9月7日(日)のメインは第16回銀河賞。昨年から4歳三冠の第2弾としてこの時期に移設、クラス別定重量で争われる一戦です。
負担重量は、オープン2頭の730キロから400万円条件の牝馬3頭の690キロ(710キロから牝馬20キロ減)まで上下40キロ差がつきました。一冠目・柏林賞(6月1日)を含め、それ以降に行われた4歳(3歳との混合戦含む)オープン4戦で連対した4歳馬7頭(1頭は3歳馬)中5頭が30キロ以上のハンデをもらっていた馬。ここもやはり軽量馬が有利でしょう。
となると、好走の可能性が高そうなのは、690キロのニシキガール、ペガサスプリティー、プリンセスモモと、700キロのミサキスペシャル、ホッカイヒカルの5頭。
なかでもミサキスペシャルは、それらの4戦ですべて4着以内と堅実だけに有力でしょう。安定した障害力が武器のパワータイプで、重馬場になればさらに好走の確率が高まります。
逆に軽い馬場になれば台頭してきそうなのが、前開催のはまなす賞(3・4歳オープン・馬場水分4.6%)を障害2番手から差し切ったペガサスプリティーや、柏林賞(同4.2%)で2着に追い込んだプリンセスモモの牝馬2頭です。
20キロ減の牡馬2頭、コーネルフジははまなす賞を回避しここに備えてきたローテーションが魅力、マルニゼウスは決め手ではナンバー1。力のいる馬場状態なら牝馬勢を押しのけ上位に食い込んでくるでしょう。
オープン格付のアローファイターは、3歳時に定量戦のばんえいダービーを圧勝している実力馬。世代限定戦では安定して上位に食い込んでいますが、ここもトップハンデで勝ち切るまではいかないでしょう。
出走表はこちら
【参考レース】
6/ 1柏林賞(勝ち馬:ホッカイヒカル)
6/29ライラック賞(勝ち馬:コーネルフジ)
7/20紅バラ賞(勝ち馬:マルニゼウス)
8/24はまなす賞(勝ち馬:ペガサスプリティー)
※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。