*3日(火)名古屋 第11R『かきつばた記念』 1500m 16:35発走*
新競馬場に移転して最初のダートグレード競走です。
これまでの1400mから1500mに距離が延び、さらに現状傾向を掴むのがかなり難しい名古屋の馬場...。
難解な一戦ですが、ここは連勝中のイグナイターの力を信じます。
黒潮スプリンターズカップは長距離輸送&57キロというハードルをクリアして勝利。続く黒船賞では高知史上でもかなりタフな馬場で、圧巻の走りを見せました。
最内枠ですから逃げてもいいし、主張する馬がいれば黒船賞の時のように好位内からも競馬が出来ます。
JRA勢は強敵ですが、ここは頭で勝負します。
相手筆頭はヘリオス。
根岸ステークス、黒船賞と2着が続いていますが、地方の深いダートをこなせたのは収穫。
大外枠からのスタートで、競馬もしやすいのではないかと考えます。
3番手評価は昨年の勝ち馬ラプタス。
前走の黒船賞はタフな馬場に泣いた印象です。59キロは楽ではないですが、力のある馬なので軽視できません。
ピンシャンの前走はスタートダッシュがすべて。砂を被ってしまったことも大きいですから、スタートを決めて自分の競馬が出来れば巻き返しも可能でしょう。
重賞連勝中と完全復活したインペリシャブルまで。
◎1、イグナイター
〇12、ヘリオス
▲3、ラプタス
△10、ピンシャン
△4、インペリシャブル
3連単1頭軸ながし
1-3,4,10,12 12点
*28日(木)笠松 第11R『オグリキャップ記念』 2500m 16:25発走*
このレースはなんといっても長距離適性の高い馬から。
ということで本命はトーセンブル。
長距離戦にめっぽう強い馬であり、昨年の六甲盃ではあのジンギを差し切って重賞初制覇。
笠松は初参戦ですが園田で結果を出していますから、まったく問題ないでしょう。
前走は南関東の幸オープンで3着。ここでは実力的にも適性的にも一番手でしょうし、鞍上は東海の帝王・岡部誠騎手となれば、不動の軸と考えます。
対抗はこちらも長距離適性が高いホーリーブレイズ。
一昨年の東京記念トライアルの圧勝劇には驚きましたが、その後そのインパクトほどには活躍していない印象です。
ただしやはり長距離では好走することがあり、六甲盃は逃げて3着でした。
ジンギに抜かれた後も頑張っていましたし、展開的にはトーセンブルの方に味方しましたから、あそこまで粘れたことは力の証明でしょう。
名古屋グランプリではトーセンブルに先着して4着。
流れ一つで逆転もあると思います。
3番手評価にしたのはスマイルサルファー。
この距離は未知数ですが、遠征慣れをしているし、末脚勝負の馬なので上がり勝負の流れになれば上位食い込みもあるのでは。
一気にメンバー強化となるタカジョーは距離延長も合いそうですし、まだ底を見せていないので初重賞でどこまで戦えるか楽しみです。
しぶとさを活かせればウインユニファイド、ロングスパートが持ち味のウインハピネスまで。
◎7、トーセンブル
〇12、ホーリーブレイズ
▲2、スマイルサルファー
△1、タカジョー
△3、ウインユニファイド
△5、ウインハピネス
*24日(日)金沢 第11R『金沢スプリングカップ』 1900m 17:55発走*
今シーズンの開幕重賞となる金沢スプリングカップ。
ここはハクサンアマゾネスで圧倒的でしょう。
昨シーズン金沢では8戦6勝。
負けた2戦はJBCレディスクラシックと徽軫賞。徽軫賞に関してはこの馬の負けパターンというか、スタートダッシュがつかず、逃げ切った相手を捉え切れなかった、というものでした。
前走の中日杯でも出遅れましたが、中距離&外枠だったため、スムーズに盛り返して快勝。
今回も出遅れの心配はありますが、大外枠なので巻き返し可能。
あとは4ヵ月ぶりがどうかですが、休み明けは苦にしないタイプなので、今年も金沢の女王として強い競馬を期待しています。
対抗は笠松から再移籍初戦のベニスビーチにしました。
昨年はサラブレッド大賞典と加賀友禅賞で重賞制覇。
