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2006年7月21日 アーカイブ

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7/23北斗賞プレビュー

2006年7月21日(金)

 23日(日)は、今シーズンの岩見沢開催最初の重賞となる北斗賞(3歳以上オープン)が行われます。出走馬9頭中、8頭が旭王冠賞に出走しており、再戦の色合いが濃い一戦となりました。
 中心はもちろんサダエリコ、ミサイルテンリュウ、ミサキスーパーなどになりますが、なかでも注目したいのはミサイルテンリュウ。旭王冠賞は自分のペースでレースを進めることができましたが、サダエリコの確実な末脚に屈して2着。ただ今季5戦して、敗戦はその1回のみ。安定したレースぶりはここでも信頼が置けるでしょう。障害の安定度も相変わらずで、その障害で後続をどれだけ突き放すことができるかがカギとなります。
 昨年に続く連覇を狙うサダエリコも、もちろん注目の1頭。旭王冠賞制覇以降は3、2着と足踏みしていますが、この馬の実力は言わずもがな。特にその旭王冠賞では不安説を吹き飛ばすような、見事な快勝を収めたことも記憶に新しいと思います。今回のレースの焦点は、サダエリコが障害を越えた時点での、ミサイルテンリュウとの差。その差が少なければ少ないほど、サダエリコの勝利の可能性は高くなるでしょう。
 旭王冠賞3着で存在感を示したミサキスーパーも注目。苦戦が予想されながらも、きっちり3着を確保した旭王冠賞は、実績馬の貫禄といえましょう。近2走は3、5着と精彩を欠いていますが、重量が800キロ近くまで上がれば話は別。一角崩しの可能性もありそうです。
 ヨコハマボーイは、ビッグウエイトカップで久々の勝利を飾りましたが、相手関係から考えると少し割り引き。とはいっても、一時期の不振は脱した印象ですし、なにより実力はもともとトップクラス。底力で浮上する可能性は十分にあるといえましょう。
 ほか、トモエパワーはシーズン当初の勢いが見られませんが、旭王冠賞(5着)に続く2回目の重賞出走。その旭王冠賞も大崩れしたわけではなく、2度目の今回はさらに上位を狙ってくることでしょう。

出馬表はこちら

【参考レース】
6/11 旭王冠賞(勝ち馬:サダエリコ)
6/18 イオンカップ(勝ち馬:ミサイルテンリュウ)
7/2 マロニエ賞(勝ち馬:ミサイルテンリュウ)
7/9 混合別定800万円未満(2着:サダエリコ)

混合別定800万円未満以外の映像はこちら

今週のみどころ(7/22〜7/24)

 先週もお伝えしたとおり、23日(日)の北斗賞を皮切りに、真夏の重賞路線がスタートします。このレースの詳細は北斗賞プレビューを見ていただくとして、ほかにもキロロ特別(550万)、ニセコ特別(800万)など注目のレースが行われます。また、ばんえい競馬応援「賭け支え弁当」なども発売される予定。いよいよ熱くなってきた岩見沢開催に、今週もどうぞご期待ください。
 22日(土)のメインレースとして行われるのはキロロ特別(3歳以上550万円未満)。このクラスをにぎわす各馬が出走し、非常に楽しみな一戦です。中心はミスターハヤサキやタカラテンクウ、プランドルドラゴンあたり。前走で人気を裏切ってしまったミスターハヤサキですが、元来岩見沢コースを得意としており、一戦だけでは見限れません。巻き返しが十分に期待できそうです。タカラテンクウは470万平場、そして前走のウトナイ特別と2連勝。調子が上がっていることは確かで、ここも争覇圏でしょう。ただこのクラスでの実績が前走のみで、それをどう評価するかが予想のポイントかもしれません。タカラテンクウと同じく昇級間もないキョウエイボーイとスギノフィリオ、逆にこのクラスで好走実績があるプランドルドラゴンまでが好勝負圏内でしょう。
 23日(日)は重賞の北斗賞(3歳以上オープン)が行われます。このレースについては「北斗賞プレビュー」をご覧ください。
 この日の第10レースに行われるのは旅コミ北海道協賛競走黄金岬特別(3歳以上470万円未満)。実力伯仲の難解なメンバーとなりましたが、コマタイショウやヒカリニセイ、ヨコハマイサムなど、550万クラスを相手に戦ってきた馬が中心となるでしょう。ほか前走の平場戦を勝ったロングトップなども侮れません。
 なお第6レースには2歳A-1戦が組まれており、シベチャタイガー、アローファイター、コーネルフジの3強に加え、通算4戦3勝のフジノイッシンが出走します。こちらも注目です。
 24日(月)はニセコ特別(3歳以上800万円未満)が行われます。ここには好調のフクイズミを筆頭に、骨のあるメンバーが顔をそろえました。中心はもちろん、そのフクイズミで、今季は4戦3勝。末脚一本勝負のみならず、先行する競馬を見せて好調を維持しています。今回のメンバーなら圧倒的人気となるでしょうし、さらにその人気にこたえる可能性もかなり高いといえそうです。ホクショウファイトも好調ですが、フクイズミを下すイメージは湧いてきません。ただここ2戦は3着続き、しかも先着された相手がフクイズミ、カネサブラック、サダエリコという面々では仕方がないところ。ここも上位争いを演じることができるでしょう。今季快進撃を続けるエビスオウジャは、今回が昇級初戦。オープン返り咲きを目指して、まずはここが第1関門となりそうです。

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