3連休の最後、今日は『黒船賞』ですっ!
昨年の覇者は...【トーセンブライト】
写真は昨年の『兵庫チャンピオンシップ』ですが。
とにかくこの馬は、道中うまく折り合って、自分のリズムで追走出来ると、ものすごい末脚を発揮してくれます!
昨年の『黒船賞』でも、切れましたよね~☆
18日の最終追い切りには、北村宏司騎手が跨って、坂路で抜群の動きをしていました。
連覇に向けて、視界は良好じゃないでしょうか♪
対抗には...地元高知の【グランシュヴァリエ】を推します!
騎乗するのはもちろん、高知リーディング赤岡修次騎手☆
昨年は驚異的な勝率で表彰されました。
年に1度の地元交流重賞に懸ける想いは、ハンパじゃないはず!
新聞社回りや大井でのイベントなど、宣伝にもかなり力を入れていましたからね。
【グランシュヴァリエ】は、中央時代は1000万条件にいた馬ですが、高知に移籍してから相当力をつけていると思います。
地元ではもう敵ナシだし、移籍初戦となった川崎のレースでも、あわやの2着でしたからね。
今回一気に相手は強くなりますが、地元の利を活かして頑張って欲しいです!
昨年は【フサイチバルドル】が追い込んで3着。
今年はそれ以上を期待してます♪
難しいのが【スーニ】の扱い。。
強いことはわかっているんですけど、59キロを背負って右回りの小回りというのはどうなんだろう...と思ってしまいます。
3歳の頃は右回りだとコーナーコーナーで膨れていたんですよね。
有り余るスピードのせいもありますが、それで園田の『兵庫ゴールドジュニア』でも2着に負けているし...
人気になるだけに、かなり思い切って消しにしてみようかなとも考えたけど、やっぱり強いので押さえておくことにします!
◎9、トーセンブライト
○5、グランシュヴァリエ
▲12、ヴァンクルタテヤマ
△2、ポートジェネラル
△10、スーニ
18日木曜日に行なわれた大井『京浜盃』。
1番人気【ブンブイチドウ】に騎乗したのは、園田所属の木村健騎手でした!
結果は5着だったけれど、この日は約3ヶ月の休み明けでプラス19キロ。
「3コーナーまでは良かったけど、最後伸びを欠いたのはちょっと重いせいかな。
叩いて良くなると思います」
ということでした。
同じくこのレースには、岩手の冬季休催中に期間限定騎乗している菅原勲騎手が、【セイントメモリー】に騎乗。
今年は【マンオブパーサー】で『報知グランプリカップ』を制したり、人気薄の馬で何勝もしたり、中央競馬で誘導馬に騎乗したりと大活躍の期間限定騎乗となりました!
そして...
来年度からは、期間限定騎乗の規定が大きく変わります。
① 通算 1,000勝以上の騎手。
冬季休催競馬場(北海道、岩手、金沢)所属 騎手は、通算 800勝以上。
② リーディング5位以内の若手騎手。
期間限定騎乗を行う年度の前年(歴年)に、所属する競馬場でリーディング5位以内の成績を収めた満25歳以下(前年の12月31日現在)の騎手。
③ 技術研鑽騎手。
南関東地区で技術の研鑽を目指す騎手免許取得後騎乗経験8年以下、通算 200勝以下の騎手。(騎手免許取得後騎乗経験3年未満、又は通算50勝未満の騎手は除く)。
受入れ人数は以下の通り
① 勝利度数実績騎手 各競馬場で2名以下
② リーディング5位以内の若手騎手 各競馬場で1名以下
③ 技術研鑽騎手 各競馬場で1名以下
そして期間限定騎乗期間 は...
① 勝利度数実績騎手 1名1回2ヵ月以内
② リーディング5位以内の若手騎手 1名1回2ヵ月以内
③ 技術研鑽騎手 1名1回3ヵ月以内
これまでは2000勝以上の騎手(北海道は1000勝)が、各競馬場1名で最大4名だったのが、この改定によって、最大16名までが期間限定騎乗が可能となりました!
