5月1日(土)~3日(祝・月)の3日間、帯広競馬場は入場無料。毎年好評を得ているふわふわランドがやってきます。ぜひご家族でお出かけください。なお3日のメインは、スーパージョッキー賞。昨年度リーディング上位騎手による腕比べが見ものです。
5月1日(土)のメイン第11レースは春駒特別(オープン-2組・16:50発走予定)。出走馬の重量区分は、400万円未満5頭、320万円未満4頭となっています。
昨季もオープンクラスだったツジノコウフク、ヤマノミント、バンゼン、ニシキユウが格付的には有利でしょう。この4頭は3月21日のオープン特別で対戦。4頭のなかで唯一別定5キロ増だったにもかかわらずヤマノミントが4着と最先着しており、ここも中心視できそうです。ただ、ほかの3頭はレースぶりに安定味を欠くため、昇級組が割って入るスキもありそう。
その筆頭がイッスンボウシ。パワーと障害力を武器に、昨季は準オープン特別で3勝を挙げたほか、オープン混合戦でマルミシュンキらと差のない戦いをしていた実績があります。
5月2日(日)のメイン第11レースはすずらん賞(4歳オープン・16:50発走予定)。出走馬の重量区分は、オープン1頭、400万円未満1頭、320万円未満2頭、250万円未満6頭となっています。
ハンデを考えれば、それほど差のないメンバー構成といえます。ここは前開催の4歳オープンを制したジャングルソングに注目。3月20日の4・5歳オープン2着、28日のクリスタル特別1着と、世代限定戦2戦連続連対で迎えた今季初戦の前走は、先頭で第2障害を越えたコマクインを差し切って突き放す余裕の勝利でした。今回は特別で負担重量増となりますが、障害巧者だけにむしろ歓迎。2連勝が濃厚といえそうです。
フクドリは、3月21日の4・5歳オープンを制し、クリスタル特別では1番人気に推されたものの4着。前開催の4歳オープンは第2障害での大ブレーキが響き6着でしたが、自慢の末脚でジャングルソングの7秒2差まで追い込みました。障害がスムーズなら差し切る場面がありそうです。
前開催の4歳オープンで2着に粘ったコマクインも、ばんえいオークス4着などの実績から負担重量が増えるのは心配なさそう。今回も軽ハンデを生かしたいところでしょう。
キンノカミは近走不振とはいえ、もともとは障害巧者。2月には4歳オープン特別で勝利の実績もあり、見限れないところです。
5月3日(祝・月)のメイン第11レースはスーパージョッキー賞(オールカマー・16:50発走予定)。昨年度のリーディング上位騎手による選抜戦。なお出走馬の重量区分は、320万円未満1頭、250万円未満7頭、160万円未満2頭となっています。
格でいえば、前走A1級-1組特別で3着のトカチタカラ(藤本匠騎手)。相変わらず第2障害を越えてから粘れない近況ですが、ほとんどが格下の今回は貫禄を示したいところです。
前走A1級-2組を快勝したホリセンショウ(尾ヶ瀬馨騎手)は近14戦で11連対の安定感が武器。引き続き上位争いに加わってくるでしょう。
トウリュウ(藤野俊一騎手)は前走A2級-2組で、第2障害先頭から押し切って勝利。障害巧者ぶりは今季も健在です。
同じ前走で2着のコーネル(大河原和雄騎手)は勝ち味に遅いものの毎年この時期は成績が上向くタイプ。
同3着のキングファラオ(鈴木恵介騎手)はもっと上のクラスでも通用する決め手が武器。展開がハマると怖いところです。