まずは第1戦。
1番人気に支持されたのは、JRA:三浦皇成騎手騎乗の【テンブレイク】
2番人気はJRA:伊藤工真騎手騎乗の【クリノハッピー】という順番でした。
レースは、1枠1番の兵庫:岡田晴樹騎手が先頭、兵庫:上村勇人騎手が2番手に付けました。
普段の高知のレースと比べても、かなりスローな展開に。
3コーナーで、佐賀:大澤誠志郎騎手が一気にマクって先頭に立つと、そのまま2馬身差で勝利☆
2着には後方2番手から追い上げた、JRA:伊藤工真騎手が頑張りました!
大澤誠志郎騎手のコメント
「3コーナー手前から一気に行きました。
直線では抜けていましたが、後ろが気になって必死に追ってました。
同期もいっぱいいる中で、勝てて本当に気持ちよかったです」
1着:大澤誠志郎騎手 佐賀
2着:伊藤工真騎手 JRA
3着:三浦皇成騎手 JRA
4着:西森将司騎手 高知
5着:大柿一真騎手 兵庫
6着:本田紀忠騎手 川崎
7着:友森翔太郎騎手 愛知
8着:上村隼人騎手 兵庫
9着:澤田龍哉騎手 船橋
10着:岡田晴哉騎手 兵庫
2レースは、JRA:三浦皇成騎手騎乗の【ハワイアンシェーナ】が1番人気。
兵庫:大柿一真騎手騎乗の【モ八ビスティー】が2番人気という順番。
ゲートが開くと、このレースもスローペース。
JRA:伊藤工真騎手が先頭、兵庫:上村隼人騎手が2番手。
3コーナーから、船橋:澤田龍哉騎手と、川崎:本田紀忠騎手が積極的に動いて行きました。
4コーナーでは1度下がったJRA:伊藤工真騎手が復活。直線で突き抜けた船橋:澤田龍哉騎手をクビ差まで追い詰めました。
澤田龍哉騎手のコメント
「返し馬の感じで、走る馬だと感じました。
高知の馬場は慣れていなくて乗り難しいところもありました。
勝たせてもらったけど、きちんと馬を制御し切れなくて、伊藤さんに迷惑をかけてしまいました...」
1着:澤田龍哉騎手 船橋
2着:伊藤工真騎手 JRA
3着:大柿一真騎手 兵庫
4着:上村隼人騎手 兵庫
5着:本田紀忠騎手 川崎
6着:西森将司騎手 高知
7着:友森翔太郎騎手 愛知
8着:三浦皇成騎手 JRA
9着:岡田晴樹騎手 兵庫
10着:大澤誠志郎騎手 佐賀
総合優勝は、2着2回と堅実な騎乗を見せてくれた、JRA:伊藤工真騎手!
「勝って優勝したかったですね...。
初めての高知で、もう少しコーナーきついかなと思ってたけど、乗りやすかったです。
こういうレースは普段と違って、周りのジョッキーのクセとかわからないから難しい面もあります。
そういう中で優勝出来たことは嬉しいですね。
みんな、勝ちたい気持ちが前に出ていて凄いと思いました。
僕自身も凄く燃えましたね!
新人王の名に恥じないよう、これからも頑張ります!!」
総合2位は、船橋:澤田龍哉騎手
3位は、兵庫:大柿一真騎手となりました。
澤田龍哉騎手
「1つでも上の順位を目指していたので、総合2位になれて嬉しいです。
勝てたのは馬の力です。本当にいい馬に乗せていただきました。
これからも同期には負けたくないです!」
大柿一真騎手
「3位?僕3位ですか?やった!嬉しいです!!
高知は2回目ですが、やっぱり馬場が重くて、園田と同じようには馬が動かないですね。
去年はかなり勝ち星を挙げさせてもらいましたが、そこから下がったら意味ないんで...
今年も去年以上に頑張ります!」
10名のフレッシュなジョッキーたちに、熱い熱い戦いを見せてもらいました♪
12日、高知競馬場で新人王争覇戦競走が行なわれました!
これまでは1戦のみの一発勝負でしたが、今回は初の2戦で戦うことになりました。
出場騎手はデビュー3年以内の10名☆
JRA:伊藤工真騎手
JRA:三浦皇成騎手
船橋:澤田龍哉騎手
川崎:本田紀忠騎手
愛知:友森翔太郎騎手
兵庫:上村勇人騎手
兵庫:岡田晴樹騎手
兵庫:大柿一真騎手
高知:西森将司騎手
佐賀:大澤誠志郎騎手
高知第1レースには、三浦皇成騎手が1番人気に応えて快勝☆
エキストラ騎乗でも存在感を見せ付けました!
三浦皇成騎手
「強い馬に乗せていただきました。
高知は初めてで、仕掛けのタイミングが難しかったです。
内が深いことに関しては、他の地方競馬場で乗せていただいているんで大丈夫です!
