*24日(月)浦和 第11R『オーバルスプリント』 1400m 16:25発走*
本命にしたのはウインムートです。
前走のプロキオンSでは、マテラスカイが圧倒的なスピードで逃げ切りましたが、それを追いかけての3着。
もっと沈んでしまってもおかしくない場面でしたが、最後まで本当によく踏ん張ってくれました。
地方コースは昨年のサマーチャンピオン以来。
この時は1番人気に支持されましたが、逃げてかなり厳しい展開になり3着に。
今は逃げなくても競馬ができるし、多様な展開に対応できるようになりました。
スピードのある馬で浦和コースも合うはず。
内にドライヴナイト、外にネロやオウケンビリーヴといった先行馬が揃い、速い展開になりそうですが、
自在な競馬ができる今なら十分対応可能と考えます。
ここは初タイトルを期待しています。
対抗はオウケンビリーヴ。
前走のクラスターCでは、2番手から逃げるネロと競り合って、見事重賞初制覇。
並んでからネロの踏ん張りが渋太かったものの、終始手ごたえは優勢だったし、クビ差という着差以上に強い内容でした。
3着以下を6馬身離しての勝利だったし、ここも当然上位争いでしょう。
ベストは1200mですが、マイルのスパーキングレディCでも2着に来ているように、小回りならば距離延長も対応可能。
大外枠で揉まれる心配もないし、スムーズな競馬ができるのではないでしょうか。
3番手評価はネロと迷いましたが、浦和のアンサンブルライフにしました。
5月のさきたま杯では、中団からよく伸びて3着を確保。
グレイスフルリープを差し切ったことは評価できると思います。
前走のプラチナCは末脚不発で9着に敗れましたが、休み明けを1度使って今回は上積みが見込めます。
得意のコースでJRA勢に一矢報いて欲しいです。
芝ダートを問わないスピード馬ネロ、オープンを逃げ切ってるドライヴナイトまで。
◎5、ウインムート
〇12、オウケンビリーヴ
▲6、アンサンブルライフ
△9、ネロ
△3、ドライヴナイト
*20日(木)園田 第10R『園田プリンセスC』 1400m 16:05発走*
過去5年で北海道勢が3勝しているこのレース。
今年も4頭が出走して来ますから、当然中心になると考えています。
9月6日に起こった北海道胆振東部地震の影響により、ライフラインが止まってしまい、特に水の復旧には時間が掛かったとのこと。
現在は開催が中止となり、25日(火)から再開の予定。
大変な苦労をしながらの調整だったとは思いますが、レベルの高い北海道の2歳勢は、今年も強い姿を見せてくれると思っています。
その中で本命にしたのはピュアドリーマー。
勝ち星的には1勝馬ですが、2戦目のアタックチャレンジを勝利し、続くウィナーズチャレンジで2着。
初重賞だったフルールCは6着でしたが3着とはコンマ2秒差でした。
前走のすずらん賞は初の札幌、初の芝という条件の中、中団から踏ん張って6着に健闘。
今回は初の長距離輸送になりますが、そこは田中淳司厩舎ですから心配していません。
初物ずくしで簡単な条件ではないですが、高いレベルで揉まれた経験は大きいと思います。
対抗はここまで3戦無敗の金沢ワンモアグローリー。
そのレースぶりは圧巻で、3戦すべて大差勝ちという独り舞台。
他地区の馬との比較が難しい上に、初めて揉まれる展開になってどうなのか、という疑問点はあるものの、
前走の準重賞でもぶっちぎった能力には脱帽です。
このメンバー相手にどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
3番手評価は地元兵庫のリリコ。
新馬戦を快勝し、2戦目の1組は2着だったものの、3着以下は大差がついていました。
前走の認定では、2戦目で負けたアヴニールレーヴをきっちり差し切って2勝目。
今回もペースは流れると思うので、末脚がしっかりしているこの馬に向く展開になりそうです。
すでに3勝を挙げているアヴニールレーヴ、キャリア1戦でも能力が高そうなブレイクフリーまで。
◎6、ピュアドリーマー
〇7、ワンモアグローリー
▲11、リリコ
△8、アヴニールレーヴ
△10、ブレイクフリー
昨日の盛岡ジュニアグランプリに出走した、オッズパーク地方競馬応援プロジェクト4世代目のマリーグレイス。
内枠で揉まれたら脆さを出すのでは...と思っていたのですが、好位集団の内で我慢して5着。最後まで粘り強い競馬を見せてくれましたね。
若鮎賞は逃げ切り勝ちでしたが、逃げなくても競馬ができることを証明してくれました。
これでまた一つレースの幅が広がったし、今後がさらに楽しみです♪
さて今日は高知で珊瑚冠賞が行われます!
高知といえば、今の一番ホットな話題は別府真衣騎手ご結婚のニュースでしょう。
現在高知リーディングをひた走る宮川実騎手とのご結婚ということで、わたしとしてもとても嬉しいです!!!
宮川騎手は、大きな落馬事故により左目失明というハンデを負いながらも見事復帰を果たし、しかも今年はリーディングを獲るか?という勢い。
本当にすごいジョッキーです。
オッズパーク・ジョッキーインタビュー 宮川実騎手
別府真司調教師、宮川浩一調教師が喜んでいる姿が目に浮かびます。
これからさらに高知が盛り上がっていきそうですね!
