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4月26日(日)のメインは今シーズン第1弾の重賞・第3回ばんえい十勝オッズパーク杯です。オープン720キロ(牝馬700キロ)、450万円条件710キロ、270万円条件690キロの別定重量で争われます。
焦点はカネサブラックの3連覇なるかですが、昨年、一昨年と違うのは、昨シーズン最終戦でばんえい記念を使われていること。初の1トンを曳いての激闘疲れが残っている可能性も否定できません。
ここはホクショウダイヤに期待します。昨シーズン、重賞では苦戦することが多かったものの、前回のこのレースではカネサブラックから3秒5差の4着と健闘していました。決め手自慢で、負担重量は軽いほうが向くタイプ。当日、雪の予報が出ているのはプラスだけに、重賞初制覇のチャンスといえるでしょう。
相手は、昨年のこのレース1、2着馬カネサブラック、ナリタボブサップ。ともに軽い馬場は得意。実績からいっても上位進出が濃厚です。
この3頭による争いが有力でしょうが、スーパークリントンも侮れないところ。パワータイプで時計のかかる馬場のほうが向く印象ですが、昨シーズン後半は湿った馬場の軽い負担重量のレースにも対応できていました。
ギンガリュウセイは昨年9月以降、19戦15勝、2、3着各2回の好成績。昨シーズン最終戦の5歳オープンを逃げ切って世代の頂点に立ちました。今回オープン勢と10キロしか差がありませんが、古馬一線級を相手にどんな戦いをみせてくれるか注目です。
出走表はこちら
【参考レース】
08/4/272008年度ばんえい十勝オッズパーク杯(勝ち馬:カネサブラック)
3/ 1チャンピオンカップ(勝ち馬:カネサブラック)
3/29ばんえい記念(勝ち馬:トモエパワー)
いよいよ平成21年度のばんえい十勝が開幕。来年3月29日(月)までの計150日間が予定されています。なお5月4日(祝月)までの6日間は昼間開催として行われ、第1レースが11:20発走予定となっています。
26日(日)のメインは重賞・第3回ばんえい十勝オッズパーク杯。オープンの強豪や楽しみな上がり馬など9頭が揃い、好レースが期待されます。スカパー!の放送チャンネルは795chとなりますのでご注意ください。
4月25日(土)のメイン第11レースは旭川北彩都場外発売所開設記念レラ・スポット特別(350万円未満・16:50発走予定)。
ばんえい競馬では年度替わりを区切りとして、過去3シーズンの収得賞金額によってクラス編成がなされます。そのため、大幅な降級が生じることがあります。
ここも実績上位のオープンからの降級組が有利でしょう。なかでもエンジュオウカンの実力が抜けています。昨シーズンは重賞ヒロインズカップ2着をはじめ、オープン(混合戦除く)で3勝を挙げる活躍。今回は唯一の牝馬で20キロ減も有利だけに、障害力を生かしての押し切りが濃厚でしょう。
相手筆頭はホクトキング。こちらも昨シーズンはオープンで活躍した力量馬で、昨シーズン最終戦勝利の勢いをここにつなげたいところです。
イケダガッツは昨シーズン終盤、おもに混合500万円未満戦で早めに先行勢にとりつく競馬で好成績を挙げていました。実績的には前述2頭に劣りますが、障害さえうまく越えられれば、割って入る余地もありそうです。
4月26日(日)のメイン第11レースは重賞・第3回ばんえい十勝オッズパーク杯(16:55発走予定)です。このレースは別掲のばんえい十勝オッズパーク杯プレビューをご覧ください。
4月27日(月)のメイン第11レースは春駒特別(450万円未満・16:50発走予定)。準オープンクラスの中堅どころが揃いました。
ここはホシマツリに期待します。昨シーズン後半はオープン、混合500万円未満で勝ち切れないレースが続きました。しかしここは相手関係が楽になっており、当日は軽い馬場状態となりそう。得意のスピード勝負に持ち込んで久々の勝利を狙います。
格上的存在のギャンブラークイン、5歳馬の勢いを感じるミサキスペシャル、ばんえい記念に2年連続して挑戦したヨコハマイサムらが相手でしょう。