*5日(火)名古屋 第11R『東海ダービー』 1900m 16:15発走*
いよいよ、いよいよ、いよいよ、、、東海ダービーです!
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの3世代目であるサムライドライブが、無敗でのダービー制覇に挑みます。
昨年、7戦無敗だったマジックカーペットが兵庫ダービー直前に故障を発症し、長期休養に入った時には本当にショックでしたが...
まさか2年続けて無敗のダービー馬を目指せる馬が誕生するとは。
サムライドライブにはぜひとも無事に出走し、ダービー馬の栄冠をつかみ取って欲しいです!
さてメンバーですが、新興勢力として強敵だと考えていたスギノハヤブサが別路線へ進むということで、これまで一緒に戦ってきたメンバー構成でのダービーになりました。
前に行って結果を残しているサムライドライブにとって怖いのは同型に絡まれた時。
なので、キンショーウィークとの枠並びがどうなるのか心配していましたが、サムライドライブが2枠2番でキンショーウィークが大外枠。
これはラッキーな枠順でしょう。
こうなればサムライドライブは相手というよりも自分自身との戦い。
特に気になっているのが、初距離で初めてのスタート地点だと、ゲート入りを渋ることです。
その辺りの精神面を考慮して遠征には慎重にならざるを得ないわけですが、初めての1800mだった梅桜賞ではきちんと入っていましたから、精神的な成長を感じます。
100mの距離延長はまったく問題ないし、これまでと同じように、圧倒的なスピードでレースを支配してくれることを期待しています。
対抗にしたのはドリームスイーブル。
タイトルこそないものの、重賞で4つの2着がある馬です。
好位からでも競馬はできますが、中団待機から後半にいい脚を使って伸びて来るイメージ。
サムライドライブにスピード勝負を挑む先行馬がいれば、この馬にとってはおいしい展開になりそうです。
ということで、やはり展開のカギを握るのはキンショーウィークになりそう。
サムライドライブとの初対戦だった駿蹄賞では先手を奪えずに自分の形に持ち込むことができませんでした。
今回の大外枠というのはちょっと厳しい気もしますが、スムーズにハナを切れれば渋太い馬。
駿蹄賞で4着だった以上の力はあると思っています。
重賞2連勝中のウォーターループ、安定感のあるユーセイスラッガーまで。
◎2、サムライドライブ
〇4、ドリームスイーブル
▲11、キンショーウィーク
△3、ウォーターループ
△9、ユーセイスラッガー
*30日(水)門別 第12R『北斗盃』 1600m 20:40発走*
門別三冠の一冠目である北斗盃。
これまではシーズン初めに組まれていましたが、今年から北海優駿が6月20日になったことでこのレースも少し時期が遅くなりました。
基本的に休み明けの馬が多かった例年とは異なり、使ってここに出走する馬がほとんどです。
その中で本命にしたのはサザンヴィグラス。
これまでの実績を考えると断然の存在でしょう。
栄冠賞、ブリーダーズゴールドジュニアカップと2歳時に重賞2連勝。
北海道2歳優駿でもJRAの強豪相手に3着と結果を出し、レベルの高い門別2歳勢の中でも際立っていました。
南関東移籍後は思ったほどの結果が出せなかった印象ですが、3歳1組で逃げ切り勝ちをしているし、力があるのは確かです。
今回は久しぶりの門別でのレースですが、この馬を良く知る陣営&五十嵐騎手なのでまったく心配していません。
以前五十嵐騎手にお話を伺った時には、マイルくらいがいいと仰っていたので距離的にもベスト。
この馬らしい強い競馬を期待します。
対抗はビジネスライク。
重賞勝ちはないものの、金沢シンデレラカップ、門別のフローラカップと2着に頑張っている馬です。
前走は休み明け、久しぶりの門別でのレースとなりましたが、2番手から早め先頭で押し切る強い内容で勝利。
これまでは中団から長くいい脚を使って追い込むイメージでしたが、新たな一面を見せてくれましたね。
3歳になってレースの幅も広がり、大きな成長を感じます。
サザンヴィグラス相手にどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
4戦連続2着続きのカツゲキジャパンにも注目しています。
ちょっと勝ち味に遅い印象はあるものの、中団から必ず伸びて来る末脚は魅力。
前に行きたい馬は何頭かいるし、サザンヴィグラスが先行する形になればこの馬にとってはもってこいの展開では。
前走は古馬と戦っているハーリーバーリー、岩手の若駒賞を勝っているニッポンダエモンまで。
◎11、サザンヴィグラス
〇2、ビジネスライク
▲12、カツゲキジャパン
△8、ハーリーバーリー
△3、ニッポンダエモン
*30日(水)浦和 第11R『さきたま杯』 1400m 16:35発走*
本命にしたのはサクセスエナジーです。
昨年末から3連勝して一気に頭角を現しました。
コーラルステークスでは伸びを欠いて6着に負け、オープンの壁を感じましたが、
前走のかきつばた記念では好位から早め先頭で初重賞制覇。
好位に行けるスピード、小回りのコーナーで加速できる器用な脚があり、地方コースにもってこい。
左回りは中京で勝っているので問題ないし、初の浦和コースでも上手に立ち回れるのでは。
対抗はキタサンミカヅキ。
前走は前残りの中、直線でよく追い込んで2着に入りました。