*17日(月)高知 第7R『珊瑚冠賞』 1900m 18:10発走*
本命にしたのはイッツガナハプン。
高知ではバツグンの安定感を誇ります。
前走の川崎スパーキングサマーCは全国交流戦でさすがに相手が強かったですが、今回と同じ舞台の二十四万国賞では、中団追走から勝負所で動いて行って、4コーナー先頭。そのまま押し切りました。
先行馬というわけではないので、たまーに末脚不発の時があるものの、このメンバーでは負けられないというくらいの存在でしょう。
対抗はキープインタッチ。
前走3着とはいえ、高知での初重賞挑戦でよく追い込んで来ました。
まだ力の比較が難しいところですが、エイシンファイヤーやワイルドコットンに先着しているというのは評価できます。
脚質的にも距離が延びてさらに良さそうだし、今後重賞でも上位に絡んで来る馬だと思っています。
安定感のあるワイルドコットン、距離克服がカギのエイシンファイヤー、タイトルはないものの重賞でも好走しているチャオまで。
◎5、イッツガナハプン
〇7、キープインタッチ
▲6、ワイルドコットン
△4、エイシンファイヤー
△8、チャオ
引き続き好調な、オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの馬たちの話題です。
まずは2期生のシュダイカ(佐賀)が、久しぶりの勝利を挙げました!!!
しかもヤングジョッキーズシリーズで。
1月の900m戦以来勝ち星がなかったシュダイカさんですが、ちょくちょく馬券に絡んではいました。
習志野きらっとスプリントで初遠征後、得意の900mで3着。
そして迎えた昨日のレースは1400mに距離が延びたのですが、好ダッシュから楽にハナを奪うと、
向正面半ば辺りから後続を離していき、直線は独走。
2着に3馬身の差をつけて快勝しました。
騎乗したのはJRAの義英真騎手。
YJSで勝利した義騎手(ピンクの勝負服)と石堂騎手(緑の勝負服)
ここまでYJSでは2着が最高でしたが、見事初勝利を挙げてポイントゲット。
JRA西日本第1位に躍り出て、ファイナル進出に大きく近づきました。
それにしても。
これでシュダイカは6勝目。
連対率は52.9%だし、2016年夏のデビューから丸2年も堅実に楽しませてくれていますね。
これからも怪我せず、順調に行って欲しいです。
そして明日は我らがダービー馬コーナスフロリダが登場します!
園田の新設重賞『第1回園田オータムトロフィー』。
西日本ダービーに向けても大事な一戦ですが、なかなかに好メンバー揃いで気が抜けません。
兵庫ダービー、園田サマーチャレンジと、コーナスフロリダの連続2着に来ているクリノヒビキは1枠1番を引き当てました。
前に行って踏ん張るこの馬には絶好なシチュエーション。
赤岡騎手騎乗だし、相変わらず怖い存在です。
さらに、デビューから6戦無敗のエイシンエールがついに重賞に登場。
逃げてよし、番手でもよしと競馬が上手な馬で、若手の鴨宮騎手とのコンビは勢いがありますね。
エンジンの掛かりがゆっくりなコーナスフロリダにとって、スピードのある上記2頭は強敵と言えるでしょう。
前走は好スタートから意外と?ダッシュがついて3番手からの競馬ができたのは大きな収穫。
その分、最後の伸びはやっとこさという感じでしたが...
レースぶりを見ていると、まだまだ本気で走っていないのでは?と思わせる場面が多々。
それでいて重賞2勝しているんですからすごい馬です。
今回はダービーを勝った時の鞍上岡部誠騎手がパートナー。
どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
◎6、コーナスフロリダ
〇1、クリノヒビキ
▲4、エイシンエール
△2、オータムヘイロー
△9、アゼツライト
*11日(火)名古屋 第11R『秋桜賞』 1400m 16:15発走*
グランダム・ジャパン古馬シーズンのトップを走るディアマルコを本命にします。
前走の読売レディス杯でも本命にしたのですが、ここはまさかの4着。
スタートもいまいちだったし、何よりダッシュがつかず。
勝負所でもモタモタしてなかなか進んで行かない印象で、そこからよく4着に盛り返したなと思います。
敗因は状態面というよりも、展開、流れに乗れなかったことが一番大きいのではないでしょうか。
前走で脆さも見せたわけですが、それでもこの馬がスピードに乗った時の強さは計り知れません。
グランダム・ジャパン古馬シーズンの女王の行方も、ビューチフルドリーマーカップでジュエルクイーンが勝って、追い上げて来ました。
ここを勝って優勝に王手を懸けられるでしょうか。
対抗はその読売レディス杯でいきなり重賞制覇をして見せたエースウィズ。
中団からの位置取りでしたが、赤岡騎手がさすがの騎乗でロスなく運び、直線良く伸びてスターレーンを差し切りました。
初遠征、初重賞挑戦でしたが、終わってみれば強いレースでしたね。
2着だったスターレーンはハナ争いがかなり厳しかったし、ディアマルコは流れに乗れなかったり、と、この馬にとって有利な展開になったことは確かですが、
重賞でも遠征でも十分戦えることを証明しました。
スターレーンはタイトルこそ1つしかないものの、重賞で2着5回と存在感を示しています。
読売レディス杯は前半本当に厳しい流れだったと思いますが、最後までよく粘り込みましたね。
力のある馬なので、ここも大崩れなく頑張ってくれると思っています。
地元名古屋のポルタディソーニは絶好の1枠を引き当てました。
もちろん逃げなくても競馬はできますが、この馬にとってはプラスの枠。
宮下瞳騎手鞍上で、積極的な競馬を期待しています。
浦和の桜花賞2着だったアンジュキッスは、休み明け、長距離輸送、古馬初対戦と難しい条件ですが、
前に行って渋太く粘る馬で、小回りの名古屋は合っていそう。
古馬相手にどんな競馬ができるか楽しみです。
◎2、ディアマルコ
〇4、エースウィズ
▲11、スターレーン
△1、ポルタディソーニ
△12、アンジュキッス