オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。最内枠を生かして佐藤貴也が熱走
今節3連勝で迎えた4日目の準決勝戦、速攻展開を作った伊藤信夫を3周であっさり捕えた佐藤貴也の充実ぶりはめざましい。篠原睦や栗原佳祐のダッシュが冴えているが、かりに先行されたとしても独走を許さず追いつけるスピードとパワーがある。
当大会の近3回を遠征勢に優勝されている飯塚勢。地元へのタイトル奪還の任務は好枠の篠原睦に託された。篠原としては自身初めてのG1制覇もかかる。岩見貴史は大外8枠ではさすがに展開が厳しそうだ。
鈴木圭一郎は準決勝戦で2着まで追い上げたものの、今ひとつ勢いに欠ける感が残るし、近況のスタートの切れ味ではレース序盤は中団~後方の位置取りになるか。
佐藤摩弥は準決勝戦の動きならVを狙える水準の機力といえそう。出足が切れまくっている栗原佳祐がグレード初制覇へ虎視眈々。伊藤信も栗原佳と同様にスタート次第では上位争いできる。
◎ 1 佐藤貴也
○ 2 篠原睦
△ 5 栗原佳祐
▲ 3 佐藤摩弥
× 7 伊藤信夫
おすすめの買い目
1-2=537
穴なら
7=1-532
文/鈴木

永井大介に久々に記念Vのチャンス到来!
準決では大きな波乱が二つあった。まず第10Rでは、初日からオール1着だった黒川が3番手から車を押し上げられず、優出を逃してしまった。さらに第12Rでは佐藤励がまさかのフライング。レースではしっかりと1着を取ったが、勝ち上がり権利を喪失しているため優出はできなかった。ちなみに、そのレースでは2着の篠原と3着の祐定が優出となった。
祐定が優出したこともあり、優勝戦は0、10メートルのハンデ戦となった。10線にはそうそうたるメンバーが控えているが、0ハンの祐定はスタートを残して出そう。記念レースは初優出、更に8周戦は初体験となる祐定にとって、そのハードルは高そうで、準決でも後続に捕まってしまったように逃げ切るまでは考えづらい。
10線はいずれもスタート巧者。各選手、枠ナリ以上にスタートで出ていくのは至難の技。となると内枠勢に有利となるが、辻は準決からハンデが重くなっているように元々は最重ハンの10メートル前の選手。8周戦になることも考えると厳しい戦いになる。その一つ外の永井は絶好の枠。スタートで外枠勢を張って出れば、速攻を炸裂させる大チャンス。先頭に立ってからはペースを上げそうで、そのまま押し切るとみた。
スタートで続く佐藤摩、佐藤貴はエンジン的にもう一つといったところで、番手をキープするのが一杯か。レース中盤から後半で上位に進出してくるのは鈴木圭や青山周。現状の攻撃力は青山周の方が上なので、青山周を重視したい。篠原睦もエンジンは上々で、レース序盤の位置取り次第では上位争いが可能。
◎ 3 永井大介
○ 8 青山周平
△ 7 鈴木圭一郎
△ 6 篠原睦
▲ 1 祐定響
おすすめの買い目
3-678-1678
穴なら 10線勢が激しく競り合った場合の祐定の逃げ残り
1-3678

青山周平と鈴木宏和による主導権争い
準決勝戦でも披露したように有吉辰也は後続に抜かれにくいコースを走る技術が非常に高いので、道中で引っかかりたくない鈴木宏和はトップスタートを狙うだろう。今節の鈴木宏は決して得意とはいえない濡れ走路のレースも含めて集中力の高い走りを連日見せており、今度こそSGを獲るという意気込みにあふれている。先頭に立ったうえで序盤の周回にリードを作り、さらに後続が競り合うようなことでもあれば、大願成就の可能性は十分にある。
だがしかし総合力が数段優る青山周平のエンジンもかなりの水準まで仕上げられており、4日目の最終予選は後塵を拝した鈴木宏を今度は取り逃がすまい。
今春のSGオールスター決勝戦のように道中の展開がもつれるようなら、ふたたび佐藤励が間隙を突くか。
今節ここまで超抜のスタート力を見せてきた吉林直都は、0mオープンの大外8枠からでも先行できることは、2日目の予選で実証している。今の勢いを武器に見せ場を作るか。いや、それ以上の活躍を見せるか。
◎ 3 青山周平
○ 2 鈴木宏和
△ 5 佐藤励
▲ 1 有吉辰也
× 8 吉林直都
おすすめの買い目
3=2-518
穴なら
8=3-125
文/鈴木

鈴木圭一郎が4年ぶり2度目の大会制覇をめざす
10月から適用中の今期全国ランキングでは黒川京介に抜かれてS3となった鈴木圭一郎だが、今節の走りはスピードも捌きも充実しており、実績および総合力そして枠の内外も考え合わせて、同ハンの川口ホープ2名にSGグランドスラマーの格を見せ付けるとみた。
中団からの展開になっても冷静に攻めていけた準決勝戦の佐藤励。優勝戦が鈴木圭と黒川に前を走られる展開になったとしても、この両車が競り合うようなら今春のSGオールスター優勝戦のように間隙を突いて先頭へ躍り出るシーンを想定しておきたい。
準決勝戦での直線の先伸びは鈴木圭とほぼ互角だった長田稚也、出足もスピードも急上昇した新井日和が上位争いに加わる可能性十分。押田幸夫・山本将之・石本圭耶は8周戦の経験が少ないぶんレース後半のスタミナに不安が残る。
◎ 7 鈴木圭一郎
○ 8 黒川京介
△ 6 佐藤励
▲ 5 長田稚也
× 4 新井日和
おすすめの買い目
7=8-654
穴なら
4=7-865
文/鈴木

青山周平の完全優勝で幕を閉じそうだ!
4日間の予選、準決を戦い終え、ついに優出8人が出揃った。シリーズ中、無敗で優出となったのは青山周平と黒川京介。佐藤励は初日こそ3着だったが、そこからは3連勝で上り調子。鈴木圭一郎は初日、2日目と苦しんだが、3日目からは調子を取り戻し連勝で優出。佐藤摩弥はオール連対での優出となった。
スタート巧者がずらりと並んだので、レース直後の展開予想は難しい。1枠から6枠までは誰がトップスタートを切ってもおかしくない状況だ。それでも切り慣れたオープン戦の1枠に入った青山が先行しそう。青山が先頭を走れば強烈なブロック力を発揮し、後続を最後まで抑え切れる。ここは青山が完全優勝するとみた。
相手候補に指名したいのは黒川。4枠に入ったが、ここ一番での爆発力には定評があるので先行も十分。黒川が先頭を走るとハイペースの流れになり、誰も付いてこれない。黒川も完全優勝がかかっており気合は満点のはず。3連勝中の佐藤励にしてもトップスタートを決めるようなら優勝十分。鈴木圭、佐藤摩も序盤で好位置につけることができれば上位争いに参加できる。
◎ 1 青山周平
○ 4 黒川京介
△ 2 佐藤励
△ 3 鈴木圭一郎
▲ 5 佐藤摩弥
おすすめの買い目
1-2345-2345
別線は佐藤摩弥のスタート一気
5-1234
