ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2008年9月27日 | メイン | 2008年10月 2日 »

2008年9月28日 アーカイブ

1

9/28ナナカマド賞回顧

2008年9月28日(日)

ホクショウバンクが素質を見せつける!

 28日(日)は、4年ぶりに重賞格付けされたナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、ホクショウバンクが断然人気に応えて勝利。この世代初の重賞ウイナーとなりました。

 道中は平均ペースで進み、各馬一団のまま第2障害へ。真っ先に仕掛けたキンノカミが先頭で第2障害を下りたものの、1馬身程度の差で5頭が横一線で追いかける展開。この2番手集団の中からホクショウバンクのエンジンが掛かり、残り30メートル付近で先頭へ。ワタシハスゴイが追撃するように2番手に浮上しましたが、2頭の差は1馬身から詰まらず。結局ホクショウバンクが押し切り、先頭でゴールしました。2着にワタシハスゴイが入り、混戦となった3着争いはタワノアヤカが制しました。

 ホクショウバンクは今年最初の能力検査で1番時計を出し、デビュー前から期待されていた素材。これまで11戦して大敗したのは1度(6着)だけで、あとはすべて3着以内と安定した力を見せています。今回の一戦で目立ったのは、3着以下の各馬がゴール手前で詰まるなか、きっちり終いまで歩ききった末脚の確かさ。スピード一辺倒ではないことを証明し、今後の飛躍が期待できるレースぶりだったと言えるでしょう。
 2着のワタシハスゴイも同様。94年にこのレースを制した父アキバオーショウに続くことはできませんでしたが、終いまでしぶとく食い下がった内容は高評価できます。崩れの少ない成績、そしてデビュー時から100キロ近く馬体重を増やした成長力からも、今後注目の1頭です。

成績はこちら
映像はこちら

鈴木恵介騎手「(重賞タイトルを)まずひとつ獲れてよかったです。レース前は、ノーハンデだったら何とかなるなと思っていました。レースでは少しイレ込んでいて出だしが遅い感じだったし、道中も押し気味でしたね。でも下りてからはしっかり歩く馬だから、もってくれると思いました」

9/28ナナカマド賞予想 山崎エリカ

オレの敵をワタシが討つ!

 2歳三冠レース第一弾・ナナカマド賞。「◎はデビューから大きく崩れたのは4走前だけで、それを除けばすべて3着以内のホクショウバンク」と言いたいところですが、同馬はデビュー前から評判が高かった馬で、いつも過剰人気なので◎にするのは遠慮することにしました。この手の馬を狙うと点数を絞り込まなきゃいけない上に、また3着になるリスクがあるから怖いです。

 そんなこんなで今回は、牝馬が相手とはいえ逃げ切り勝ちしたいちい賞が好内容だった◎ワタシハスゴイで攻めます。前走こそ6着に負けましたが、皆川厩舎らしくそこへ向けて仕上げなかった感がバリバリで、前々走でホクショウバンクに先着なら巻き返しに期待したいです。昨年のナナカマド賞は同厩のオレワスゴイが惜しくも2着でしたから、今年は是非その敵を取ってもらいたいものです(「勝つまではどうかな?」って気もするけどね)。

 ○には青雲賞の勝ち馬で、その後も3着、2着と好走しているホクショウバンク。ワタシハスゴイさえくれば、相手もホクショウバンクのような気がするので、この組み合わせは大さじ一杯買っておきたいです。

 ▲には前走は惨敗も青雲賞で○に次ぐ2着に好走し、前々走では◎○に先着のスギノハリアー(中さじ一杯購入)。あとは△に青雲賞3着で巻き返し一発のアオノレクサスと、◎○▲に先着の実績があり、ひと開催お休みさせて立て直した効果があれば走れるサクラエビス(小さじ一杯購入)。

 最後にやっぱりホクショウバンクだったらごめんなさい! <(_ _)>

 ◎ (7)ワタシハスゴイ
 ○ (9)ホクショウバンク
 ▲ (5)スギノハリアー
 △ (4)アオノレクサス
 △ (10)サクラエビス

1
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.