第1戦は、内田利雄騎手騎乗の【ヒビキマーカー】が2,6倍で1番人気に支持されましたが、上位人気6頭が10倍を切る、大混戦模様となりました。
ゲートが開くと、地元・園田の川原騎手が先頭、外から尾林騎手が2番手へ。
安部騎手、有馬騎手と続く好位集団は、少し速めのペースで進んで行きます。
4コーナーを回る時には、尾林騎手先頭、渡辺騎手、武豊騎手が伸びて来ました。
直線では武豊騎手が力強く伸びて余裕の1着かと思いきや、最後内田利雄騎手の怒涛の追い込みで写真判定へ。
結果、ハナ差で武豊騎手が、ゴールデンジョッキーカップ初勝利となりました☆
武豊騎手
「初めて勝つことが出来ました!
このレース、掲示板に載った覚えもないくらい(苦笑)
外に出せるタイミングがあったら出してという指示通りに乗れました。
強い馬に乗せてもらってラッキーでしたね」
2着:内田利雄騎手
「にせピンクに負けました...(苦笑)
いい感じで上がって行けたけど、3,4コーナーで無駄に外を回りたくなかったので、少し内に入れたんだけど、その時に砂を嫌がるところを見せて...
そこが大きかったです」
3着:渡辺博文騎手
「一瞬夢見ました(笑)。
いい流れになってくれましたね。
初めて参加しましたが、全国のトップジョッキーと一緒に乗れて...こういうのいいですね!」
4着:有馬澄男騎手
5着:尾林幸彦騎手
6着:岩田康誠騎手
7着:小牧太騎手
8着:安部幸夫騎手
9着:小林俊彦騎手
10着:的場文男騎手
11着:向山牧騎手
12着:川原正一騎手
第2戦は、3,8倍で岩田騎手騎乗の【シルクストラーダ】が1番人気に!
さらにこのレースでも、上位7頭が10倍を切る大混戦となりました。
このレースは1700m戦ということで、スタートしてから折り合い重視のスローペースで流れました。
有馬騎手が先頭、1周目のホームストレッチからは、岩田騎手が積極的に有馬騎手を追いかけて行って、2頭が後続を離す形に。
直線では岩田騎手の独走、最後脚の上がった有馬騎手の馬に、後方から追い込んだ的場騎手が襲い掛かったところがゴールでした。
1着:岩田康誠騎手
「パドックで見たら1番人気に支持されていてビックリしました。
ファンのお陰で十二分に力が出せました。
やっぱり園田はいいですね(笑)」
2着:有馬澄男騎手
3着:的場文男騎手
4着:小林俊彦騎手
5着:内田利雄騎手
6着:向山牧騎手
7着:川原正一騎手
8着:安部幸夫騎手
9着:武豊騎手
10着:渡辺博文騎手
11着:小牧太騎手
12着:尾林幸彦騎手
ということで、総合優勝は岩田康誠騎手でした☆
「初めて1位になれました!
先輩たちと腕を競い合うだけでも楽しいのに、勝てて本当に嬉しいです」
2位は有馬澄男騎手、3位は内田利雄騎手となりました。
行ってきました!園田競馬場!!
当日は東京では雪が降っていたけれど、園田は気持ちよく晴れて、競馬日和となりました♪
第18回ゴールデンジョッキーカップ☆
恒例の騎手紹介は、馬場の中で、名物アナウンサー・吉田勝彦アナによって行なわれました。
JRA:武豊騎手
JRA:小牧太騎手
JRA:岩田康誠騎手
岩手:小林俊彦騎手
浦和:内田利雄騎手
大井:的場文男騎手
愛知:安部幸夫騎手
笠松:向山牧騎手
福山:渡辺博文騎手
荒尾:尾林幸彦騎手
兵庫:有馬澄男騎手
兵庫:川原正一騎手
今回は、廃止競馬場出身のジョッキーが4人も出場しています!
新潟:向山牧騎手
栃木:内田利雄騎手
中津:有馬澄男騎手
中津:尾林幸彦騎手
園田からJRAに移籍してからも大活躍中の小牧騎手、岩田騎手を含めて、日本中どこにいっても結果を出すことが出来る、素晴らしいジョッキーたちですね!
