1日(土)に行われたのは十勝だいず特別(3歳以上250万円未満)。ここは近2走3、2着と着順を上げてきていたカイセイアーチが優勝しました。
砂煙が上がるなか、カイセイアーチは真っ先に障害に挑み、これを先頭でクリア。一気に後続を突き放して独走態勢を築きます。遅れてキクスイホマレ、トマランサー、ホシタロウあたりが続き、コーネルフジも圏内で追撃態勢に入りました。逃げるカイセイアーチの脚いろには余裕が見られましたが、残り10メートル付近でストップ。そこへキクスイホマレとコーネルフジが鋭く追い込んできたものの、結局はカイセイアーチがこれを振り切って優勝しました。2着にキクスイホマレ、3着コーネルフジの順で入線。
2日(日)はメインレースに重賞の銀河賞(4歳オープン)が行われ、ツジノコウフクが重賞初制覇。このレースについては、別掲の銀河賞回顧をご覧ください。
この日の第7レースに行われたのは2歳A-1戦。ここはウメノタイショウとコトブキタイガーが馬体を併せての一騎打ちを演じ、わずかにウメノタイショウが先着。馬連単は万馬券となり、波乱の決着となりました。なお2番人気のホクショウジャパンは4着に敗れ、初めて連対を外しました。
3日(月)のメインレースはじゃがいも特別(3歳以上混合700万円未満)。ここは2番人気の紅一点ギャンブラークインが優勝しました。
力強く、ひと腰で第2障害を越えたギャンブラークインは、いったんハマナカキングに迫られる苦しい展開。しかし、そこから持ち前のスピードを発揮すると追撃勢を逆に突き放し、ゆうゆうと先頭でゴールを果たしました。2着は終いに甘くなったハマナカキングが粘り込み、追い込んだグレートサンデーは届かず3着。