*3日(日)盛岡 第11R『岩鷲賞』 1200m 18:15発走*
昨年の覇者キラットダイヤが今年も中心でしょう。
休み明けだった栗駒賞では最後の最後にロックスピリットに差されてハナ差の2着に敗れましたが、一度使った早池峰スーパースプリントでは動きが良化。
二の脚を使ってハナに立つと、2着のコンサートドーレを7馬身突き放す圧勝劇で連覇達成。
昨年も早池峰スーパースプリントVからのローテーションでしたから、同じ過程で挑めるというのは順調さの証でしょう。
ここは連覇濃厚だと思っています。
完全に1強ムードで相手選びが難しいところですが、対抗は4連勝中のトミケンキルカスにしました。
JRAでは芝も含めて5勝を挙げた実績の持ち主。
南関東では勝ち星をあげられなかったものの、強豪相手に短距離戦線で馬券に絡むこともあり、岩手移籍後は破竹の勢いで4連勝。
前走破ったのがスティンライクビーやツルオカボルトといった重賞常連の馬たちですから、今回のメンバーに入っても上位争いでしょう。
3番手評価にしたのはロックスピリット。
栗駒賞ではキラットダイヤを負かすという大金星を挙げました。
続くシアンモア記念の惨敗が気になるところではありますが、距離短縮で巻き返し可能と判断します。
今年4戦すべて馬券圏内に来ているスティンライクビー、再移籍初戦となるトンデコパまで。
◎5、キラットダイヤ
〇10、トミケンキルカス
▲9、ロックスピリット
△12、スティンライクビー
△2、トンデコパ
*28日(火)金沢 第11R『日本海スプリント』 900m 17:25発走*
ここはネオアマゾネスが中心でしょう。
昨年は徽軫賞でハクサンアマゾネスを制して勝利を飾ると、1番人気で迎えたこのレースではニュータウンガールに差されたものの2着。力は示しました。
今年も徽軫賞を快勝していて、今回のメンバーでは実績的に頭一つ抜けた存在。
一気の距離短縮も経験済みですから、昨年の雪辱を果たして欲しいです。
対抗はナーラック。
この春にJRA1勝クラスから金沢に移籍。
初の重賞挑戦だった徽軫賞は逃げて3着、前走はTRであり初めての900mでしたが、先行争いを制してハナに立つと、直線突き放して快勝しました。
スピードがあって、そのスピードを持続させるスタミナもある馬。
今回の距離であれば、ネオアマゾネスに逆転もあるのではないかと期待しています。
3番手評価はクールシャイン。
前走のTRでは一気の距離短縮でしたが、ナーラックの2着。
短距離適性の高さを見せました。
先行争いが激化しそうなメンバーで、逃げなくても競馬が出来るというのは大きな強みでしょう。
イクゼファイターズはいきなりの900mに対応出来るかがカギですが、A級で上位争いをしているように実力のある馬です。
2連勝中のアルカウンまで。
◎7、ネオアマゾネス
〇8、ナーラック
▲4、クールシャイン
△6、イクゼファイターズ
△9、アルカウン
*26日(日)盛岡 第11R『ウイナーカップ』1400m 18:15発走*
さあ盛岡開幕です!