この日、JRAの武豊騎手は、園田のピンク色の貸し服で登場。
内田利雄騎手と共に、ミスターピンクコンビが誕生しました♪
今日は園田競馬場で、第18回ゴールデンジョッキーカップが行なわれます!
このレースは、全国の2000勝以上のジョッキーたちが集まって腕を競います。
今年の出場ジョッキーは...
武 豊(JRA)・40歳
岩田 康誠(JRA)・35歳
小牧 太(JRA)・42歳
小林 俊彦(岩手)・44歳
内田 利雄(浦和)・48歳
的場 文男(大井)・53歳
向山 牧(笠松)・44歳
安部 幸夫(愛知)・41歳
渡辺 博文(福山)・43歳
尾林 幸彦(荒尾)・46歳
有馬 澄男(兵庫)・52歳
川原 正一(兵庫)・50歳
そうそうたるメンバーが集まりましたね!
内田利雄騎手は、期間限定騎乗中の浦和所属として出場します。
ジョッキーレースといえば...
WSJSを賭けた、全国の地方リーディングジョッキーの戦い、スーパージョッキーズトライアル。
鉄人・佐々木竹見騎手の名を拝した、地方・中央のトップジョッキーの戦い、佐々木竹見カップ。
この2つとは、出場するジョッキーがガラリと変わるのが、ゴールデンジョッキーカップの特徴です!
2000勝以上というのは、なかなか達成出来る数字ではないですからね。
岩田騎手の35歳が最年少で、40歳以上のベテラン勢がズラリ☆
レース展開や叩き合いなど、いつもとは一味違った競馬が見られるんじゃないでしょうか♪
そして、
レースの抽選は、ファン代表による公開抽選で行なわれました!
決定した騎乗馬はこちら↓
8レース:ファイティングジョッキー賞14時50分発走
10レース:エキサイティングジョッキー賞16時発走
私もこれから現地に行って取材して来ます!
関東はかなり雪降ってるけど、大丈夫かな...。
1月6日から3月5日まで、大井競馬場で騎乗している、金沢の中川雅之騎手。
2月3日の最終レースで、短期騎乗初勝利を挙げました☆
騎乗馬は、金沢でデビューして、中川騎手自身何度も騎乗したことのある【チヨノドラゴン】。
1番人気に応えての勝利でした!
「1つ勝ててホッとしましたね」
と、笑顔を見せてくれました。
1月31日に、47歳の誕生日を迎えたばかり。
デビュー27年目の今年も、まだまだパワフルな騎乗は健在です!
現在南関東では、内田利雄騎手(1月25日~3月26日まで)
菅原勲騎手(1月25日~3月26日まで)
3名のジョッキーが、短期騎乗をしています。
48歳の内田利雄騎手、46歳の菅原勲騎手と、ベテランジョッキーたちが大活躍中です!
ここからは、頑張ってくれた馬たちの表彰です!
年度代表馬は、史上初となる2歳牝馬【ラブミーチャン】が受賞しました。
関係者の皆さん。
会見では...
馬主・小林祥晃氏
「まともに重賞も勝ったことのないオーナーが、いきなりこんな賞をいただいて...
神様に感謝しています。
今まで何頭も買ったうちの1頭ですから、自分に相馬眼があるとは思いませんね(笑)。
お父さんのサウスヴィグラスが大好きで、似てるな~と思います。
12日に、地元・笠松『ゴールドジュニア』に出走します。
当日は私も応援に行って、イベントなどもする予定です。
笠松の皆さんが随分と応援してくれるので、少しでもお役に立ちたいですね。
春の最大目標は『桜花賞』です!
