*2日(木)園田 第11R『六甲盃』 2400m 17:55発走*
地元のジンギVS昨年の覇者トーセンブルの戦いですが、今年はジンギに軍配が上がるのではないかと期待しています。
昨年の六甲盃は初めての2400m戦で、逃げるホーリーブレイズを自ら動いて捉えに行ったところを最後半馬身差されての2着でした。
内容的には負けて強しでしたし、距離をこなせたことも大きいです。
6歳になった今年はさらにパワーアップした印象。
今回は押し切ってくれるのではないでしょうか。
対抗は長距離戦に強いトーセンブル。
昨年の六甲盃は道中からジンギをマークして、ゴール前きっちり差し切りました。
長い距離の重賞で何度も上位争いをしていたので、これが初重賞制覇というのは意外でしたが、前走のオグリキャップ記念も勝って、重賞2勝目。
末脚勝負の馬ですが、小回りでも上手に加速出来る器用さもあります。
連覇を目指してここに挑んで来たでしょうし、今年も好走必至でしょう。
3番手評価はホーリーブレイズ。
昨年の六甲盃はあわや逃げ切りか?!というところをジンギに交わされ、トーセンブルにも交わされましたが、やはり自分の形に持ち込めたらしぶとい馬です。
前走のオグリキャップ記念はチグハグな競馬になってしまい、完全燃焼ではないと思っているので、今回は先手を取り切って自分の形に持ち込んで欲しいです。
2020年の東京ダービー馬エメリミットも長距離路線にシフトして来ました。
前走の皐月盃では勝ち馬に離されたものの、2番手からしぶとく粘っての2着。先行して息の長い脚が使える馬で、小回りの長距離も合いそうです。
昨年の金盃で9馬身差の圧勝を演じたマンガンは休み明けがカギでしょう。
安定感抜群のエイシンニシパまで。
◎6、ジンギ
〇9、トーセンブル
▲3、ホーリーブレイズ
△11、エメリミット
△2、マンガン
△8、エイシンニシパ
*31日(火)高知 第11R『福永洋一記念』 1600m 20:10発走*
高知競馬の大切な重賞である福永洋一記念。
今年もそうそうたるメンバーが集まりました。
その中でも本命にしたのはララメダイユドール。
高知移籍後3連勝と勢いがあります。
前走の二十四万石賞ではマークされて速い流れになりましたが、相手の方が先にバテて圧勝しました。
今回も他にも前に行きたい馬がいるのでけっこうなハイペースになるでしょうが、スピードで押し切ってくれるのではないかと期待しています。
高知の3戦は稍重、重、重で勝っていますから、出来れば馬場はしぶって欲しいところですね。
明日の天気予報は晴れ。今日午後に少し雨予報が出ていますから、どのくらいの馬場状態になるかも注目です。
対抗は10歳になっても進化を続けるダノングッド。
前走の東海桜花賞はスタートですべったような形でダッシュがつかず、終始外々を回る競馬でしたから、6着というのも仕方ないかなと。
マイルはだるま夕日賞で勝っているし、最近は地元でもしっかり結果を出しています。
内目の枠なので、揉まれずスムーズに立ち回れるかがカギですが、黒船賞3着の実力を見せつけて欲しいです。
3番手評価にしたのはリワードアンヴァル。
JRA時代はアンタレスステークスで4着という実績の持ち主。
約2年の長期休養明けを3戦して、徐々に体も引き締まって来た印象です。
逃げなくても競馬が出来る馬ですし、本来の走りを取り戻せばあっさりもあるかもしれません。
アメージングランは高知移籍後、吉原騎手と共に5連勝を飾り、御厨人窟賞4着を挟んでまた2連勝。
好位中団から競馬が出来る馬で、今回はララメダイユドールを巡って前が速くなると想像していますから、展開も向きそうです。
二十四万石賞で2着だったグランデラムジー、安定感抜群のエイシンピストンまで。
◎8、ララメダイユドール
〇3、ダノングッド
▲1、リワードアンヴァル
△10、アメージングラン
△2、グランデラムジー
△11、エイシンピストン
*29日(日)佐賀 第9R『九州ダービー栄城賞』 2000m 18:15発走*
いよいよダービーシリーズの開幕です!