この時を待っていました!!カクテルライトで勝負します。
しばらくはまったくカクテルライトらしくないレースが続いていましたが、前走のイーハトーブマイルで軽快な逃げからの2着。復調の兆しが見えました。
しかも結果を出している盛岡替わり、距離短縮の1400mと、プラス材料しかありません。
好枠を引いて逃げに持ち込みやすいですし、多少先行争いで絡まれたとしても、この馬のスピードを信じています。
対抗はボサノヴァ。
岩手移籍初戦を快勝し、その後の重賞戦線でも注目していましたが、あやめ賞はマルルットゥにちょっと差し切られて2着、留守杯日高賞はグラーツィアに抜かれてからもしぶとく粘って3着と、勝ち切れないながらも上位争いを続けています。
逃げてよし、逃げなくてもよしの自在型であり、デビューからここまで14戦して12戦が馬券圏内という超堅実派。
ここも安定した走りで上位争いしてくれるのではないでしょうか。
3番手評価はビッグタマテルーフ。
春に復帰してから着実に力を付けて、初めての重賞挑戦だった留守杯日高賞では2着と存在感を見せました。
続く東北優駿は果敢に逃げたものの10着でしたが、これもいい経験になったのではないでしょうか。
距離短縮で改めて好走を期待します。
マルルットゥはあやめ賞の差し切り勝ちから、距離が延びてさらなる活躍を期待していたのですが、意外と苦戦が続きました。
力を付けているのは確かなので、どこで巻き返して来るか注目しています。
◎3、カクテルライト
〇11、ボサノヴァ
▲1、ビッグタマテルーフ
△6、マルルットゥ
*21日(火)金沢 第11R『石川ダービー』 2000m 17:30発走*
2022年ダービーシリーズ最終戦となる石川ダービー。
今年のメンバーは何といってもスーパーバンタム。一強と言っていいのではないでしょうか。
昨年12月のあての木賞を勝ち、そこから5連勝。
牝馬同士のノトキリシマ賞を圧勝し、牡馬混合の北日本新聞杯でも他馬を寄せ付けない圧倒的なレースぶりで快勝。
レースに穴がないですし、自分で展開を作っていける馬。
強力なライバルと言える馬も見当たらないですし、ここは順当に勝ち進めてくれるのではないかと期待しています。
難しいのは対抗以下。そして馬券の買い方。
スーパーバンタム以外は混戦模様な上に、スーパーバンタムは相当人気すると思いますから、しぼらないといけません。
対抗にしたのはスターフジサン。
大崩れのない馬で、前走は古馬に混じった牝馬の戦いを完勝。
2000mは初めてですが、好位から長くいい脚が使える馬ですから、流れに乗って上位争いに食い込んで欲しいです。
3番手評価はスタイルユアセルフ。
北日本新聞杯では2番手からしぶとく粘っての2着。移籍3戦目でさらなる上積みがあるかもしれません。
移籍初戦を快勝したビーブルーまで。
スーパーバンタム1着固定の3連単ながし相手3頭、計6点で勝負しようと思います。
◎11、スーパーバンタム
〇10、スターフジサン
▲1、スタイルユアセルフ
△8、ビーブルー
*19日(日)水沢 第11R『一條記念みちのく大賞典』 2000m 18:15発走*
昨年の勝ち馬であり、このレースを3勝しているエンパイアペガサスの引退、さらにヒガシウィルウィン不在ということで、今年の岩手中距離戦線は混戦ムードです。
赤松杯とあすなろ賞を制したマイネルアストリアが一歩リードしている印象ですが、シアンモア記念の負け方を見ると絶対的存在とは言えません。
そのシアンモア記念を勝ったヴァケーションはここ2戦が完全復活と言っていい内容で、本命にしようかとも考えたのですが、距離的に2000mはちょっと長い可能性があります。
そこで今回は、移籍2戦目となるステイオンザトップを狙ってみようと思いました。
JRA3勝クラスからの移籍というのはマイネルアストリアと同じ。
ただ長らく芝を使って来ましたから、正直移籍初戦は半信半疑でしたが、直線で突き抜けて6馬身差の圧勝劇。ダートでも全く問題なく力を出せることがわかりました。
相手関係は一気に強化されますが、おそらく伏兵的な人気になると予想して、狙うならば今回かなと。移籍2戦目の上積みもあるし、重賞でもいきなり好勝負出来るのではないかと期待しています。
対抗はマイネルアストリア。
前走あすなろ賞では落ち着いたペースの中で1頭だけ次元の違う走りを見せていました。ちょっと乗り難しいところのある馬ということですが、山本聡哉騎手とのコンビでは、JRA時代も含めて3戦3勝とパーフェクト。ここも人気になると思いますが、スムーズならば圧勝もあると思います。
ヴァケーションは距離を考慮して3番手評価にしました。
長らく低迷した時期が続きましたが、もともとはJpnIを勝った実力の持ち主。復活した今、今回のメンバーならばたとえ2000mでも侮れません。
グランコージーもちょっと距離が長い印象ですが、パンプキンズとの先行争い次第ではしぶとく粘る可能性も。
ゴールデンヒーラーは前走シアンモア記念で僅差3着。牡馬相手でも十分戦える馬です。
◎1、ステイオンザトップ
〇3、マイネルアストリア
▲11、ヴァケーション
△10、グランコージー
△8、ゴールデンヒーラー