30日(振・月)の第11レースに、新生ばんえい競馬初の重賞ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜)が行われます。
昨季のばんえい記念では、第2障害でヒザを折ったもののすぐに立て直し、2着に40秒近い差をつける圧勝劇を演じたトモエパワー。コース実績もあり、年明けに重賞を2勝した勢いそのままに重賞連勝を狙います。
またこのレースでは、出走馬の半数を占める5歳勢にも注目です。
まずはカネサブラック。3歳時には三冠の第1弾・ばんえい大賞典、昨年は旭川記念を制しました。ハイレベルといわれる同世代のなかでも一歩先を行く実力の持ち主で、古馬混合オープン戦でもコンスタントに成績を残しています。
スーパークリントンも、ホクレン賞、銀河賞と重賞を2勝。今シーズンはオープンクラスに格付けされました。
そのほかの5歳勢、ポプラ賞を制したスーパーロイヤル、クインカップを制した牝馬ニシキシャープ、重賞勝ちはないものの昨季最終戦のスターライト特別で前述4頭を下しているナリタボブサップも楽しみな存在です。はたしてこの5頭のなかで、王者トモエパワーに挑戦状を叩きつけるのはどの馬か。今後の古馬戦線を占う上でも重要な一戦となります。
そのほか、ばんえい記念ではトモエパワーに大きく差をつけられましたが2着と力のあるところをみせた10歳馬シンエイキンカイ。重賞13勝の女傑サダエリコ、外枠を利して上位をうかがうタケタカラニシキ、一発を狙うエビスオウジャが出走します。
出走表はこちら
【参考レース】
1/8 ニューイヤーカップ(2着:カネサブラック)
1/21 睦月特別(勝ち馬:カネサブラック)
3/25 スターライト特別(勝ち馬:ナリタボブサップ)
3/25 ばんえい記念(勝ち馬:トモエパワー)