10日(金)に行われた雪柳特別(4歳以上800万円未満)は、昇級初戦のヤマノミントが快勝。混戦の2着争いを尻目に、後続との差を保ったままゴールしました。これで3連勝と波に乗った印象で、今後もこのクラスで活躍することでしょう。2着は混戦の末、ヨシノウンリュウとタカラボーイが同着。1番人気のプリンセスサクラコは追い込み届かず4着に敗れています。
翌11日(土)のメインレースは春蘭特別(4歳以上オープン)。障害を3番手でクリアしたスターエンジェルが脚を伸ばし、1着でゴールしました。近走は安定した成績を残しており、一段と力をつけた印象です。先頭で障害を越えたミサキスーパーもよく粘りましたが、結局2着に敗れました。
12日(日)に行われたのは螢の光賞(引退馬)。今シーズンで競走生活を終える馬たちによる一戦です。勝ったのは550万クラスのクメノビューティー。3番手で障害を下りると、前を行くエビスコマチ、スピードカザンを楽に差し切りました。今後は繁殖牝馬としての活躍を期待したいところ。
その前第10レースに行われたのは4歳以上オープンによる寒緋桜特別。ゴール前の混戦を制したのは8番人気のトモエパワーでした。第2障害はエンジュオウカンが先頭でクリアし、差なくタケタカラニシキ、スーパーペガサスが3番手で続く展開。そこからスーパーペガサスが一気に交わす勢いも、残り20メートル付近で止まってしまいました。完全にタケタカラニシキが抜け、そして勝利を手中に収めたと思われたその時、ゴール線上で痛恨のストップ。その隙に、休むことなく歩き続けたトモエパワーがひと足先にゴールイン。立て直したスーパーペガサスが2着で、障害でヒザを折ったシンエイキンカイが、しぶとく追い込んで3着となりました。
13日(月)はあんず特別(4歳以上650万円未満)が行われました。これを制したのはホクショウファイト。一呼吸おいて仕掛けた第2障害をひと腰で上がると、しぶとく粘りきってゴールしました。2着には脚を伸ばしたオホーツクブルー。2番人気のフクイズミが飛ぶように追い込みましたが、3着までが精一杯でした。
またこの日の第10レースに行われた4歳以上オープンはトカチプリティーが人気にこたえて優勝。2着には最低人気のホクリュウイチが入り、好配当を演出しました。
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