オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの3世代目、兵庫のコーナスフロリダが本日園田競馬第6Rに出走します!
*22日(木)園田 第6R『3歳AB特別』 1700m 13:40発走*
コーナスフロリダはデビューから5戦3勝2着2回とパーフェクト連対中。
昨年末の園田ジュニアCを制して重賞初制覇を果たしました。
前走は初の遠征で笠松のゴールドジュニアに挑戦。
一番人気に支持されましたが、早め先頭だったノブイチを捉えきれず2着という結果でした。
エスポワールシチー産駒の割に、ゲートがゆっくりなコーナスフロリダさん。
今回大外枠に入ったので、揉まれないことはプラスでしょう。
今は経験を積んで、兵庫ダービーに向けてどんどん成長して欲しいです!!
今日は5頭立てと少頭数ですが、コーナスフロリダの強敵になりそうなのが、③ラガーデリゲートと④スーパージェットの2頭。
まずラガーデリゲートですが、今回がJRAからの転厩初戦。
力の比較が難しいところですが、注目のロードカナロア産駒でスピードがありそうです。
小倉の新馬戦では1番人気に支持されて3着。
その後3戦は前に行ってバテてしまうレースが続いていますが、先行できるスピードがあるだけに小回りは合いそうです。
初の1700mがどうかですが、侮れない存在です。
スーパージェットは門別デビューで昨秋から兵庫に仲間入り。
重賞勝ちはありませんが、高いレベルで安定した走りを見せているし、
特にここ2戦は力をつけて2連勝を飾っています。
この馬も中団・後方からロングスパートを得意としているので、
コーナスフロリダとしてはこの馬の後ろからになってしまうと3,4コーナーでかなり外に振られてしまう恐れが...
鞍上も田中学騎手ですし、手ごわい相手です。
しかし、そこは我らがコーナスフロリダ。
ここまでの実績、戦って来たメンバーが違います。
今後のためにも揉まれた方がいい気もするし、スムーズに勝って欲しい気もするし。
とにかく無事にゴールしてくれることを一番に願っています。
◎5、コーナスフロリダ
〇4、スーパージェット
▲3、ラガーデリゲート
昨日佐賀競馬場で行われたレディスヴィクトリーラウンド(以下LVR)今期最終戦。
これまで、盛岡・名古屋・高知と転戦して来ましたが、暫定1位で迎えた別府真衣騎手が、佐賀ラウンドでも2着1着の活躍を見せて総合優勝を果たしました!
これで、昨シーズンに続き2連覇を達成!
すべてのラウンドで馬券に絡む活躍で、存在感を示しましたね。
【別府騎手の成績】
盛岡ラウンド 3着 1着
名古屋ラウンド 10着 2着
高知ラウンド 1着 10着
佐賀ラウンド 2着 1着
現在、わたしは第2子妊娠中(4月に出産予定なのです)で、現地に行けなかったことは残念なのですが、
TV越しでも白熱した様子がビシビシ伝わってきました。
写真はすべて、大恵陽子ちゃんから送っていただきました。
それでは早速、佐賀ラウンドを振り返っていきましょう。
まずは第1戦。
1番人気イチザラブに騎乗したのが別府真衣騎手、2番人気モデストに騎乗したのが宮下瞳騎手でした。
このシリーズを通してお2人の存在感は際立っていて、3ラウンドを終えた時点で別府騎手2勝2着1回、宮下騎手2勝2着1回と互角の戦いを演じていました。
第1戦でも引き続き2人の戦いになることが予想され、見事に結果を出してくれました。
ロケットスタートを切った宮下騎手は、内の別府騎手が行く気を見せたのですぐに抑えて2番手へ。
別府騎手もスタートは悪くなかったし、そこまで無理せずハナを取れた印象です。
しかし勝負所からの宮下騎手の手ごたえはバツグン。
中団から上がって来た下村騎手、山口以和騎手と4コーナーでは4頭の叩き合いになるかと思われましたが、
直線は盛り返した別府騎手VS宮下騎手の一気打ちに。
最後まで危なげなく伸びた宮下騎手が第1戦を制しました。
これで宮下騎手と別府騎手のポイントは44ポイントで並びました。
第2戦は最終戦ということで、1位のポイントがこれまでの2倍の10ポイントになります。
この時点で上位2名とのポイント差は大きく、優勝争いは宮下騎手と別府騎手に絞られました。
そして第2戦。
1番人気ガルトマーンに騎乗したのが宮下騎手、2番人気ダイメイライナーには下村騎手、別府騎手は4番人気のミスターベアーに騎乗、
このシリーズまだらしさが発揮できていない木之前騎手は5番人気のムーンパスラブに騎乗しました。
好スタートを切った別府騎手は楽な手ごたえで2番手へ、宮下騎手は中団待機という展開。
下村騎手はゲートの中でのダイメイライナーの姿勢があまり良くなく、立て直そうとした時にゲートが開いたのかハミに当たってしまったようで...。
大きな出遅れとなってしまいました。
別府騎手は3コーナーから積極的に動いて攻めの競馬で先頭へ。
直線そのまま突き抜けて勝利しました。
中団から長くいい脚を使って伸びて来たのが木之前騎手。
内にいた宮下騎手との2着争いを制して、今シリーズ初の連対を果たしました!