来年度の期間限定騎乗者は...
① 内田 利雄(旧宇都宮所属)
村田貴広(浦和)
22年4月26日~6月25日
村上 忍(岩手)
齊藤 敏(船橋)
平成23年1月17日~3月18日
山口 竜一(北海道)
林 正人(船橋)
平成22年11月29日~平成23年1月28日
服部 茂史(北海道)
佐野謙二(大井)
平成22年12月6日~平成23年2月4日
鮫島 克也(佐賀)
宮本 康(大井)
平成22年9月13日~11月12日
五十嵐 冬樹(北海道)
池田 孝(川崎)
平成22年11月29日~平成23年1月28日
吉原 寛人(金沢)
内田勝義(川崎)
平成23年1月17日~3月18日
②桑村 真明(北海道)
佐々木 仁(川崎)
平成22年11月29日~平成23年1月28日
昭和62年3月26日生
大山 真吾(兵庫)
山藤統宏(大井)
平成22年9月13日~11月12日
昭和59年2月14日生
③山本 聡哉(岩手)
佐藤賢二(船橋)
平成23年1月17日~3月4日
昭和63年1月30日生
阪上 忠匡(笠松)
栗田裕光(大井)
平成22年5月17日~7月30日
昭和58年12月15日生
11人の騎乗者が決定しました。
地方競馬全体のレベルアップに繋がるこういう改定は、本当に素晴らしいですよね!
全国のジョッキーたちに、競馬をドンドン盛り上げて欲しいです☆
今日は荒尾競馬場で、『大阿蘇大賞典』!!
大阿蘇大賞典出走表
ここは昨年の優勝馬【タニノウィンザー】1強という感じ。
昨年は、ライバルの【ケイウンヘイロー】がいて、2000メートルで巻き返したいと言っていた吉留騎手。
【タニノウィンザー】はどちらかというと距離が長い方がいいそうで、調教でも長い距離を意識して調整していました。
結果、ライバルを尻目に独走で勝利しましたからね☆
その後は、荒尾最強馬として君臨しています!
現在は、【ケイウンへイロー】が名古屋へ移籍。
【ペプチドジャスパー】【テイエムジガット】という平山厩舎の看板馬も出走しない...
ということで、問題は2着争いだと思います!
昨年末に荒尾にやって来た【テイエムメデテカ】。
最初の2戦こそ後方からそれほど伸びることが出来なかったけれど、その後は3連勝と勢いがあります。
特に前走は、荒尾に来てから初めて好位から競馬をすることが出来ました。
過去には中京の2000メートルで3着に頑張った実績があるし、脚質的にも距離延長はプラスでしょう。
新興勢力として頑張ってほしいところです。
昨年のこのレースで、3着に頑張った【エムテイボーイ】。
ここ2戦は2連勝中。昨年よりも勢いがありますね。
普段はB級C級で戦っているだけに不安もありますが、2000メートルの実績もあるし、ここは期待したいです。
そして【テットウテツビ】。
前走は6着と負けてしまいましたが、明け9歳でも元気一杯。
荒尾のトップクラスでずっと戦ってきた馬ですからね。
距離も2000メートルで結果を出しているし、このメンバーに入ったら上位争いでしょう。
◎5、タニノウィンザー
○10、テイエムメデテカ
▲4、エムテイボーイ
△8、テットウテツビ
10日に船橋競馬場で行なわれた、『ダイオライト記念』。
史上初の3連覇がかかる【フリオーソ】が、1,7倍で1番人気。
2番人気は、初のダートグレード挑戦となった【フサイチセブン】でした。
レースは【フリオーソ】が好スタートを決めて先頭、【フサイチセブン】が抜群の手応えで続きます。
【マコトスパルビエロ】、【ロールオブザダイス】と人気馬が前に集中する展開。
2,400メートルということで、道中大きな動きはなく折り合い重視で流れます。
