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2007年3月12日 アーカイブ

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レース回顧(3/9~3/12)

2007年3月12日(月)

 9日(金)のメインレース雪柳特別(4歳以上800万円未満)は、1番人気のタカラボーイが優勝。これで連勝を5に伸ばしました。レースは第2障害をそれぞれ先頭と2番手で降りたイケダガッツとコブラタイガーのマッチレースになるかと思われましたが、タカラボーイが先を行く2頭をゴール線上できっちりと捉えました。惜しい2着はイケダガッツ。3着はコブラタイガーでした。
 なお同日の第9レースの4歳以上オープン混合ホクトキング。第10レースの4歳以上オープンは、トカチプリティーとの人気馬対決を制したホシマツリが勝っています。
 10日(土)のメインレース春蘭特別(4歳以上オープン)エビスオウジャが優勝しました。先頭で第2障害を駆け降りたタケタカラニシキを、エビスオウジャが津波のような勢いで猛追し、最後にはきっちり差し切りました。タケタカラニシキが2着。ジワジワと追い上げたナリタボブサップが3着。なお1番人気のカネサブラックは第2障害でのヒザ折りが響き、追い上げ届かず5着でした。
 11日(日)のメインレースに行われたのは重賞イレネー記念(3歳オープン)です。このレースについては別掲のイレネー記念回顧をご覧ください。
 この日の第10レースは、蛍の光賞(11歳・8歳牝馬オープン)が行われ、ホクリュウイチが見事引退の花道を飾りました。歴戦の猛者たちが第2障害に手こずるなか、最初に障害を越えたのはホクリュウイチ。ツルマキシンザンがこれに続き、結局この2頭で決着。離れた3着にはダテチカラが入りました
 またこの日の7レース終了後には、毎年恒例の、今季で引退する競走馬表彰式が行われました。なお残念ながらスーパーペガサスはケガのため姿を見せませんでした。
 12日(月)のメインレースあんず特別(4歳以上650万円未満)は、発馬直後、左にヨレるハプニングをものともせずキタノカイザーが勝ちました。ひと腰で第2障害を越えたキョウエイボーイを追うキタノカイザー、バンゼン、コマタイショウの3頭がほぼ同時に障害を駆け降り、そのまま並走。最後わずかにキタノカイザーが抜け出しました。2着にバンゼン。同タイムの3着にはコマタイショウが入り、結果として人気順どおりの固い決着となりました。
 なおこの日の第10レース4歳以上オープン勝入混合別定の出走馬は、9日の第9レースと第10レースの上位入線馬による編成。このレースではトカチプリティーが勝ちホシマツリ(3着)に雪辱しています。

3/11イレネー記念回顧

カネサリュウ3歳世代の頂点へ

 11日(日)に行われた重賞のイレネー記念(3歳オープン)は、1番人気のカネサリュウが優勝。ホクレン賞に続く重賞2勝目で、現3歳世代の頂点を奪取しました。
 3歳馬にとっては高重量ですが、馬場が軽いこともあって第2障害までは意外に速めのペース。各馬少し息を入れ、登坂を開始しました。その第2障害を先頭であっさり越えたのはシベチャタイガー。カネサリュウも差のない2番手で続くと、即座にシベチャタイガーに並び掛けました。そこからは隣枠同士の一騎打ち。シベチャタイガーも必死で食い下がりましたが、カネサリュウは残り30メートル付近で奪ったリードを死守。半馬身ほどの差を保って、そのままゴールを迎えました。2着シベチャタイガーで、障害4番手からジワジワ追い込んだアローファイターが3着を確保。結果1、2、3番人気の決着となりました。
 カネサリュウは前述のとおり重賞2勝目。近走はハンデを積まれて苦戦していましたが、同重量となれば話は別。障害を無難にまとめ、きっちり脚を伸ばせるところはレースセンスを感じさせます。重量をある程度背負っても上位争いを演じられるだけに、今後の成長が楽しみです。シベチャタイガーは軽馬場が味方したともいえますが、高重量を背負いながら一時期の末の甘さが見られなかっただけに、まだまだこの世代のトップホースとして活躍してくれるでしょう。

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