今季は古馬重賞戦線に挑むわけですが、すでに笠松で古馬に揉まれて来ました。
好位からしっかり脚が使える馬で、このメンバーに入っても楽しみです。
3番手評価にしたのはファストフラッシュ。
休み明け初戦の前走はバツグンの手ごたえで快勝。
使った強みでどこまでハクサンアマゾネスに迫れるでしょうか。
徽軫賞でハクサンアマゾネスに勝ち切ったネオアマゾネスまで。
◎10、ハクサンアマゾネス
〇1、ベニスビーチ
▲7、ファストフラッシュ
△9、ネオアマゾネス
*21日(木)名古屋 第11R『東海クイーンカップ』 1700m 16:30発走*
まだまだ安定しない新名古屋競馬場の馬場状態を読むのは難しいところですが、ここはレイジーウォリアーが力でねじ伏せてくれるのではないかと考えます。
前に行きたい馬が複数いて、先行争いは激しくなりそうですが、枠順的にもスタートが決まれば逃げられそう。
自分の形に持ち込めれば、多少絡まれても逃げ粘ってくれるのではないでしょうか。
ただし、馬場状態次第では相当極端な展開になる可能性もある今の名古屋。
レイジーウォリアー1頭軸というのはちょっと怖いので、園田プリンセスカップの勝ち馬グラーツィアも本命に近い評価をしています。
距離が初、名古屋が初など簡単な条件ではないですが、ホッコータルマエ産駒ですから1700mは守備範囲でしょうし、新名古屋競馬場一発目の重賞を勝った吉原寛人騎手鞍上というのも心強い。
ここまで戦って来た相手を考えても、今回チャンスはあると思います。
アップテンペストは重賞2連勝と勢い一番ですが、内に行きたい馬がいて、久しぶりに逃げない競馬になりそうです。
2番手から進んだ新春ペガサスカップではレイジーウォリアーの2着。
大きく崩れることはないと思いますが、ここでどういう競馬をするのか試金石の一戦でしょう。
決め手のある笠松のドミニクにも注目。
昨年のゴールドウィング賞のロングスパートは素晴らしかったですし、梅桜賞は離れた2着だったとはいえ、先行有利の馬場状態でよく追い上げました。
今回は先行争いが激しくなりそうですから、この馬の決め手が活きる展開になると思います。
浦和からの遠征馬スターオブケリーはスピードが身上の馬。
このメンバー相手に逃げられるかがカギになりそうです。
自在な立ち回りが出来るヒメコマチまで。
◎3、レイジーウォリアー
〇1、グラーツィア
▲11、アップテンペスト
△6、ドミニク
△10、スターオブケリー
△9、ヒメコマチ
*17日(日)高知 第6R『二十四万石賞』 1900m 18:15発走*
本命にしたのはララメダイユドール。
JRA3勝クラスから高知に移籍して2戦、どちらも圧巻のパフォーマンスで圧勝しています。
初戦は鞍上の宮川実騎手の2000勝が掛かったレースでしたが、スピードの違いで逃げ切って大差圧勝。また強い馬が高知にやって来たなと思いました。
つづく2戦目はメンバーも強化されましたが、まったく危なげない走りで連勝。
今回は1900mに距離が延びますが、JRA時代は中距離を中心に走って来たので特に問題はないでしょう。
このメンバーならば、いきなりの重賞制覇もあると思います。
対抗はファンキーゴールド。
前走の御厨人窟賞では展開が味方したとはいえ、ロングスパートで3着に入りました。
高知移籍後すべて馬券圏内に来ている堅実派。
ララメダイユドールを巡って速い流れになれば、この馬の決め手が活きそうです。
3番手評価にしたのはクラウンシャイン。
ここ3戦2着続きですが、重賞でも上位争いを演じている馬です。
展開は問わないし、好位中団から競馬が出来ることも魅力。
ここも大崩れなく頑張ってくれるのでは。
スペルマロンにはそろそろ復活して欲しいところですが、わかりやすい復活材料が見えないので抑え目の印にしました。
展開がハマった時の一発が怖いモズヘラクレス、8戦連続連対中のエイシンピストンまで。
◎2、ララメダイユドール
〇5、ファンキーゴールド
▲6、クラウンシャイン
△3、スペルマロン
△8、モズヘラクレス
△12、エイシンピストン