
好リズムの有吉辰也が同大会2度目のVへ!
ここまで抜群の安定感を誇っているのは有吉。3日目の2着以外は全て1着を取っている。優勝戦は10線に6車並んだ大外で展開的には厳しくなるが、枠ナリ以上のスタートを決められそう。更に記念レースの優勝戦で8周戦になるので、追い込む立場の有吉にとってみれば好材料。2周目までにはある程度の位置に付け、そこからの残り6周回で順当に前団を捌き上げて行きそうだ。
対抗格には岩見を挙げたい。3日目から連勝で優出を決めたように、エンジンは上昇している。10線からトップスタートを切れないこともなく、もし先行するようなシーンが見られれば先手先手の攻めで抜け出すか。先頭に立ってからはインコースを抑えて粘り込みそう。佐藤摩もスタート次第では十分勝負になる。エンジンもある程度の位置で安定している様子。内寄りの木山は初日の重走路こそ6着だったが、そこからの良走路3走はオール連対。上がりタイムもそれなりに出ており、レース序盤で好位置に付けられれば記念初Vのチャンス。10線勢が競り合えば道智の逃げ粘りも侮れない。
◎ 7 有吉辰也
○ 5 岩見貴史
△ 6 佐藤摩弥
△ 3 木山優輝
▲ 1 道智亮介
おすすめの買い目
7-1356-1356
穴なら 木山が速攻で抜け出せば大逃げ十分
3-1567-1567
6R...初日に捲り速攻決めた中村杏亮 長田稚也が内枠勢を捌く
◎ 6 中村杏亮
○ 7 長田稚也
△ 2 竹谷隆
▲ 1 藤川幸宏
穴 5 中村友和
おすすめの買い目
6=7-215
穴なら スタート切れた際は激走ある中村友和
5=7-6123
7R...歴代覇者のひとり篠原睦がダッシュ
◎ 6 篠原睦
○ 7 佐藤励
△ 5 岩見貴史
▲ 1 青山文敏
穴 3 木山優輝
おすすめの買い目
6=7-5134
穴なら 今節スタート上向いた木山優輝の先制攻撃あり
3=7-651
8R...荒尾聡と丹村飛竜に佐藤摩弥の三つ巴戦か
◎ 7 荒尾聡
○ 5 丹村飛竜
△ 6 佐藤摩弥
▲ 4 中山光
穴 1 道智亮介
おすすめの買い目
7=5-641
穴なら 道智亮介が3日目に続いて大逃げ打つ
1=4-567
9R...有吉辰也の中心は揺るがない
◎ 7 有吉辰也
○ 5 久門徹
△ 6 鈴木宏和
▲ 3 越智尚寿
穴 4 森本優佑
おすすめの買い目
7-5=6341
穴なら 森本優佑が内枠勢のイン潜り込むシーン一考
4=7-513
文/鈴木
加賀谷建明が伊東玲衣を捕えて今年2度目のV!
40線最内の森はしっかりとスタートを決めたが、0ハン単騎から逃げる伊東を捕まえる前に加賀谷が差し込んでいく。その加賀谷は伊東との差を順当に詰め、5周3コーナーでインから交わして先頭に立った。森はその後、伊東を交わし山田達もイン続いて3着入線。3連単は18790円の高配当になった。
加賀谷は外枠勢に行かれないスタートを決めたのがまず最初の勝因。そこから同ハン勢が抜け出す前に道中で交わせたのも良かった。伊東と一対一に持ち込んでからも落ち着いて走れていた。好スタートを決め、スピードに乗せて走れた。加賀谷は自分の勝ちパターンに持ち込めた。今年は7回優出し、2度目の優勝となった。この後は地元でG1キューポラ杯が控えているが、最高の形で初日を迎えられそうだ。
チャンスの枠を得た森且行
黒川京介と永井大介は速攻力があるので外枠でも好走することは可能だが、40メートル7車並びだと大きな角度が付くので、最内枠の森且行にはかなりのアドバンテージがある。0ハン伊東玲衣を直撃してレース中盤あたりで先頭に立ち、そのまま逃げ込みを図る。
若井友和と平田雅崇の仕上がりが良いので、先述の外枠2車を道中で突っ張るケースあり。加賀谷建明もスタート次第では上位争いできるエンジン状態だ。
◎ 2 森且行
○ 6 若井友和
△ 8 黒川京介
▲ 4 平田雅崇
穴 5 加賀谷建明
おすすめの買い目
2-6-8457
穴なら 加賀谷建明のスピードはこのメンバーでもトップクラス
5=7-86
文/鈴木
青山周平が森下輝の挑戦を退けた
高い素質の持ち主が何人もいる37期生のひとり森下輝が単独0ハンから猛スピードで逃走。20m後ろの山本翔は全く付いて行けず、序盤に木村武之の追撃を抑えた青山周平が早い段階で2番手へ上がると、5周回3コーナーで森下へ急接近し6周回バックストレッチで完全に前へ出た。4月のSGオールスター以来、通算102度目の優勝。
この両者から大きく離れた3番手を追走していた木村武之へ6周回3コーナーで早川清太郎がイン突進して共に外へ流れ、三浦康平が浮上し3着に入線した。
文/鈴木