やはりこの馬にとっては直線の長い大井1200mがベストの舞台だと改めて感じました。
今回は浦和の1400mということで、この馬にとっては難しいコース。
しかし、ゴールドカップではソルテ、ケイアイレオーネといった強豪にアタマ、ハナ差の3着に来ています。
しかもいつもの後方一気ではなく、ある程度の位置を取って早めに動くという競馬をしてのもの。
以前よりも器用さが出て来たと思うし、ここも十分勝負圏内ではないでしょうか。
3番手評価はネロにしました。
逃げ先行から渋太く粘り込む馬で、ダートでもしっかり結果を出しています。
前走の東京スプリントでもよく粘っていたし、より直線が短い浦和コースは合うと思います。
カギは久しぶりの1400mでしょう。
ただし、小回りの1400mなので、十分こなしてくれるのでは。
東京スプリントを逃げ切ったグレイスフルリープ、最近はイマイチでも無視できないベストウォーリアまで。
◎2、サクセスエナジー
〇1、キタサンミカヅキ
▲4、ネロ
△11、グレイスフルリープ
△10、ベストウォーリア
*29日(火)金沢 第10R『石川ダービー』 2000m 16:55発走*
ここはなんといってもノブイチでしょう。
門別1勝から金沢に移籍後、金沢ヤングチャンピオンを勝ち、笠松のゴールドジュニアでは我らがコーナスフロリダを退けて重賞2勝目を挙げ、
前走の北日本新聞杯では早め先頭から2着に大差をつけて圧勝しました。
好位から自分で上がって行ける馬で、展開は不問。
地元メンバーならば、ここも圧倒的な力で勝ってくれると思っています。
問題は対抗以下。
ノブイチと戦ったことのある馬は勝負付けが済んでいる印象なので、ニューフェイスのサノノツルギに期待しています。
JRA未勝利から金沢転入後3連勝。
特に強かったのが前走の3連勝目です。
3歳A2とクラスは上がっていましたが、先手を奪って逃げる形になると、後続を離しての大差勝ち。
使いつつどんどん強くなっている印象です。
今回が初重賞で、一気の相手強化になりますが、今の勢いプラス岡部誠騎手騎乗ということで、どんなレースを見せてくれるかわくわくします。
3番手評価は安定感のあるエムザックヒーローにしました。
重賞でも好走しているし、ノブイチとサノノツルギが前でやり合う形になれば、この馬にとって向く展開になりそうです。
北日本新聞杯3着のマナレア、岩手からの転入初戦を勝ったリュウノムーンまで。
◎2、ノブイチ
〇8、サノノツルギ
▲4、エムザックヒーロー
△9、マナレア
△6、リュウノムーン
いよいよダービーシリーズの始まりです!
例年通りスタートは佐賀から。
ここから6月20日の北海優駿まで、全国各地のダービーを1か月近くも堪能できるなんて...楽しみすぎます!!
まずは初戦の栄城賞を当てて、幸先のいいスタートが切れますように。。
*27日(日)佐賀 第12R『九州ダービー栄城賞』 2000m 18:10発走*
注目は飛燕賞を勝ったベルセルクと、佐賀皐月賞を勝ったリンノゲレイロの真島厩舎2トップでしょう。
まず飛燕賞ですが、
ベルセルクが2番手追走から、掛かり気味だったリンノゲレイロに早めに抜かれたものの、落ち着いた騎乗ぶりでギアチェンジすると、
直線でリンノゲレイロをクビ差下して勝利。
ここでは3着以下を9馬身千切っていますから、2頭の強さが際立ちました。
ただし、リンノゲレイロは前半掛かり気味で早めスパートする形になり、最後は脚が上がりながらもベルセルクに並ばれてからもう一度踏ん張る根性を見せ、
結局はクビ差に食い下がりましたから、展開次第では逆もあったかなと思わせるレース内容でした。
続いて着順が逆転した佐賀皐月賞を振り返りましょう。
リンノゲレイロは3番手追走から、飛燕賞と同じく最初のホームストレッチで我慢し切れずにハナへ。
しかし、飛燕賞と違って引き付けた逃げになりました。
5番手にいたベルセルクもこの時点で2番手まで押し上げ、リンノゲレイロに迫ります。
4コーナーではリンノゲレイロが2馬身抜け出し、内スターオブソレイユ、外ベルセルクがなんとか食い下がるという形。
直線でもそのままリンノゲレイロが先頭でゴール、2着はハナ差でベルセルクが差し切りました。
このレースを見ていると、リンノゲレイロは1周目の折り合いが大きなカギ。
多少掛かったとしても道中で息が入れば最後までしっかりと脚を使える馬で、能力も1頭抜けていると感じます。
今回は北海道の桑村騎手が初騎乗ということで、どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
ベルセルクは佐賀皐月賞では3コーナー辺りからいっぱいになってしまったのか?と思ったのですが、
最後の最後にもう一度伸びて2着を確保。
やはり力はあると改めて感じました。
距離2000mは問題ないと思うし、気持ちが切れずに長くいい脚を使えれば、十分勝ち負けだと思います。
3番手評価はキングシャーク騎乗のスターオブソレイユ。
佐賀皐月賞では好位から粘って3着に入り、真島厩舎ワンツースリーを決めました。
牝馬ながら体も大きいし、使いつつ増えているのも成長の証。
前走のように好位から粘り込む展開になれば。
転入3戦目となるスーパージェット、連勝中のザワールドまで。
◎4、リンノゲレイロ
〇7、ベルセルク
▲11、スターオブソレイユ
△9、スーパージェット
△8、ザワールド