この結果により、別府騎手が59ポイント、宮下騎手49ポイントで別府騎手の優勝が決まりました。
【総合ポイント】
別府真衣騎手 59ポイント
宮下瞳騎手 49ポイント
木之前葵騎手 32ポイント
下村瑠衣騎手 29ポイント
すべてのレースで怪我なく無事に終われたことが何よりですし、
特に上位2人の白熱した戦いは見ごたえがありました。
別府騎手はこの2年、優秀女性騎手賞を逃して悔しい想いをして来ました。
波に乗るとどんどんいい方向に向いて行く騎手ですから、今年はさらなる活躍を期待しています。
宮下騎手は昨年女性騎手トップの61勝を挙げ、優秀女性騎手賞に輝きました。
さらに!
先日の梅見月杯を8番人気のポルタディソーニで制覇!
一昨年の復帰から快進撃が続いています。
木之前騎手は一昨年から昨年初め頃までの勢いがものすごかっただけに、現状に物足りなさを感じているそうです。
しかし、最終戦でも結果を出したし、悩んだ先には必ず明るい光があると信じています。
下村騎手は悔しい結果となってしまいましたが、普段以上に注目される舞台で人気馬に乗り、負けた悔しさは今後の大きな糧になるはずです。
これまで以上にハイレベルになった高知で、今後の成長に期待しています!
先月引退した鈴木麻優ちゃんの笑顔が見られたことも嬉しかったです♪
そして、地元佐賀所属の岩永千明騎手の現状について。
昨年の紹介式には「元気な姿をファンの方にお見せしたい」と、顔を出してくれた岩永騎手。
今年の紹介式に現れず心配されている方も多いと思います。
現在は厩舎のお手伝いをしていて、何頭か馬にも乗っているそうですよ。
ただ、今後のことなど具体的に決まっていないため、ご挨拶するのは控えたということです。
とても大きな怪我でしたし、岩永騎手の体も気持ちも大事に進んでいって欲しいです。
*16日(金)名古屋 第11R『梅見月杯』 1900m 16:30発走*
中距離~長距離路線の大将カツゲキキトキトがいないここは激戦必至!
本命はアサクサポイントとサンデンバロンで迷ったのですが、これまでの距離実績を考慮してアサクサポイントにしました。
2016年の東海ゴールドC、昨年の梅見月杯と、1900mの重賞で2勝を挙げている実績馬。
その後勝ち星がないのですが、笠松・オグリキャップ記念、金沢・北國王冠と全国交流戦でも2着に頑張っています。
前走の東海ゴールドCは中団から長くいい脚を使って2着。
2着が多く勝ち切れない印象もありますが、高いレベルで安定して走れるのは魅力です。
この距離ならば、久しぶりの重賞制覇もあると思っています。
対抗はサンデンバロン。
2015年に名古屋に移籍してから、長期間に渡って快進撃を続けている馬で、今年1月3日の名古屋記念で重賞初制覇を果たしました。
3番手追走から、先に動いたコスモナーダムを差し切って勝利。
これまで重賞ではちょっと物足りないレースが続いていましたが、王道の走りを見せてくれました。
前走のムーンストーンオープンは自ら逃げてクビ差残り、引き続き好調をアピール。
今回カギになるのは初めての1900mでしょう。
名古屋記念を見ていると、スタートして追って行ってもすんなりと折り合いがついていたし、馬の後ろでも我慢できる気持ちの強さを持っているのでこなしてくれると考えます。
現在5連勝中。この勢いで重賞2勝目も期待します。
3番手はコスモナーダムにしました。
ここ3戦続けてサンデンバロンに負けていますが、大きく崩れないのがこの馬の持ち味。
好位に行ける先行力と、勝負所で動ける器用な脚を持っていて、どんな展開でも対応できるのが強みでしょう。
昨年のこのレースも2着に頑張っているし、今年も注目したい1頭です。
兵庫からの遠征馬で、名古屋でも名港盃を勝っているエイシンニシパ、スピードがあるポルタディソーニまで。
◎10、アサクサポイント
〇9、サンデンバロン
▲11、コスモナーダム
△2、エイシンニシパ
△3、ポルタディソーニ
*8日(木)園田 第10R『園田ウインターカップ』 1400m 15:55発走*
本命にしたのはエイシンアトロポスです!