新人王に騎乗出来るなんて、なかなかない経験です。
みんな上手だし負けてられません」
レースの合間には、同期や同年代ということもあり、話が弾んでいました♪
レースのビデオを真剣に見ていたり
レース中の位置取りの話などなど...
普段から明るい雰囲気の高知競馬場検量所が、さらにフレッシュな雰囲気に包まれていました。
1月12日、高知競馬場で『新人王争覇戦競走』が行なわれます!
今年はなんと......2戦もするんですっ!!
毎年1発勝負でしたが、2戦になったことでよりジョッキーの腕が問われる戦いになりそうですね♪
出場騎手は10人
船橋:澤田龍哉騎手 86期
川崎:本田紀忠騎手 85期
愛知:友森翔太郎騎手 86期
兵庫:大柿一真騎手 86期
兵庫:岡田晴樹騎手 86期
兵庫:上村勇人騎手 86期
高知:西森将司騎手 87期
佐賀:大澤誠志朗騎手 86期
JRA:伊藤工真騎手 24期
JRA:三浦皇成騎手 24期
という、地方・中央で大活躍中の10名です。
このRed Viewでも、デビュー前にご紹介していますので、よかったらご覧下さい。
85期・本田紀忠騎手
86期其の壱
86期其の弐
87期・西森将司騎手
デビューしてからもお会いしているジョッキーもいますが、地方競馬教養センターでの終了記者会見以来会ってないジョッキーもいて...
みんな、成長して全く違う顔つきになっているんだろうなぁ~。
しかも、坊主から髪が伸びていると、スッカリ別人なんですよ。取材する時も、あの人は誰?と迷ってしまうことたびたび...。。
今回は86期生が中心ですが、去年は一足先に出場した、86期の北海道代表、黒澤愛斗騎手が新人王に輝きました☆
同期のライバル心、メラメラなんじゃないですかね。
そして今年は、デビュー年に武豊騎手の新人勝利記録を塗り替えた、JRA・三浦皇成騎手が出場します!
これは他のジョッキーにとっても、かなりいい刺激になるはずです。
今年の『第24回新人王争覇戦競走』は、
12日、高知5レース・6レースで行なわれますので、お見逃しなく!
新人王争覇戦競走第1戦
新人王争覇戦競走第2戦
ここからは、競馬界以外の受賞者たちをご紹介して行きます。
内閣総理大臣杯【大賞】を受賞したのは...男子プロゴルフ・石川遼プロ。
「名誉ある賞をいただき、この上ない感激です。
1年地味に練習した成果で、年末に皆さんの前で表彰していただいて、本当に嬉しいです。
どんなに辛く苦しいことがあっても、必ずこの賞が後押ししてくれると思います。
2年連続でこの素晴らしい賞をいただいて、どれほど感謝していいかわかりませんが、来年もこの賞に恥じないよう、精一杯頑張ります!」
【殊勲賞】・【特別賞】・【国際寛容賞】という3つの受賞となったのは...プロ野球・原辰徳監督。
「読売巨人軍監督の、原辰徳です。
2009年はあっという間の1年でした。WBC、ペナントレース、クライマックスシリーズ、日韓とすべて勝利することが出来ました。
監督という仕事は...野村監督がいらっしゃる前で恐縮ですが...
負けて反省、勝って教えられる。選手やスタッフに支えられ、なお一層ファンを魅了する野球をする。この場を借りて、誓います。
日本人で初めて、国際寛容賞をいただいたことについては...
なんと表現したらいいかわからないくらい感動しています。
果たして私が本当に寛容力を持っているのか...(笑)
ただ野球が好きで、素晴らしい選手やスタッフに支えられてきました。
アメリカでWBCを戦っている時、日本のみなさんが狂喜乱舞して喜んでくれたということを後で知りました。
少しでも世界平和のお役に立てたのだとしたら、とても光栄です」
〔国際寛容賞とは――世界中で寛容の心を持って社会活動を行なった人に、国連から贈られる賞で、日本人として原辰徳監督が初めて受賞しました〕
【殊勲賞】・【特別賞】を受賞したのは...ワールドベースボールクラシック日本代表です!
同じく、【殊勲賞】・【特別賞】を受賞したのが...大相撲・白鵬翔関。
「ありがとうございます!これからも精進して行きます」
【最高新人賞】に輝いたのは...福岡ソフトバンクホークス・摂津正投手。
「このような素晴らしい賞をいただいて、本当に嬉しいです!
来年もこの賞に恥じないよう、精一杯プレーします」
【特別賞】には...Jリーグ・鹿島アントラーズ、プロボクシング・長谷川穂積選手、女子プロゴルフ・横峯さくらプロが選ばれました!
横峯さくらプロのコメント
「このような名誉ある賞をいただいて、大変光栄に思います。
来年もこのような賞がいただけるよう、頑張って行きます!」
【特別功労賞】に輝いたのは...女子テニス・杉山愛選手。
「このような素敵な賞をいただいて、嬉しく思っています。
私はテニスからかけがえのないものをたくさんんもらったので、どういう形になるのかわかりませんが、スポーツを通して返していけたらと考えています」
同じく【特別功労賞】を受賞したのは...中日ドラゴンズ・立浪和義選手。
「名誉ある賞をいただき、本当にありがとうございます!
