25日(土)には、道新十勝川花火大会(19:00~19:45)が行われるため、発走時刻を変更してレースが行われます。第1レースが13:10、第10レースが18:55、メインの第11レースが20:15発走となりますのでご注意ください。
さて、6月4日の落馬負傷により戦列を離れている松田道明騎手の近況が、ばんえい十勝ホームページに掲載されています。先日のばんえいグランプリを制したエビスオウジャの主戦も務めていた同騎手の一日も早い復帰を待ちたいと思います。
8月25日(土)のメイン第11レースはJALツアーズカップ(混合500万円未満・20:15発走予定)です。
キョクシンオーは、8月5日に行われた混合戦の共和かかし祭杯、前開催の十勝川温泉第一ホテル豆陽亭杯と、このクラスで2連勝中。前走は、他馬より5~15キロ重いトップハンデ705キロを課せられましたが、1番人気にこたえ危なげなく逃げ切りました。今回はさらに5キロ加増され710キロでの出走ですが、レースぶりにはまだ余裕が感じられます。早め障害クリアから粘り込む強いレースで、3連勝を期待したいところです。
相手は、430万円条件のミスターセンプー。前開催のとかちワインばんえいラベル発売記念(430万円未満)では、1番人気を裏切り10着。仕掛けは一番早かっただけに、障害さえまともだったら押し切っていた可能性もあります。前走に引き続き700キロでの出走となりますが、今回は巻き返してくるでしょう。
十勝川温泉第一ホテル豆陽亭杯で3、4着のライジングサン、フクノカミカゼらも有力。共和かかし祭杯3着のキリンオーも一角崩しを狙います。
8月26日(日)のメイン第11レースは、とかちえぞまつ特別(オープン)です。
メンバー的には、前開催のばんえいグランプリと、8月5日のサマーカップの再戦模様です。
参考になるのは今回と負担重量が近いサマーカップ。障害を先頭でクリアしたナリタボブサップと、差なく続いた2番人気カネサブラック、タケタカラニシキら3頭の争いとなりました。残り20メートル付近でカネサブラックが単独先頭に立つと、食い下がるナリタボブサップを振り切って優勝。3着にはタケタカラニシキが入りました。
1番人気に推されながら10着に敗れたのがフクイズミ。7月22日の北斗賞に続いて障害に苦戦し最下位でしたが、前走ばんえいグランプリではカカリの良さが戻り、勝ち馬と0秒9差2着に復活。今回も先行勢から大きく離されず、自慢の末脚を活かす展開に持ち込みたいところです。
カネサブラックには、今回、サマーカップから5キロ増となるトップハンデ740キロが課せられました。740キロが許容範囲であることは、ばんえい十勝オッズパーク杯(1着)で証明済み。今回も有力馬の1頭には違いありません。しかし今季740キロ以下で出走した6戦中勝った3戦では、ほかのオープン馬たちとの重量差はプラス5キロ(牝馬は25キロ)まで。今回は、ほかのすべての出走馬たちと10キロ(牝馬は30キロ)差がつくことが気がかりです。
サマーカップで好走したナリタボブサップ、タケタカラニシキや、前走のオープンで今季初勝利を挙げたトカチプリティーなども争覇圏でしょう。
8月27日(月)のメイン第11レースは十勝あずき特別(混合360万円未満)です。
注目はキングシャープ。前走十勝川特別(360万円未満)では、障害に手間取り、前とは大きく離されました。しかしよく追い込んできて4着を確保。負けて強しといったレース内容でした。今回は混合戦で、前走より相手関係が楽になった印象。昨季は800万円条件で勝ち負けしていた底力に期待したいところです。
その十勝川特別でヒザを折りながらもすぐに立て直し、2着に入ったホクショウドラゴンも有力。
2連勝中のカネミセンショーや、今季この条件で掲示板を外していない3歳馬アローファイターなども侮れません。