本命にしたのはザビッグレディー。
今年に入ってから別馬のように成長し、距離が延びてどんどん強さを発揮して来ました。
当初はロングスパートが武器でしたが、現在はかなりいい位置に付けられるようになり、レースぶりも大きく進化しましたね。
パートナーの飛田愛斗騎手と共に歩んで来て、この大舞台に挑みます。
デビューからまだ2年が経過していない、若干19歳の飛田愛斗騎手ですが、数々の新人記録を塗り替えた逸材ですから、1番人気でダービー制覇を期待しています。
対抗は飛田愛斗騎手のお手馬だったタケノサイコウ。
21年ぶりに佐賀勢としてたんぽぽ賞を勝った馬で、勝負根性抜群です。
たんぽぽ賞後に骨折が判明し、今回は休養明け。
初めての2000mになりますが、佐賀では負けなしの9連勝を誇り、中距離戦も危なげなく勝っていますから、距離は問題ないと考えます。
飛田愛斗騎手が、「自分が2人いて欲しかった」とツイートしていましたが、この馬にも乗りたかっただろうなと想像。
ザビッグレディー×飛田愛斗騎手の最大のライバルがタケノサイコウというのは...、本当にドラマですね。
騎乗する山下裕貴騎手にとってもビッグチャンス。どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
3番手評価は迷いましたが、山口勲騎手騎乗のシウラグランデにしました。
佐賀移籍後5戦すべて連対中。
前走の佐賀皐月賞ではザビッグレディーとクビ差の2着でしたから、この大舞台で逆転することも出来そうな位置に付けています。
岡部誠騎手騎乗のオリベは、佐賀皐月賞でスタートダッシュが付かずに後方から追い上げて5着。
しかし前走は間を抜けての差し切り勝ちで、最後はすごい脚でしたから、距離が延びるのは好材料でしょう。
移籍初戦となるミヤノトウショウまで。
◎7、ザビッグレディー
〇4、タケノサイコウ
▲8、シウラグランデ
△3、オリベ
△2、ミヤノトウショウ
*24日(火)金沢 第12R『北日本新聞杯』 1700m 18:00発走*
石川ダービーへのトライアル戦。
金沢生え抜きで、現在4連勝中と勢いに乗るスーパーバンタムが本命です。
前走のノトキリシマ賞は、落ち着いた流れを楽に2番手につけて、抜群の手ごたえで先頭に立って快勝しました。
そこからメンバー強化、初の1700m戦になりますが、能力の高さとレースセンスの良さで、重賞連勝を期待しています。
対抗はリュウノガルシアにしました。
岩手デビューで2歳時から重賞戦線で活躍。タイトルこそないものの、芝を使った1戦を除いてすべて馬券圏内に来ている堅実派。
金沢移籍後は初戦でエムティアンジェとタイム差なしの2着。この時エムティアンジェが休み明けだったとはいえ、僅差まで持ち込んだのは実力の証だと感じます。
前走を快勝して金沢3戦目の今回も、上位争いしてくれるのではないでしょうか。
3番手評価はスタイルユアセルフ。
門別で新馬戦を勝ち、川崎で1勝を挙げて金沢へ。移籍初戦の前走は早め先頭から押し切りました。
今回のメンバーならば、重賞でも好レースが出来そうです。
金沢生え抜きのキープクライミングはノトキリシマ賞で3着。
この馬も安定して上位争いに絡んで来るので今回も要注目。
前走中団から勝ち切ったスノーフォックスまで。
◎7、スーパーバンタム
〇3、リュウノガルシア
▲8、スタイルユアセルフ
△6、キープクライミング
△1、スノーフォックス
*22日(日)水沢 第11R『あすなろ賞』 1900m 18:05発走*
登録があったヒガシウィルウィンが回避ということで、混戦模様のメンバー構成です。
その中でも赤松杯を勝ったマイネルアストリアが中心になるでしょう。
前走のシアンモア記念は2番手からいったんは先頭を伺うような場面もありましたが、最後は失速して5着。
先行馬には厳しい展開になりましたから、悲観する内容ではないと考えます。
赤松杯の勝ちっぷりを見ても、ここではトップクラスの能力があることは明らか。
距離延長も問題ないですし、重賞2勝目を挙げるチャンスでしょう。
対抗はマコトガラハッドにしました。
移籍初戦で力の比較が難しいところですが、南関東のA級で戦って来たわけで、メンバー的にもマイネルアストリア以外が最近の重賞実績が薄い面々ですから、いきなりやれてもおかしくありません。
3番手評価にしたのはリリーモントルー。
昨年岩手に移籍後、水沢に限って言えば5戦4勝2着1回とパーフェクト。
唯一負けた相手はゴールデンヒーラーですから、水沢ではまだ底を見せていません。
前走の桜花特別でもまったく危なげない走りで快勝。
安定感は一番でしょう。
休み明け3戦目となるジェイケイブラックまで。
◎3、マイネルアストリア
〇11、マコトガラハッド
▲4、リリーモントルー
△8、ジェイケイブラック