差で、経験値が問われる高重量戦なら、十分勝機が見込めるはず。近2戦連勝の勢いも魅力です。
山鳩賞を制したのがトモエエーカン。近9戦で7勝の上がり馬です。1000キロに満たない馬体ながら、前走では今回と同じ負担重量710キロで豪快な差し切り勝ちを決めており、ここも楽しみです。
重賞初挑戦の柏林賞を制したジャングルソング、3歳・4歳混合重賞のはまなす賞を制しているアアモンドヤマトや、障害しだいではフクドリも侮れません。
柏林賞2着のコマクインは320万円未満(重量区分)昇級後、勝ち星がありません。ここも逃げてどこまで粘れるかといったところでしょう。
この日の第10レースにはいちい賞(2歳牝馬オープン・19:25分発走予定)が行われます。ブラックパールが出走取消で9頭立てとなりました。
8月14日の同条件戦・白菊賞を制したプリンセスヤヨイが断然でしょう。前々走では、評判馬オイドンを突き放して、今季、牝馬として2歳A級-1組戦初勝利を挙げています。
白菊賞は6着(1番人気)もその後2歳A級-2組で3、1着のアアモンドマツカゼや、白菊賞2着のトモエウンカイ、2歳A級-2組で2戦連続2着のトモエガギューザンらが相手でしょう。
9月20日(祝・月)のメイン第11レースはマロニエ賞(オープン-2組・20:00発走予定)。
やや精彩を欠く近況の馬が揃いましたが、唯一、別定5キロ増のヤマノミントがひとまず中心といえそう。
涼しくなってきたことで復調が見込めるスーパークリントンが相手。ホッカイヒカルもスムーズに追走できれば、勝った前々走オープン-2組の再現もありそうです。
この日の第10レースには青雲賞(2歳牡馬オープン・19:25分発走予定)が行われます。目下、同世代で最多7勝マークのオイドンが出走を取消し8頭立てとなりました。
同世代の牡馬で、オイドンに次ぐ4勝を挙げている2頭ニュータカラコマ、レットフジが有力といえそうです。
ニュータカラコマはオイドンと同じ前走で3位入線も、第2障害でよれて9着降着。ひと開催の出走停止が課せられました。前走の上位2頭が不在のここは巻き返し必至でしょう。
レットフジは2歳A級-2組、A級-1組と2連勝中と勢いに乗っています。ここまでのニュータカラコマとの対戦成績は2勝2敗とまったくの五分です。