香港から無事に帰還しました☆いやぁ〜かなりの弾丸ツアーでしたが色んなことがあってすごく楽しかったし、世界は広いな・・と実感しました。
さて香港の話はあとにして、土曜日に行なわれた86期騎手候補生たちの修了記者会見の模様をお伝えします。
全部で9名、全体的にかなりレベルが高い、という教官のお墨付きです。
まず、圧倒的に注目されていたのが、船橋の川島正太郎騎手。
左が同じ船橋の澤田龍哉騎手。右が川島騎手なんですが・・この名前を聞いてピンと来ましたか?そうです!あの川島正行調教師の息子さんです。そりゃ注目されるは・・。
本人と話してみると、これが以外にかなり冷静。というか、全く気にしていない様子でした。
・・注目度バツグンだけど?
「あんまり気にしないようにしてます。小さい頃から慣れているし。」
さ、さすが・・すでに大物ぶりを発揮してます。
・・実習中に参考にした騎手は?
「特にいないです。実習の初めは背中が丸くて、先生にすごく注意されたんです。だから自分なりに意識して、自分なりの騎乗スタイルになりました。」
おぉ・・いい意味でものすごくマイペースなんですね。目標とするのはデットーリ騎手。
「天性のバランスがとにかくすごい。それに、レースを見ているとかならず自然に抜け出せる位置にいる。自分も世界で活躍出来るジョッキーになりたいです。」
同じ船橋の澤田騎手とは、中学時代から同じ乗馬クラブに通っていたそうで、
「絶対に負けたくない!」いいライバルなんだそうです。
「夢は見るものじゃなく、叶えるものだ。だから頑張れ!」とお父様に言われた言葉を胸に、注目の大型新人はどんなレースを見せてくれるのでしょうか♪
もう一人の船橋・澤田騎手も、お父様が馬主ということで小さい頃から馬と接していたそうです。目標とする騎手は安藤勝巳騎手。そしてフォームのお手本にしているのが山田信大騎手なんだそうです。
「あれだけ身長が高いのに、コンパクトにキレイに乗るのは相当大変だと思うんです。自分は体型が似ているので、山田騎手のフォームを見習っています。」
近くにお手本にする騎手がいるというのは、成長過程にとって大切な要素。
「目標はまず年間10勝!それが達成できたら次は年間30勝!」大きな夢は語らず、堅実な目標を上げました。激戦区の南関東ですが、ぜひとも頑張ってほしいですね。
こちらは北海道の黒沢騎手。
出身は茨城県ですが、自ら望んで北海道を選択。
「新馬や1歳馬の乗りならしがあるので、北海道に行きたかった。」のだそう。ひぇ〜1歳の乗りならしなんて・・私には怖くて出来ないわ。
黒澤騎手は、身長が135cmと小さく、体型的にみんなよりも不利な点が多いけれど、それを負けん気の強さで補っている・・という根性派騎手です。
「厩舎はみんな優しいし、競馬場自体もいい雰囲気ですぐに馴染めました。」と笑顔。
それぞれの騎手の性格の違いがよくわかって、とても楽しくインタビューさせていただきました♪