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2006年1月 3日 アーカイブ

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1/3銀河賞回顧

2006年1月 3日(火)

ホクトキング猛追をしのぐ!

 3日(火)に行われた銀河賞(5歳オープン)は、単勝2番人気のホクトキングが優勝。2着にエンジュオウカンが入り、人気サイドでの決着となりました。
 ホクトキングは道中後方をじっくり進む作戦。しかし第2障害は真っ先に仕掛けて、積極的なレースを展開しました。そのまま先頭で障害を越えると、後続の追撃をシャットアウト。見事に重賞初制覇を果たしました。
 2着のエンジュオウカンは、ホクトキングに続いて障害をクリア。終始先頭を射程圏に捉えていましたが、結局交わすことができませんでした。ただゴール寸前で鋭く追い上げており、いままでの末の甘さは見る影がなくなりました。今後の飛躍が期待できそうです。
 3着にはタケタカラニシキ。残り10メートルあたりまではエンジュオウカンを交わそうかという勢いでしたが、結局は届かず。それでも3着という結果は、十分にオープン馬の面目を保ったといえるでしょう。

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鈴木勝堤騎手
「非常に厳しい戦いでした。特にマークしていた馬はいませんでしたが、ホクショウファイトが近走いいレースをしていたので気にはなっていました。作戦的には1分50秒のレースができればと思っていましたが、道中他馬の流れが非常に速く、第2障害まで3回刻んでいく作戦を2回に変えました。最後はエンジュオウカンが差してきたけど、馬がよくもちこたえてくれました」

岩瀬和幸調教師
「念願の重賞レースを初制覇できて非常にうれしいです。もともと帯広コースを得意としていたのですが、4歳になって持ち前の瞬発力、登坂力、何より前に行こうとする精神面が充実してきました。今後はチャンピオンカップに照準を合わせていこうと思います」

1/4ホクレン賞予想 矢野吉彦

メジロショウリキを応援

 始まってみればアッという間の重賞3連発。早くも第3弾のホクレン賞を迎えてしまいました。今度は明け3歳の限定戦。昨年デビューの若駒たちが初めて挑戦する重賞競走です。

 ここまでの勝ち星数では、7勝を挙げているメジロショウリキが一歩リード。6勝のメダマ、5勝のニシキセンプー、カネサテンリュウ、ウィナーハリケンが続いています。これに、帯広に来てからの成績を加味すると、メジロ、ニシキ、カネサの三つどもえ。ただし、同世代同士の定量戦なので、この3頭の中でもメジロ、ニシキの首位争い、と見ているのですが。
 ここで頑張ってほしいのはメジロショウリキの村上章騎手。同馬のデビュー戦から前走まで、すべてのレースで同騎手が手綱を取っています。このコンビが、10戦7勝2着2回、連対を外したのは1回だけという、安定感抜群の成績を残してきました。勝負をかけるときにはリーディング上位の騎手に乗り替わるケースが多い競馬の世界。ばんえい競馬も例外ではありません。今回のメンバーを見渡しても、メジロ以外の9頭は、いずれも複数のジョッキーが手綱を取ってきました。でも、この馬にはこの騎手、という組み合わせもきっとあるはずです。メジロショウリキと村上章騎手はそういうコンビかもしれません。去年、村上章騎手が連対率2割という成績を残したのも、この馬の好走があってこそ。ここはこのコンビに期待したいですね。
 それはさておき、三つどもえの3頭にもう1頭加えるならば、夏のナナカマド賞に勝ったメダマか、牝馬20キロ減を味方にできるキタノパワーか。帯広シリーズの順調度ではキタノパワーのほうでしょう。メダマは、前走の内容がもうひとつ。巻き返してくるのはもう少し先と見ます。
 で、あとは馬券の買い方。4頭ボックスというんじゃおもしろくなさそうなので、まずはメジロショウリキとニシキセンプーの馬単オモテウラ。そしてこの2頭を頭に、カネサテンリュウ、ニシキパワーに馬単を流します。心情的にはメジロショウリキの1着馬券を厚めに。

 銀河賞の予想でも書きましたが、雪の影響で馬場状態が刻々と変化しています(2日の帯広記念も、雪がヨコハマボーイに味方しちゃったと思うのですが)。レース検討にあたっては、馬場状態をよくお確かめください。では、今回はこのへんで。

1/4ホクレン賞予想 斎藤修

ニシキセンプーを連軸に

 いやあ、帯広記念はハマりました。◎ミサイルテンリュウから最後に付け加えたヨコハマボーイがきて馬単7,230円はおいしかった。当日は浦和競馬場にいてニューイヤーカップも馬連複で的中。ちょっとしたお年玉になりました。

 さて、明け3歳馬によるホクレン賞。出走馬10頭のうち半分が12/23のヤングクラウンズカップ、もう半分が12/25のクリスマス特別を使っていて、この2レースでの比較となる。
 まずヤングクラウンズカップのほうは、重量を考えても争覇圏は上位3頭。ニシキセンプーとメジロショウリキの比較では、5kg軽いニシキセンプーが勝ったが、11/27のオホーツク特別では逆に5kg軽いメジロショウリキが勝っている。しかしここはヤングクラウンズカップで楽々と障害をクリアしたニシキセンプーを上にとりたい。
 善戦マンのメダマだが、前々走のオープンは重量差で負けたのはしかたないにしても、ヤングクラウンズカップでつけられた差を逆転するのは厳しい感じで、今回は見送り。
 クリスマス特別勝ちのカネサテンリュウは前々走でニシキセンプーに土をつけているがこのときは10kg軽かった。力では劣るが帯広コースで2連勝というコース適性を考えれば逆転も可能か。
 ウィナーハリケンは近走不振だが、トップハンデに苦しめられてのもので、ここで巻き返す可能性もある。

 ◎ニシキセンプー
 ○メジロショウリキ
 ▲カネサテンリュウ
 △ウィナーハリケン

 ニシキセンプーが抜けているというわけではないので、馬連複で○▲△へ流す。

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