*16日(木)門別 第11R『ブリーダーズゴールドカップ』 2000m 20:00発走*
ここに入ったら負けて欲しくないクイーンマンボ。
昨年はマイティティーに届かずの2着でしたが、マイティティーが好走した、という印象で、この馬自身は悲観する内容ではありませんでした。
牝馬ダートグレード戦線ではもちろんトップの存在ですが、牡馬に入ってもヒケを取らないのがまたすごいところ。
前走の平安Sでは、中団から運んで大接戦の2着争いを制しました。
勝ったサンライズソアには及ばなかったものの、改めてその実力を示してくれましたね。
長期休養明けを2戦して2着2着とまだ勝ち星はありませんが、大きく崩れることも考えられません。
牝馬で57キロはなかなかに厳しい条件ですが、それでもこの馬ならば勝ち切ってくれるのではないかと思っています。
対抗にしたのはプリンシアコメータ。
前走の平安Sはさすがに相手が強かったですが、牝馬のダートグレード戦線では常に上位争いに絡んで来る馬です。
唯一崩れたTCK女王盃は、大雪の影響で特殊な馬場になったこと、スタートダッシュがいまいちで流れに乗れなかったことが大きかったと思います。
先行してレースを作れる馬で、積極的なレース運びで昨年のマイティティーの再現もあるかもしれません。
3番手評価にしたのがフォンターナリーリ。
前走は準オープンで、早めのマクリで勝利しました。
牝馬ダートグレードでは、準オープンを勝っている、先行or早めに動ける脚質、という2つが、いきなり好走する条件だと思っていて、この馬はどちらもクリア。
上位にあげた2頭は相当強いですが、セオリー的にいえば十分足りるのではないかと思います。
しかも!鞍上はモレイラ騎手!!
門別でモレイラ騎手がどんな競馬をするんでしょうか。わくわくわくわく。
初めての重賞、初めての2000mと課題はありますが、実績馬たちにどこまで食らいついて行けるか楽しみです。
前走久しぶりのダートで適正を見せたラビットラン、関東オークスを勝ったハービンマオ、TCK女王盃2着だったブランシェクールまで。
◎5、クイーンマンボ
〇6、プリンシアコメータ
▲2、フォンターナリーリ
△11、ラビットラン
△12、ハービンマオ
△9、ブランシェクール
*15日(水)盛岡 第10R『クラスターカップ』 1200m 16:30発走*
今年こそ今年こそラブバレット!!!
ぜひともここでダートグレード制覇をして欲しいのです。
このレースはベストといえる舞台で、2015年2016年は3着、そして昨年は惜しくも2着でした。
特に昨年は、逃げるサイタスリーレッドを捉えに動いて、先頭に立ったところをブルドッグボスに差されるという、負けて強しの内容。
これまでは岩鷲賞からクラスターにステップを踏んで来ましたが、今年は北海道スプリントCから栗駒賞を経てここへ挑んで来ました。
その北海道スプリントCでも、テーオーヘリオスのクビ差2着。
見せ場十分、見ごたえ十分の内容で、7歳にしてなお進化している印象です。
今年こそは、地元で大輪の花を咲かせて欲しいです!!!
強敵なのがネロ。
前走のさきたま杯は失速してしまったけれど、久しぶりのダート戦だったJBCスプリントの内容が秀逸。
2番手からよく粘ってタイム差なしの4着。
ダートでも一線級の力があることを示しました。
盛岡は初になりますが、特に問題はないでしょう。
9番人気で京阪杯を勝った時の鞍上吉原寛人騎手を迎え、かなり手ごわい存在だと感じます。
4歳初戦となるディオスコリダーも強敵。
前走のカペラSでは、古馬相手に外々を回って強い競馬でした。
能力が高いことは証明済みなので、あとは怪我からの長期休養明けでどこまで走れるかでしょう。
スパーキングレディCで2着だったオウケンビリーヴ、長期休養明けを一度使ったブライトラインまで。
◎5、ラブバレット
〇9、ネロ
▲10、ディオスコリダー
△4、オウケンビリーヴ
△12、ブライトライン
*14日(火)金沢 第11R『読売レディス杯』 1500m 17:20発走*
グランダム・ジャパン古馬シーズンの5戦目です。
佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞と2勝を挙げ、現在ポイントトップを走るディアマルコが登場。
ここも強敵は見当たらず、勝ってさらにポイントを加算するのではないかと見ています。
ディアマルコはもともと強い馬でしたが、3連覇が懸かった今年の兵庫サマークイーン賞はこれまで以上に強い勝ち方でした。
トップスタートからハナを切る構えでしたが、外からトーコーヴィーナスに交わされて2番手に。
3コーナー手前から動いて先頭に立つと、南関東の実績馬ステップオブダンスを引き離して勝利。
まさに完勝と言える内容で3連覇を果たしました。
メンバー的に見ても断然の実績で、唯一不安材料をあげるとすれば金沢が初めてなこと。
