道智亮介が自身3度目の優勝を決めた!
試走タイムは36で、メンバーの中では一番悪かった道智。しかし、0ハン単騎の絶好展開をきっちりモノにした。スタートを切ると悠々とマイペースの逃げ。20線は最内の浅田が先行したが、篠原が突破して2番手に浮上。そこから道智との距離を詰めたかったが、思うように車が進まない。何周重ねても同じ状態が続き、ついに道智がそのままゴール。3番手には荒尾が付けていたが、篠原攻略の糸口が見当たらず追走いっぱい。有吉はカマシが決まらず、道中追い込むも4着止まりだった。
道智はこれで3度目の優勝。2022年に2優出で2Vの成績を残したが、2023年は2優出ながら優勝なし。約2年ぶりに優勝をもぎとった。今回は良走路だったが、重走路でも高い連対率を誇っている。次の出番は飯塚のG2ミッドナイトチャンピオンカップ。梅雨時で重走路でのレースが多くなるかもしれない。今回の優勝で勢いづいて記念レースに臨める。
荒尾と有吉で一騎打ちムード!
0ハン単騎の道智は展開有利。レース序盤でどこまでリードを作れるかがカギになるが、20線にも強力な車が揃っており逃げ切るまではどうか。その20線のスタート争いは、外枠からでも荒尾と有吉が飛び出しそう。早めに道智との差を詰めにかかれる。
荒尾と有吉の比較は互角だが、枠の分だけ荒尾の方を重視したい。20線からトップスタートを決め、道中で道智を交わして押し切るとみた。その荒尾の進み方が甘かったり、ワンミスでもあるようだと有吉が隙を突いて先頭を奪取する。20線勢が激しく競り合うようだと道智に展開が向く。渡辺篤はトップスタートを決めると優勝のチャンスがある。篠原も同様に、スタート次第では上位争いが可能。
◎ 6 荒尾聡
○ 7 有吉辰也
△ 1 道智亮介
△ 4 渡辺篤
▲ 5 篠原睦
おすすめの買い目
6=7-145
浅田が最内から先行ならアタマも
2-14567-14567
良走路では初、青木隆浩が2度目のV!
大半のファンが丹村飛竜が3連勝で優勝すると思ってたハズ。試走タイムが発表されるまでは...。ところが3.32と岡部聡の3.30や山本将之の3.31に劣るタイムで風雲急を告げた。今までよりハンデ重くなってるが0ハン内枠からのスタートとなる青木隆浩は3.33とマズマズ。外枠には格上の前田淳。しかし、あまりにも試走タイムが悪く、人気は丹村飛から青木隆へ2連単は6-1、1-6、6-5の順だが3連単は6-1-5、6-1-3、1-6-3が人気筋で10倍切る配当はなかった。
青木隆が先行し前田淳は付いて行ったが伸び切れず、早くも6枠・丹村飛竜の姿が好位に付ける。ところが山本将之に抵抗され思いのほか車が進まない。その間に青木隆はグングン差を開き、丹村飛は最後まで山本将を抜けず3着に甘んじた。『このハンデで優勝したい』のコメント通りに青木隆は2020年9月以来のV2。良走路では初めての優勝。この後は月末6月30日~の川口に出場予定。お近くの方は是非、川口オートへ。
佐藤裕二が2021年11月以来の優勝を決めた!
0ハン単騎から逃げていた伊東はソコソコのペースを保って走っていたが、40線から先行した浅香が徐々に差を詰めていく。その浅香は伊東のインを狙ったが、仕掛けそこねたところを佐藤裕二がインに入る。その勢いのまま伊東のインにも突っ込み先頭を奪取。浅香も伊東を差して2番手に付けたが、佐藤裕二が1着でゴール線を駆け抜けた。8号車の黒川は、レース序盤で好位置に付けたが車の進み方がイマイチで4着いっぱいだった。
佐藤裕二はチャンスどころを逃さなかった。浅香が見せた隙を突いて番手を上げることができたし、間髪入れず伊東を捕えたのもキーポイントだった。仕掛けのタイミングを間違えると、勝てるレースでも勝てないことがある。今回の佐藤裕二は勝機をモノにできた。スタートで枠ナリに発進できたのも良かった。前節では落車をしていたが、その悪影響もなかった。次は浜松で昼間の開催に出走する。この勢いのまま浜松でも好結果を残したい。
丹村飛竜が無敗の4連勝へ
今回乗り戻った丹村飛竜が初日から3戦全勝。今年2度目、通算30回目の優勝へ突き進もう。
最重ハンでも戦える底力を持つ前田淳が、同ハン内枠の青木隆浩を交わして主導権。雨の準決勝戦はレース序盤から瞬発力が出ていて、晴雨いずれの天候でも狙い目十分。
スタート切れている山本将之と吉原恭佑はレース序盤に付ける位置がポイントになるも、2日目に速いタイムで走った岡部聡が追い上げてくるか。
◎ 6 丹村飛竜
○ 2 前田淳
△ 4 岡部聡
▲ 3 山本将之
穴 5 吉原恭佑
おすすめの買い目
6=2-435
穴なら ただひとりの遠征車、吉原恭佑のカマシ速攻
5=1-643
文/鈴木