『フィリーズレビュー』で権利を獲りたいですが、中央にいた頃はまともに調教も出来なかったので、いきなりはどうかなとも思いますが、頑張ってほしいですね」
柳江仁調教師
「12日のレースに向けて、1週間前に4ハロンの追い切りをしました。
52秒くらいで、最後は12.スムーズに気持ちよく走れて、思ったよりも時計が出ましたね。
あとは中3,4日で最終追い切りをする予定です。
立ち見で見ると、サウスヴィグラスに良く似ていて、ダートの短距離という方もたくさんいますが、手足が伸びて意外とフットワークが軽いんです。
身のこなしの柔らかさが、芝で活きるんじゃないかなという希望を持っています」
濱口楠彦騎手
「中央で勝った時に、ただ者じゃないなと思いました。
芝は、乗ってる感触的にはこなせると思いますよ。
勝手に走って行っちゃうけど(笑)、折り合いもつかないことはないので、2000mくらいまでは大丈夫。
あの馬の能力を信じて乗ります!」
【ラブミーチャン】は、サラブレッド2歳最優秀馬&最優秀牝馬も併せてトリプル受賞となりました☆
サラブレッド3歳最優秀馬は、ダートグレードの浦和記念を勝った、川崎の【ブルーラッド】です。
初のダートグレード挑戦で、中央・地方の一線級を倒した【ブルーラッド】。
古馬になる今年の活躍も、期待したいですね♪
サラブレッド4歳以上最優秀馬には、ダイオライト記念連覇を果たした【フリオーソ】が選ばれました。
川島正行調教師
「脚元の弱い馬ですが、目標を決めると、人間が心配している以上に良くなるんですよ。
馬がレースをわかっているんですね」
前走の『川崎記念』でも、【ヴァーミリアン】相手に素晴らしい走りを見せてくれました。
今年も地方の総大将として、強いレースを見せてほしいです。
ばんえい最優秀馬には、【カネサブラック】が選ばれました。
安定してその強さを発揮してくれる、【カネサブラック】。
昨年は、初の1トンを曳く『ばんえい記念』に挑戦して2着と健闘。
その後も崩れることなく、圧倒的な強さを見せてくれました!
明けて8歳になった今年も、まだまだパワーは衰えません。
特別表彰馬は2頭が選ばれました。
まず1頭目は、【アジュディミツオー】です!
【カネヒキリ】とのマッチレースを制した『帝王賞』は、本当に感動しました。
昨年引退となりましたが、今年からは種牡馬生活に入るということで、ミツオーにそっくりな子供たちを楽しみに待ちたいです♪
そしてもう1頭は、【タガミホマレ】です!!
昨年の9月、福山競馬場で行なわれた『アラブ特別レジェンド賞』が、最後のアラブ系競走となりました。
すべてのアラブに感謝のメッセージを託すべく、【タガミホマレ】が代表として選ばれたそうです。
日本の競馬の発展を支えてくれた、アラブ系の馬たち。その功績は、本当に偉大な存在です。
ダートグレード競走特別賞は、【エスポワールシチー】が受賞しました。
初の地方挑戦となった『かしわ記念』では、王者【カネヒキリ】を下し、続く『南部杯』では、【サクセスブロッケン】を寄せ付けないほどの圧勝。
4連勝で『ジャパンカップダート』を制して、一気にダート界の王者となりました。
今月21日に行なわれる、『フェブラリーステークス』が楽しみですね♪
そしてこの日、笠松の誘導馬【ハクリュウボーイ】に感謝状が贈られました。
笠松のアイドル・パクじぃは、現役誘導馬最高齢の27歳。
なんとオグリキャップと一緒に走った経験を持ちます。
競走馬たちを馬場へ誘導するだけでなく、最終レースの入場が終わるとファンエリアへ登場し、ファンの方々と触れ合います。
そしてレースが終わると、門のところでお見送りまでするんです。
塚本幸典さん
「グランプリの発表が終わった後からの発表だったので、本当に驚きました。
普段は競走馬たちを誘導していますが、競馬を知らない人たちを競馬場に誘導するのも仕事だと思っています。
馬に触れたり、温もりを感じたりするだけで、2回目も来たいと思ってもらえる。
サラブレッドは、美しくて、力強くて、一生懸命。
そして、穏やかで優しい動物だということを一般の方にもわかってほしいですね。
いつでもパクじぃに会いに来て下さい。
競馬開催日以外でも、大丈夫ですよ」
パクじぃのHPもありますので、ぜひご覧になってみて下さいね。
今年のNARグランプリ、本当に素敵な表彰式でした☆