しかし、これだけ遠征経験が豊富な馬ですから、大きなマイナスだとは思っていません。
ここはどんな勝ち方をしてくれるか楽しみです。
対抗以下の評価が悩ましいところですが、
金沢で吉原寛人騎手ということでスターレーンにしました。
佐賀ヴィーナスカップでは逃げ粘っての3着。
ディアマルコには完敗だったものの、やはり牝馬重賞では力上位であることを改めて証明しました。
この馬も金沢は初ですが、経験豊富なので問題ないでしょう。
久しぶりの重賞挑戦となるラモントルドールは着実に力を付けてきた印象です。
今の勢いならば、上位争いも可能ではないでしょうか。
移籍初戦を圧勝したプリモガナドール、3歳馬アクアレジーナまで。
◎3、ディアマルコ
〇6、スターレーン
▲7、ラモントルドール
△9、プリモガナドール
△8、アクアレジーナ
*14日(火)佐賀 第8R『サマーチャンピオン』 1400m 16:25発走*
今年はかなり頭を悩ませるメンバー構成ですが、、、
本命は素直にいってヨシオ。
前走のマーキュリーカップは初のダートグレード挑戦でしたが、逃げて道中マイペースに運ぶと、最後まで渋太く粘って2着。
勝ったミツバは強かったけれど、並ばれてからもうひと踏ん張りして、見せ場十分の内容でした。
斤量1キロ増の55キロはまったく問題なし。
久しぶりの1400mで、先行争いが激しくなるところが若干心配ではありますが、
外めの枠に入ったし、番手もこなせないことはないと思います。
超先行有利な佐賀競馬場で、スピードを活かしたレースを期待しています。
対抗をかなり迷ったのですが、ブルミラコロにしました。
昨年の10月にOPを勝ち、前々走も2着。
好位から進めるスピードがあるので佐賀はもってこいでしょう。
不安材料をあげるとすると、これまでの実績が1200mに集中していること。
ただし、超小回りの佐賀ならば1400mもこなしてくれるのではないかと考えます。
3番手評価にしたのはエイシンヴァラー。
黒船賞ではキングズガード、ブルドッグボスに競り勝って初タイトルをゲットしました。
その後のかきつばた記念も差のない4着だったし、黒船がフロックだとは思いません。
前走のプロキオンは、最後の直線で伸び切れず...という感じでしたが、4コーナーを回ったところでは、
「ここから伸びてくれば!」と一瞬夢を見させてくれました。
小回りの佐賀に替わって、改めて期待します。
実績でヒケを取らないのがルグランフリソン。
逃げ先行で結果を出している馬で、1400mという距離もばっちりです。
兵庫移籍3戦目となるエイシンバランサー、前走準オープン勝ちのタイセイエクレールまで。
◎8、ヨシオ
〇3、ブルミラコロ
▲11、エイシンヴァラー
△9、ルグランフリソン
△10、エイシンバランサー
△4、タイセイエクレール
*9日(木)金沢 第11R『MRO金賞』 1900m 17:40発走*
本命にしたのは愛知のウォーターループです。
東海クイーンカップ、ぎふ清流カップの勝ち馬で、このメンバーに入っても実績は上位。
東海ダービーは3着という結果でしたが、好位内からサムライドライブを追いかけ、4コーナーでは2番手に。
最後はビップレイジングのキレが目立ちましたが、この馬も頑張って伸びていました。
負けたものの、早めに動いて行く積極的な競馬で見せ場を作ってくれましたね。
前走のクイーンカップは逃げていたところをフセノランにマクられてしまいましたが、踏ん張って2着。
重賞でも常に安定した走りを見せています。
今回初めての金沢遠征になりますが、普段から笠松に遠征しているし、金沢は近いので特に問題ないでしょう。
前に行って自分から動ける馬で、金沢の馬場も合うと感じます。
ただし、この馬が圧倒的な存在とも思えません。
対抗には同じ東海のドリームスイーブルを推します。
タイトルこそないけれど、重賞で2着が4回もある堅実派。
東海ダービーは4着とちょっと物足りない結果でしたが、
前走の古馬との戦いでは、馬なりで3番手につけると道中しっかりと折り合って、ゴール前で逃げるアントレーンを捉えてクビ差でV。
自在に動ける脚があるし、安定感もバツグン。
大きく崩れることはないと考えます。
3番手評価は金沢勢3頭で迷いましたが、石川ダービーで本命にしたノブイチにしました。
その石川ダービーでは今回も出走するアルファーティハとサノノツルギを捉えることが出来なかったけれど、
勝ったアルファーティハは展開を読んだ吉原騎手の好騎乗が光っていたし、この馬自身はそれほど悲観する内容ではなかったと思います。
高知優駿をはさみ、前走は古馬B級との戦いで、2番手から良く伸びて勝利。
ロングスパートが持ち味ですが、前走のように楽にいいポジションが取れれば十分勝ち負けではないでしょうか。
石川ダービー1着2着のアルファーティハとサノノツルギまで。
◎8、ウォーターループ
〇2、ドリームスイーブル
▲9、ノブイチ
△7、アルファーティハ
△6、サノノツルギ