森下輝が2度目の完全優勝を狙う!
ここまで負けなしで優出したのは森下輝。上がりタイムも十分な数字をマークしており、エンジンの仕上がりの良さを感じさせる。準決では1級車の青嶋裕治に先行したように、スタートの切れも問題ない。優勝戦は0ハン単騎から10線の石井大志のスタートを残して出るだろう。一人で走ればペースは上がるし、準決と同じ12Rの時間帯で走れるのは大きな強み。当然の本命に推したい。
石井大志はスタートで森下輝を叩けそうにないが、展開を生かして終始2番手をキープする走りはできる。20線の田辺誠と広瀬勝光の粘りもありそうだが、30線から藤波直也と井村淳一が伸びてくる。レース後半には車券圏内に入ってくるかも。谷津圭治は捌きがあるものの、速い流れになると展開的に厳しくなりそう。
◎ 1 森下輝
○ 2 石井大志
△ 7 藤波直也
△ 6 井村淳一
▲ 3 田辺誠
おすすめの買い目
1-2367-2367
穴は井村の猛追
6-1237-1237
ノリに乗ってる金山周平が追い切る!
春のぬくもりが待ち遠しい昨今は雨の優勝戦ラッシュ。水ハケのいい伊勢崎走路は雨がやんでると錯覚するほどの試走タイムをたたき出したのは金山周平で3.48秒、続いて北渡瀬充の51秒。ハンデ差で一番人気は北渡瀬からの2-6-4だった。林稔哲をアウトから抜き去った北渡瀬に田中哲が付いて回るが、栗原俊介と高橋義徳のイン突っ込んだ金山周が林稔を差して田中哲の後ろへ。そして田中哲を捌いた金山周は終3コーナーで北渡瀬も捕える。今年に入って4度優出して優勝3回と荒稼ぎしてる金山周。「シュウヘイ」といえば青山周平なのだが、金山周平も忘れてはならない存在感を示してる。
0ハン両者が悠々と逃げそう!
重走路の準決で勝ち上がった優出メンバー。優勝戦の日も雨予報が出ているので、重走路を想定して優勝戦を展望したい。
0ハンから先行しそうなのは北渡瀬で、そこそこのペースで逃げそう。10線は枠ナリ発進か。20線も枠ナリに出て行きそう。展開的に断然有利なのは北渡瀬。後続の誰かが追ってきても、その間に大きなリードを作って逃げ粘るとみた。林はスタートで後手を踏んでも、後続を寄せ付けずにマイペースで走りそう。北渡瀬が少しでも失速するようなら、積極的に仕掛けていくかも。この両者が残っての前々が狙いとなる。
10線は互角の争いだが、攻めの強烈さから田中哲を重視したい。高橋義徳も食らい付いていきたいところだが、20線最内から栗原俊がインを突いていくか。金山はスタート先行なら上位争いに加わってこれる。
◎ 2 北渡瀬充
○ 1 林稔哲
△ 4 田中哲
△ 5 栗原俊介
▲ 6 金山周平
おすすめの買い目
2=1-456
穴なら田中哲の強攻
4-1256-1256
青山周平の100V阻止 鈴木圭一郎が抑え切る
濡れた走路で、試走終わった時点では一番タイム悪かった鈴木圭一郎。自ら1枠を選んだ青山周平がトップスタート切るとみて人気は1枠に集まった。有吉辰也と金子大輔が対抗人気に。ところが、スタート決めたのは鈴木圭一郎だった。
青山周平がピタリマークで迎撃態勢築く。じっくり我慢のレースになり鈴木圭はコースを守って、後続はやや混み合う。荒尾聡に金子大輔はブロックされ大外をピンクの勝負服・加賀谷建明が見え隠れする。1度滑って後退したが、再び巻き返して圏内うかがう。青山周はインのぞく姿勢を見せたが鈴木圭には入れず加賀谷は有吉、荒尾を捲って微差3着と大健闘。金星は逃したが、貴重な経験を積んだ。これで、鈴木圭はプレミアムカップ2つめの栄冠を手にし、今年1月の浜松スピード王以来の記念優勝に。
別府敬剛 早くも今年V3!
最近、雨の優勝戦が多く感じるのは気のせいだろうか。今回のミッドナイトは史上初の日またぎ開催で最終レースは24:30発走。人気は試走3.63秒で並んだ竹谷隆、辻大樹、別府敬剛、町田龍駿の4車。やや竹谷が優勢といったオッズだった。まず、0ハンから中村颯斗が逃げ態勢入ったが、田中正樹の仕掛けが早く序盤で捕えた。更に別府敬が好位に付けて田中正をインから攻めて先頭へ。竹谷はなすすべなく徐々に後退し、最後は町田に捲られてしまった。これで、別府敬は今年3つめの優勝で通算V17。もちろん地元の利もあるが、この好調の波はいつまで続くのか。