6月26日(土)のメインには、オッズパーク杯・ヤングジョッキー賞が行われます。騎手免許取得年が新しい順(同じ取得年の場合は、年齢の若い騎手優先)9名(1頭出走取消)による選抜戦。フレッシュな顔ぶれによる好レースが期待されます。なお、このレースに騎乗する騎手のインタビュー動画がオッズパークサイトにて公開中です。また、翌27日(日)メインは4歳馬による重賞・柏林賞。3歳重賞での実績馬、4歳になって頭角を現してきた上がり馬が勢ぞろいし、混戦ムードが漂います。どちらもお見逃しなく。
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6月26日(土)のメイン第11レースはオッズパーク杯・ヤングジョッキー賞(騎手指定選抜・20:00発走予定)。出走馬の重量区分は、320万円未満から100万円未満までとなっています。
浅田達矢騎手がこのレース連覇の可能性十分といえます。今回騎乗するインフイニティーは今季9戦して8戦が3着以内と堅実さが光るタイプ。ただ、決め手を欠く面があり勝ち星はひとつだけです。早めに第2障害を越え、どこまで粘らせることができるでしょうか。
長澤幸太騎手のコーネルと貝羽智生騎手のブランドボーイは、A2級-1組での戦いとなった近走は勝ち星こそありませんが、大崩れの少ない成績を残しています。相手関係が楽になった今回はチャンスといえそうです。
トップハンデはキツそうですが、林義直騎手のアアモンドヤワラが昨季、オープン混合戦で連対した地力をみせつける場面もありそうです。
6月27日(日)のメイン第11レースに重賞・第4回柏林賞(4歳・20:05発走予定)が行われます。銀河賞(9月19日)、天馬賞(1月3日)へと続く4歳シーズン三冠の初戦。出走馬の重量区分は、オープン2頭、400万円未満1頭、320万円未満2頭、250万円未満5頭です。
アアモンドヤマト(690キロ)は3歳三冠にすべて出走して、一冠目のばんえい大賞典で2着。今季2度行われた4歳オープン特別でも僅差の2、3着があります。障害しだいというのは以前と変わりませんが、4歳になって最後まで歩き切れるパワーが身についたようです。今回、重賞勝ちがある実績馬はハンデを課せられており、前述の4歳オープン特別2戦それぞれの勝ち馬ジャングルソング、フクドリは今回が重賞初挑戦と経験不足が心配。重賞経験、近走の勢いともあるのに、ハンデが有利なアアモンドヤマトに重賞初制覇のチャンスといえそうです。
3歳二冠目のばんえい菊花賞、三冠目のばんえいダービーを制したのがキタノタイショウ(720キロ)。ダービー後は、同世代相手では重いハンデが課せられていることもあり勝利がありません。しかし、毎回しっかり末脚を披露し存在感は示しています。
菊花賞、ダービーでキタノタイショウと僅差の戦いを繰り広げた2頭。アオノレクサス(700キロ)は4歳になって、終いにもうひと脚使えるようになったことに成長を感じます。前走で久々の勝利を挙げ、3開催あけて調整されてきた臨戦過程は魅力です。もう1頭のホクショウバンク(710キロ)は昨季終盤、障害巧者らしからぬレースを繰り返していましたが、近2走連続2着で復活の兆しがうかがえます。
近走の充実度では、ジャングルソングとフクドリ(ともに690キロ)に分がありそう。なかでもフクドリは、近6走で5連対、3着1回と好調を持続しています。
6月28日(月)のメイン第11レースはトマム特別(オープン-2組・20:00発走予定)。出走馬の重量区分は、すべてオープンとなっています。
オープン-1組のメンバーから解放されたギンガリュウセイに勝機到来といえます。有力馬がばんえい十勝オッズパーク杯にまわった今季最初のオープン-1組特別と、続く平場のオープン・A1級決勝混合こそ馬券圏内を確保しましたが、その後2戦は一線級の壁に阻まれました。休養を挟んで、今回は3開催ぶりの登場となりますが、このメンバーに入れば総合力で上位です。
相手はとりあえずウメノタイショウ、オレワスゴイの両障害巧者が有力。実績では断然のトモエパワーがばんえい記念以来の実戦をどう戦うかにも注目です。