12日(土)に行われた新緑特別(3歳以上500万円未満)は、1番人気のハヤテショウリキが優勝。近走は掲示板を外さない堅実な走りを見せており、好調ぶりがうかがえます。第2障害を豪快に駆け上がったハヤテショウリキは、ふた腰でこれをクリア。その後はコマタイショウ、ハイタワーらが猛追してきましたが、ハヤテショウリキもしっかりとした末脚を披露。後続をまったく寄せつけることなく、先頭でゴールしました。障害2番手から追いすがったコマタイショウが2着。障害後に鋭く伸びたハイタワーが3着を確保しています。
母の日の13日(日)はオープン牝馬によるカーネーションカップが行われました。これを制したのは、430万クラスのイナノプリンセス。軽ハンデを生かして、並みいる強豪を一蹴しました。中団からゆったり進んだイナノプリンセスは、障害下でタメたのが奏功し、ひと腰でこれをクリア。一歩前でエンジュオウカンが障害を越えていたものの、即座に先頭を奪って逃走。後続各馬の追い込みを退け、ゆうゆうとゴールを果たしました。障害5番手から追い込んだ実績馬トカチプリティーが2着で、3着には軽量タケトップクインが入線。
14日(月)は青葉特別(3歳以上混合600万円未満)が行われ、3番人気のアローコマンダーが優勝。前走5着から巻き返し、実力をあらためて証明しました。4歳馬ホクショウダイヤが早めのレースを展開しますが、障害を先頭でクリアしたのはキョウエイボーイ。しかし、障害3番手からじっくりレースを進めたアローコマンダーは、残り20メートル付近で先頭へ。最内からホクショウダイヤが鋭く追い込みましたが、これをしのいだアローコマンダーが1着でゴール。僅差2着にホクショウダイヤで、障害2番手から粘ったバンゼンが3着となりました。