昨年7月の佐賀ヴィーナスカップでは7馬身もの差をつけて圧勝し、重賞初制覇を果たしました。
そこから約5か月の休養を挟んで12月に復帰。
初戦のA級特別では2番手から早め先頭で余裕の勝利を飾りました。
前走の笠松・白銀争覇では1番人気に支持されながら4着に負けてしまいましたが、逃げて差のないところまで粘ったし、悲観する内容ではなかったと思っています。
先行できるスピードがあるので大崩れが少ないし、今回のメンバーならば主役でしょう。
2015年の東海ダービー馬バズーカが対抗。
前走は強豪相手の兵庫ゴールドトロフィーで7着。
ここは仕方ないと思います。
前々走の兵庫ゴールドカップでは、ナチュラリーをクビ差抑えて久しぶりの重賞勝ちを見せてくれました。
最近の走りを見ていると、今は1400以下の短い距離が合っているように思います。
重賞6勝の実績はここでは断然。
いつものロングスパートを期待しています。
3番手評価はナチュラリーにしました。
初勝利が兵庫若駒賞という「もってる」馬。
その後重賞勝ちはないですが、高いレベルで戦って常に頑張ってくれています。
前走のA級特別では、2番手から早め先頭できっちり勝利。
斤量が軽かったことも大きかったと思いますが、これで8戦連続馬券圏内という驚異の安定感を見せています。
内枠に入って先手が取りやすいし、エイシンアトロポスとの兼ね合いはあるものの、ここも自分の競馬ができるのではないでしょうか。
園田では崩れていないチーフアセスメント、勢いのあるドリームポリーニまで。
◎9、エイシンアトロポス
〇3、バズーカ
▲2、ナチュラリー
△1、チーフアセスメント
△4、ドリームポリーニ
岩手の鈴木麻優騎手の引退が発表されました。
鈴木麻優騎手の引退について(岩手競馬HPより)
怪我からの復帰を楽しみにしていたので、とてもとても残念ですが、
コメントにもあるように、怪我のこともそうですし、気持ちの面も大きかったと思います。
2016年 LVR名古屋にて下村騎手と
ここまで一生懸命頑張って、たくさんのドラマと太陽のような笑顔を見せてくれたまゆゆ。
第2の人生はこれからゆっくり考えるとのことですが、少しでも競馬に関わっていたいと話していましたし、
マスコミ的なことにも興味があるということなので、ぜひ一緒に何かできたらと思っています♪
第2の人生も、応援していきたいです!
まずは本日のLVJ高知ラウンドに来場し、佐賀ラウンドも応援に駆け付けるということですから、
どんな笑顔を見せてくれるか楽しみですね。
さて、地方の現役女性騎手(平地のみ)は、これで4名となってしまいました...淋しいです。。
JRAでは藤田菜七子騎手が活躍しているし、女性候補生も頑張っていますね。
地方競馬教養センターでも、現在3名の女性候補生たちが日々訓練に励んでいます。
そして、地元でのデビューはもちろんですが、今日行われるLVJに参加することも高いモチベーションになっているそうですよ。
まず1人目は、97期の濱尚美さん。
「現在先輩女性ジョッキーの皆さんとこのステージで競走できるよう、まだまだ全然技術不足の私ですが、今一生懸命訓練に励み頑張っているところです」
昨年から復活した1年2期制のため、10月に入所した98期には女性候補生が2名も合格しました!
関本玲花さん
「先月急に引退してしまった鈴木麻優さんのようになれるように目指していました。それでも、全然今は及びませんが、この憧れのステージに立てるようにこれからもくじけず頑張ります」
関本さんは岩手の関本浩司調教師の娘さんですから、鈴木麻優騎手の後を継いでくれそうですね!
中島良美さん
「女性ジョッキーの中では宮下瞳さんにあこがれています。私は、今怪我療養中(手入れ中に馬に左大腿部を蹴られたため)ですが、修了してこのステージに立てるように、地道に頑張りたいと思います」
写真は3枚ともに地方競馬教養センターから提供していただきました。
97期の濱さんは来年の春、98期の関本さんと中島さんは来年の秋のデビューを目指して頑張っているそうです。
無事にデビューできる日を楽しみに待っています☆
さて、今日は候補生たちも楽しみにしているLVR高知ラウンド。
昨年の総合優勝者であり、今回も暫定ポイント1位の別府真衣騎手のおひざ元。
ここでさらに勢いをつけて逃げ切るか、1ポイント差で追う宮下騎手が逆転するか、
それとも若手の木之前騎手&下村騎手の逆襲があるのか???見逃せない戦いです!
2月7日(水)高知 一日出馬表