25日(日)はメインレースにウイナーズカップ(4歳以上重賞・特別競走優勝馬)が行われます。条件にあるとおり、今季の重賞と特別で勝利を挙げた馬による一戦です。最軽量のキキリンドウ(650キロ)から最重量のホクショウファイト(760キロ)まで、その差は実に110キロ。馬券的には非常に難しい一戦といえるでしょう。しかし、エンジュオウカンの前走は見事な快勝だっただけに、ここでも主役を演じられるはず。持ち前の先行力のみならず自在に動ける脚もあり、加えて735キロと重量的にも恵まれている印象だけに期待したいと思います。同重量のトカチプリティーも実力的にはヒケを取らず、前走快勝の勢いもあって期待できるでしょう。軽量の4歳牝馬組では、ニシキユウが重量と実力のバランスから考えて争覇圏。ツルマキシンザンは重量的に厳しいかもしれませんが、調子のよさを生かして上位争いに加わってきそうです。
26日(月)はケンタウルス特別(4歳以上800万円未満)が行われます。ほとんどの出走馬が納沙布岬特別に出走しており、ほぼその再戦となりました。その納沙布岬特別3着を含め、近走つねに上位でフィニッシュを果たしているギャンブラークインが中心となるでしょう。勝ちきれないのは事実ですが、堅実な先行力とレースぶりは評価できるだけに、ここも十分に期待できるでしょう。ライジングサンは成績にムラはあるものの、実力は上位だけに一発の期待がもてます。唯一別路線からきたハヤテショウリキは、近走の好調ぶりから昇級戦でも好勝負必至。納沙布岬特別で2着と気を吐いたイケダガッツも、もう一発を狙っています。