22日(土)はききょう特別(3歳以上360万円未満)が行われ、2番人気のメダマが快勝。今季5勝目を挙げました。
第2障害はメダマがひと腰で登り切る展開。キングシャープが2番手で続き、アローファイター、シベチャタイガー、ホクショウドラゴンが並んでクリアしました。しかしメダマの逃げ脚は快調。終始キングシャープとの差を1馬身程度保ち、そのまま先頭でゴールを果たしました。2着キングシャープで、3着に終いまできっちり歩ききったホクショウドラゴンが入線。
23日(日)のメインレースに行われたマロニエ賞(3歳以上オープン)は、4番人気のニシキダイジンが勝利。前走7着から巻き返し、今季2勝目を挙げました。
縦にバラけた展開のなか、真っ先に第2障害に挑んだのはニシキダイジン。やや苦戦したものの先頭でクリアし、ゆったりと障害を下りていきました。後続は少し遅れて、ホクショウファイト、ヤマノミント、スーパーロイヤルといったあたりが追走集団を形成。そのなかからヤマノミントが抜け出て、さらに遅れて障害を越えたエビスオウジャも豪快に脚を伸ばします。残り10メートルを切って、先頭はニシキダイジン、1馬身差でヤマノミント、エビスオウジャ、ホクショウファイトが並ぶ展開。ニシキダイジンにとっては苦しい苦しい展開となりましたが、かろうじてこの追撃を振り切り、先頭でゴールイン。3頭横並びの2着争いは、ヤマノミント、ホクショウファイト、エビスオウジャの順で入線しました。
この日の第10レースは、白菊賞(2歳牝馬オープン)が行われました。ここを制したのは2番人気のカネヅル。通算3勝目を挙げ、2歳牝馬の頂点へ名乗りを上げました。
第2障害はカネヅルが先頭で越え、2番手に1番人気のスーパーシャトル。残り30メートル付近で、いったんはスーパーシャトルが前に出たように見えましたが、しかし、スーパーシャトルは脚いろが鈍ったあげく、残り20メートル付近で止まってしまいました。立て直して追い込んだスーパーシャトルでしたが、結局は届かず。終いまで確かな脚いろを見せたカネヅルが、逃げ切り勝ちを収めました。障害3番手から、苦しみながらも粘ったタカユリが3着を確保。
24日(振・月)は山鳩賞(3歳以上混合700万円未満)が行われ、紅一点のギャンブラークインが勝利。これで4連勝とし、好調をアピールしました。
早めに第2障害に挑んだギャンブラークインは、やや登坂に手間取るも先頭でクリア。セーフティーリードを広げて逃げ込みを図ります。トウリュウ、シンザンウィークが遅れてクリアし、猛追を開始。しかしギャンブラークインはリードを保ち、ゴール前で苦しくなったものの、ギリギリ一杯、なんとかゴール線を越えました(入線直後にストップ)。2着には追い込んだシンザンウィーク。トウリュウが3着入線を果たしました。