8月3日(月)は「JRAジョッキーDAY」です。一昨年、昨年に続き3度目。今年は、安藤勝己、岩田康誠、勝浦正樹、四位洋文、武幸四郎、中舘英二、藤田伸二、松岡正海、三浦皇成の9名(予定)のJRA所属騎手が帯広競馬場に来場し、エキシビションレースへの騎乗(18:20、19:35発走予定の2レース)を行います。なお、騎乗馬はジョッキー本人によるくじ引きで決定されます。
そのほか場内では、スタンプラリー、エキシビションレースの優勝騎手を予想するクイズや、渡辺和昭、矢野吉彦両アナウンサーと元JRA騎手細江純子さんによるトークショーなど数々のイベントが予定されています。
当日は発走予定時刻が、第1レース14:15、メイン第11レース20:05など、通常と変更になっておりますのでご注意ください。
8月1日(土)のメイン第11レースはシーサイド特別(350万円未満・20:00発走予定)。
グレートサンデーが前開催の中札内花フェスタ特別からの同条件特別連勝を狙います。出走10頭中8頭が同じレースを使われており、その可能性は十分でしょう。突然障害でモロさをみせることがあるだけに絶対視はできませんが、馬場状態を問わない強みがあります。
トウリュウが相手筆頭。理想は乾いた馬場での障害力勝負ですが、中札内花フェスタ特別(馬場水分8.2%)でも、5着に踏ん張り底力を示しました。グレートサンデーを尻目に逃げ切った6月27日の同条件・旭川のお米JAたいせつ米杯(同4.7%)くらいに馬場が落ち着けば、再び勝利の可能性もありそうです。
中札内花フェスタ特別3着ウメノタイショウは急上昇中の4歳馬、前走450万円未満決勝混合を制したトカチタカラ、先行力が武器のブランドボーイも好勝負できるでしょう。
8月2日(日)のメイン第11レースはサマーカップ(オールカマー・20:00発走予定)。700〜630キロと上下70キロのハンデ差がつきました。
ハマナカキングはスピードに加え、逃げ差し自在な脚質が持ち味。元オープン馬たちがひしめく準オープンクラスで活躍しています。今回、強敵といえそうなのはホクショウダイヤだけ。同馬より10キロ軽い690キロで、前で競馬ができるとなれば、このレース連覇の可能性が高いといえます。
トップハンデのホクショウダイヤは旭川記念、北斗賞と重賞で連続2着と成長を感じさせます。ためて行っての決め手勝負で好成績を挙げていましたが、このところ積極策に出てもきっちり末脚を使えるようになりました。今回は、軽ハンデ馬たちが速い流れをつくりそうですが、最近のレースぶりから差し遅れる心配はないでしょう。ハマナカキングとの一騎打ちに持ち込む構えです。
割って入るならカネタマル。好位からの競馬が板についてきた印象で、650キロも恵まれた感じです。
8月3日(月)のメイン第11レースはJRAジョッキーDAY特別(450万円未満・20:05発走予定)。
ここは走りに安定感が出てきたニシキダイジンに注目します。テンの速さは一級品も、とにかく障害のデキしだいという馬でしたが、このところカカリの良さが目立ちます。昨季、初のばんえい記念で4着とブレイクした馬ですが、そのきっかけとなったのが、ばんえいグランプリでの逃げ切り勝ちでした。今年は8月16日に実施されますが、その出走馬選定のファン投票へ向けて、ここで勝って存在をアピールしておきたいところです。
前開催の同条件特別の覇者ヤマノミント、前走450万円未満決勝混合を制したホクトキングや、昇級初戦も昨季は準オープンで勝利の実績馬ヨコハマイサム、久々の自己条件で巻き返しを狙うオレワスゴイなど相手も揃いました。