山本将之がスピードに乗って台頭!
夏場に近づきつつある昼間の開催で、軽ハン勢の活躍が目立つ今節。優勝戦は0、20、40メートルのハンデ戦になった。0ハン両者のスタート争いは難解だが、磯部が逃げた方がペースは上がりそう。20線両者は外枠でも青山文が先行しそう。40線4車は久門のトップスタートもありそうだが、40線のスタートラインは角度がかなり付いているので内枠有利で枠ナリ発進か。
20線両者の準決の上がりタイム的に0ハンを追うのは厳しそう。0ハンの逃げを捕えるとなると40線勢だ。40線最内から木山が先行し、前団を攻略にかかる。そのまま先頭まで浮上もありそうだが、準決の上がりタイムでは山本将の方が僅かに良かった。先に攻める木山を山本将が道中で交わすとみた。そこで山本将を本命に推す。久門はトップスタート決まれば優勝の可能性が高くなる。内山高は枠ナリ以上のスタートを切らないと展開が相当厳しい。0ハン両者がかなり粘りそうだ。
◎ 6 山本将之
○ 5 木山優輝
△ 7 久門徹
△ 1 磯部真樹
▲ 2 藤本剛
おすすめの買い目
6-1257-1257
穴なら磯部の初優勝
1-2567-2567
中村友和が2年ぶりの優勝
単騎0ハン中村友和が6周回ハイペースで逃げ切り、2022年6月以来9度目の優勝を決めた。
10線の大外枠から一気に2番手まで上がった佐藤摩弥は道中、徐々に車間を拡げられた。5周回3コーナーで中村雅人がインねじ込み2番手を奪うが、最終6周回バック線の立ち上がりでスーパーハンデの鈴木圭一郎が差して2着へ上がった。
文/鈴木
鈴木圭一郎が完全優勝へまっしぐら!
まず最初のポイントは0ハン単騎の中村友がスタートを残せるかどうか。残して出ればハイペースの流れを作れる。仮に10線勢にスタートで叩かれると巻き返しは厳しい。10線のスタートは内寄りの森や、大外でも佐藤摩、中枠から小林瑞あたりが飛び出して行きそう。スーパーハンデの鈴木圭はスタートで前を何車かだけでも叩いておきたいところ。
レース序盤で先頭争いをするのは森、小林瑞、佐藤摩。誰が先頭に立ってもペースは上がりそう。ただし今節、スーパーハンデからの競争となっている鈴木圭が周回ごとに番手を上げ、最後には先頭に立ちそう。初日から3連勝を決めているように、エンジンはしっかり仕上げている。7車抜きに期待したい。
若井は序盤で好位置を奪えないかもしれないが、エンジンは高い位置で安定しており攻めの方も冴えている。最低でも枠ナリのスタートを決めれば優勝の可能性がぐっと高まる。佐藤摩は内枠勢を全て包んで出れば好展開。後半の追い込み強烈なのは中村雅。中村友はスタート残して出てペース上がればそのまま押し切りも。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 4 若井友和
△ 7 佐藤摩弥
△ 6 中村雅人
▲ 1 中村友和
おすすめの買い目
8-1467-1467
中団が競り合えば中村友の逃走も
1-4678-4678
金子大輔が2節連続での完全優勝を達成!
0ハン単騎から初優勝を目指した角貝はペースが上がらなかった。20線から鈴木辰が速攻で先頭に立つと、インコースを抑えて後続を封じにかかったが、これまた早々と2番手に付けた金子大がマーク追走から5周3コーナーでイン突っ込み。冷静に交わしてみせた。2着には鈴木辰が粘り込み、松山がゴール前で野田を交わして3着入線となった。
金子大は今節からエンジンを乗り換わったが、終わってみれば初日からオール1着の完全優勝だった。前節は違うエンジンで完全優勝。良いエンジンを2つ保持しているという状況は、乗り手の方にも余裕が生まれる。次の出場は地元のG2浜松記念となるが、どちらのエンジンで出走するにしても好結果が残せるだろう。
金子大輔の2連続優勝だ
4日制4連勝の完全Vを飾った前節からアーリーレース連戦となった金子大輔は、乗り換えて臨んだ今回のエンジンもしっかり仕上げて前節から通算6連勝で決勝進出。
5月の当地デイレースG1『ゴールデンレース』は5戦オール着外に終わった田村治郎が、今回は消音マフラー&アーリーの条件にマッチして軽快な走りを連日披露。
つい先日、選手11年目32期の高木健太郎が初優勝。キャリア4年目35期は先月に小椋華恋が女子史上2人目のグレードレース制覇を果たした。同じく35期の角貝拓海も、小椋の優勝時と同じ単騎0ハンからハイペースの逃げ展開に持ち込み初Vを狙っていきたい一戦だ。
◎ 7 金子大輔
○ 1 角貝拓海
△ 6 田村治郎
▲ 4 鈴木辰己
穴 2 野田光宏
おすすめの買い目
7=1-642
穴なら 角貝拓海だけでなく野田光宏も初優勝が欲しい
1=2-763
文/鈴木