ハンデ微妙もキタノタイショウ
柏林賞の1~3着馬のジャングルソング、コマクイン、アアモンドヤマトと昨年のばんえい菊花賞とばんえいダービーの勝ち馬キタノタイショウなどの4歳馬が人気の中心となる今年のはまなす賞。しかし柏林賞の勝ち馬ジャングルソングは前走の柏林賞を勝利した後に1開催休ませました。これをどう判断するかが馬券の要となりますが、ジャングルソングはそれまで強調できる実績がなかったことから、前走の柏林賞で好走した疲れが出て1開催休ませたのではないかと私は判断します。
また柏林賞の3着馬のアアモンドヤマトは前走自己条件のアイスラガー特別でシンガリ負けを喫していることから調子落ちが懸念されます。よってその2頭は今回は連対圏外と決め付けて予想を組み立てます。
確かに柏林賞2着馬のコマクインの渋太さも捨てがたいものがありますが、私はばんえい菊花賞とばんえいダービーの勝ち馬キタノタイショウを◎にしたいです。キタノタイショウは柏林賞で7着に敗れましたが、それは1開催休ませた後の一戦で重量も前走比40㎏増でトップハンデを課せられていたのが敗因のように思われ、5月29日の4歳オープンでトップハンデを曳いて、前記したジャングルソングやアアモンドヤマトを破っていることから、順調に使われている今回は十分逆転の可能性があると見ます。
また5月29日の4歳オープンではコマクインが勝利したのですが、その時のキタノタイショウとのハンデ差は60㎏で今回は50㎏ですから、その2頭の着差はより詰まるのではないでしょうか。キタノタイショウはけっしてハンデに恵まれたとも思えませんが、昨日の雨の影響が残り馬場が軽いとなればハンデの影響がそこまで出ることもないし、末脚を生かすタイプの同馬にとって展開にも恵まれるでしょう。
そして○には昨年度の2歳チャンピオンのテンマデトドケ。休養明けの前走とかち皐月賞は本調子ではなかったようでシンガリ負を喫しましたが、それまでは4連勝していた勢いある馬です。前走で大きく取りこぼしたからこそ、機を見てここへ出走させてきたわけですから仕上がりに抜かりはないように思えます。キタノタイショウとコマクインの間に割って入ってくるとしたら、同馬の一発のような気がするので、コマクインを▲にしてテンマデトドケの評価を上げます。
以下△にばんえい菊花賞とばんえいダービーの4着馬(ともにアアモンドヤマトに先着)で、前走のミントスポット杯が復調気配を感じさせる内容だったワタシハスゴイ。あとはジャングルソングやアアモンドヤマトなどの実績馬が力を出し切れなければ、レースのハードルが下がって、いくらか軽い馬場を味方にチャンスはあるホクショウバトル。
◎ (5)キタノタイショウ
○ (1)テンマデトドケ
▲ (6)コマクイン
△ (4)ワタシハスゴイ
△ (2)ホクショウバトル
馬複 1-5 1500円
馬複 5-6 2000円
馬複 4-5 1000円
馬複 2-5 500円