いよいよダービーシリーズの始まりです!
例年通りスタートは佐賀から。
ここから6月20日の北海優駿まで、全国各地のダービーを1か月近くも堪能できるなんて...楽しみすぎます!!
まずは初戦の栄城賞を当てて、幸先のいいスタートが切れますように。。
*27日(日)佐賀 第12R『九州ダービー栄城賞』 2000m 18:10発走*
注目は飛燕賞を勝ったベルセルクと、佐賀皐月賞を勝ったリンノゲレイロの真島厩舎2トップでしょう。
まず飛燕賞ですが、
ベルセルクが2番手追走から、掛かり気味だったリンノゲレイロに早めに抜かれたものの、落ち着いた騎乗ぶりでギアチェンジすると、
直線でリンノゲレイロをクビ差下して勝利。
ここでは3着以下を9馬身千切っていますから、2頭の強さが際立ちました。
ただし、リンノゲレイロは前半掛かり気味で早めスパートする形になり、最後は脚が上がりながらもベルセルクに並ばれてからもう一度踏ん張る根性を見せ、
結局はクビ差に食い下がりましたから、展開次第では逆もあったかなと思わせるレース内容でした。
続いて着順が逆転した佐賀皐月賞を振り返りましょう。
リンノゲレイロは3番手追走から、飛燕賞と同じく最初のホームストレッチで我慢し切れずにハナへ。
しかし、飛燕賞と違って引き付けた逃げになりました。
5番手にいたベルセルクもこの時点で2番手まで押し上げ、リンノゲレイロに迫ります。
4コーナーではリンノゲレイロが2馬身抜け出し、内スターオブソレイユ、外ベルセルクがなんとか食い下がるという形。
直線でもそのままリンノゲレイロが先頭でゴール、2着はハナ差でベルセルクが差し切りました。
このレースを見ていると、リンノゲレイロは1周目の折り合いが大きなカギ。
多少掛かったとしても道中で息が入れば最後までしっかりと脚を使える馬で、能力も1頭抜けていると感じます。
今回は北海道の桑村騎手が初騎乗ということで、どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
ベルセルクは佐賀皐月賞では3コーナー辺りからいっぱいになってしまったのか?と思ったのですが、
最後の最後にもう一度伸びて2着を確保。
やはり力はあると改めて感じました。
距離2000mは問題ないと思うし、気持ちが切れずに長くいい脚を使えれば、十分勝ち負けだと思います。
3番手評価はキングシャーク騎乗のスターオブソレイユ。
佐賀皐月賞では好位から粘って3着に入り、真島厩舎ワンツースリーを決めました。
牝馬ながら体も大きいし、使いつつ増えているのも成長の証。
前走のように好位から粘り込む展開になれば。
転入3戦目となるスーパージェット、連勝中のザワールドまで。
◎4、リンノゲレイロ
〇7、ベルセルク
▲11、スターオブソレイユ
△9、スーパージェット
△8、ザワールド