レースが動いたのは、2周目の3,4コーナー。
【フサイチセブン】の手応えが抜群、【フリオーソ】は戸崎騎手の手が動いていて、【マイネルアワグラス】が先団を捉える位置まで上がって来ました。
直線は【フサイチセブン】が力強く伸びて、2と1/2馬身差で勝利☆
2着は【マイネルアワグラス】、3着は好位から粘った【マコトスパルビエロ】という結果でした。
勝った【フサイチセブン】
内田博幸騎手のコメント
「今日は馬の後ろに付けてレースをしようと思っていたけど、いいスタートを切ったので、無理に下げる必要はないと判断しました。
あまり早く仕掛けたくなかったけど、後ろから馬が来ると興奮しちゃって、なだめるのが大変でしたね。
最後の直線は余力十分、楽な手応えでした。
初めて跨ったけど、すごくいい馬ですね。
厩舎もいいしエージェントもいい。僕は跨ってただけですから。
まだ8戦しかしてないので、これから本当に楽しみです!」
松田国英調教師
「強かったですね。
南関東で使う時には、内田騎手に乗ってもらったらファンの方がさぞ喜んでくれるかなと思いました。
負ける馬で内田騎手に恥をかかせたくはないし、自分なりにいい仕上げが出来ましたね。
内田騎手の元気な姿が見せられて嬉しいです。
調教師になって、14年で何度も大きなレースを勝たせてもらいました。
ただ最近なかったので、自分としても良かったし、怪我復帰からの初重賞制覇となった内田騎手も良かった。
今日は長い距離と、地方独特の重たい馬場を心配していたけど、強いレースをしてくれました。
この後は、1週間くらいケアしてみて、次走の予定を組むつもりです。
将来的には、賞金を積んで海外遠征に行きたいですね!」
2着は6番人気【マイネルアワグラス】が頑張りました!
松岡正海騎手
「4コーナーで一瞬夢見ました!
今日はマイナス6キロと、身体が絞れたのが良かったですね。
あと5キロ絞れれば、もっと走れますよ」
3着は【マコトスパルビエロ】
安藤勝己騎手
「道中で何度か前をつついたことで、こちらも脚を使ってしまったのかな...。
最後までバテないんだけど、コーナーコーナーでもたついてしまう」
4着には地元船橋の【セレン】が追い込みました!
石崎隆之騎手
「普段よりも前で競馬しました。
直線は内を狙って伸びてくれたけど、最後は一杯になってしまいました。
この馬にとっては、少し距離が長いのかな。
状態はいつも通り良かったけど、交流重賞の相手は強いね」
5着が1番人気【フリオーソ】でした。
このレースで交流重賞デビューを果たした、高知の別府真衣騎手☆
中団後方から、12着という結果でした。
「パドックではすごく緊張したけど、馬場に入ったらリラックス出来ました。
馬も人も、すごいメンバーの中でレースに乗れて、いい経験が出来ました。
馬も頑張ってくれましたね。また挑戦したいです♪」
と、笑顔で船橋競馬場を後にしました。
88期生の修了記者会見のあとに、センターに完成した、国際厩舎を見学して来ました!
詳しいことはこちら→地方競馬情報サイト:トピックス
地方から海外に挑戦する時や、海外から地方に挑戦する時のために作られた、国際検疫厩舎。
まだ具体的に使用する馬は出ていませんが、これからはドンドン国際化して行ってほしいですね!
馬房はかなり広かったですよ!
地方競馬教養センターは、坂路が出来たり、大井の外厩になったり、そして国際厩舎が出来たりと、ここ数年大きく進化してますね。
私がいた頃とはだいぶ様変わりしています。
考えてみると、私が入ったのは......14年前!!こわっ。。。