22年間ドラゴンズ、そして野球から幸せをいただいて来ました。
微力ではありますが、今後は野球界に恩返しして行きたいと思います」
【スポーツ功労者】には...新日本キックボクシング協会理事・藤本勲氏、日本相撲協会・渡辺大五朗氏、東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督・野村克也氏の3名が選ばれました!
野村克也氏のコメント
「素晴らしい賞をいただきまして...言葉がみつかりません。
振り返れば、18からプロ野球に接して来て、選手、解説者、監督として精一杯やってきました。
この賞のお話をいただいた時、女房とも素直に受けるかどうか相談したんですが、
『胸張って行って来なさい』と言われました。
これからも野球界に貢献していきたいですねぇ。
何故か解任されてしまいましたが...まだ納得してませんが...出来ればもう1年監督を続けたかったですね。
ぼやきはこのくらいにして(笑)、感謝の言葉で締めくくりたいと思います」
【功労賞】
・大相撲:魁皇博之
・プロ野球:立浪和義
・男子プロゴルフ:藤井久隆
・女子プロゴルフ:鈴木美重子
・Jリーグ:松崎孝紀
・プロボクシング:江口啓二
・プロボウリング:山本勲
・日本レースプロモーション:ロイック・デュバル
・ダンス:河内芳朗、河内方子
・JKA競輪:武田豊樹
・JKAオートレース:木村武之
・競艇:松井繁
・キックボクシング:蘇我英樹
【新人賞】
・大相撲:翔天狼大士
・プロ野球:摂津正
・男子プロゴルフ:塚田陽亮
・女子ゴルフ:ソンボベ
・Jリーグ:渡邉千真
・プロボクシング:細野悟
・プロボウリング:佐藤まさみ
・日本レースプロモーション:塚越広大
・ダンス:瀬古薫希・瀬古知愛
・JKA競輪:木暮安由
・JKAオートレース:廣瀬雅勝光
・競艇:平山智加
・キックボクシング:緑川創
―以上敬称省略―
受賞者の皆さん、本当におめでとうございました!
皆様、明けましておめでとうございます☆
2010年最初の Red Viwe は、昨年末に行なわれた『日本プロスポーツ大賞』授賞式の模様をお伝えします!
まず、地方競馬界から受賞したのは...
功労賞:岩手・小林俊彦騎手
(82年のデビューから27年のキャリアで着実にその地歩を固め、積み重ねた勝利は3300を超える。
騎乗に対する真撃な姿勢やフェアプレイ精神は後進の格好の規範ともなっており、地方競馬を代表する騎手の一人として信望を集めている。)
「受賞会場に来て、改めて賞の重みを実感しました。
この賞に恥じないよう、励みにしてもっと頑張らなきゃ。
今は競馬だけじゃなく、世の中が不況。
地方の1騎手だけど、自分に出来ることはとにかくいいレースをすること。
騎手会長として、存廃問題などで県民のみなさんと交流を持ち、理解していただき、存続するこが出来ました。
恩返しがしたいと思い、福祉や震災などのチャリティを少しずつですがしています。
自分自身のこととしては...怪我のないよう、1レース1レース大切にしていきます!」
新人賞:ばんえい・長澤幸太騎手
(1月の初騎乗初勝利以降、瞬く間に頭角を現し、10%に近い高い勝率で早くも60勝に到達、重賞制覇も果たした。
騎手のスキルが大きなウエイトを占めるといわれるばんえい競馬で、新人騎手としてこの成績は驚異的であり、将来が嘱望される。)
「会場に来たら、もの凄い方ばかりで緊張しました。
野球が好きなので、原監督にお会いできたことが1番嬉しかったです。
デビューしてから、色々な方に支えてもらってここまで来ました。
自分ひとりの成績ではないです。
2010年はさらに頑張って、ばんえい競馬をもっと多くの人に知ってもらいたいです!」
そしてJRAからは...
功労賞:横山典弘騎手
(デビュー24年目の2009年、日本ダービーを悲願の初制覇するなど、年間重賞勝利数では全国トップを走り、大舞台での勝負強さを発揮している。
7月18日には中央競馬史上5人目、現役では2人目となるJRA通算2000勝を達成している。)
新人賞:松山弘平騎手
(初騎乗でいきなりの初勝利を挙げると、同日に2勝目をマーク。競馬学校卒業生として史上2人目となるデビュー日2勝の快挙を達成。
その後も順調に勝ち星を伸ばし続け、夏の小倉開催で14勝を挙げるなど、今後の活躍が期待される。)
功労賞を受賞した、横山典弘騎手、小林俊彦騎手
新人賞を受賞した、松山弘平騎手、長澤幸太騎手
2009年の競馬界を盛り上げてくれた、4人のジョッキーたち...
本当に、おめでとうございました!
2010年の活躍も、期待しています♪