
*7日(日)金沢 第12R『第60回サラブレッド大賞典』 2000m 17:35発走*
いよいよ今日から金沢競馬が再開します!
大雨の被害は甚大で、想像を絶するような災害でしたが...。関係者の皆さんの努力でこの日を迎えたこと、とても嬉しく思います。
最終12レースは3歳重賞『サラブレッド大賞典』。金沢三冠の最終戦です。
重賞実績のある馬はかなり斤量が重いですね。その辺りがポイントになりそうです。
本命にしたのはショウガマッタナシ。
北日本新聞杯、石川優駿と金沢二冠はともに2着。
自分から動いて行くスタイルで、特に石川優駿は負けて強しの印象でした。
今回と同じ57キロを背負った加賀友禅賞は早め先頭から押し切って勝利。
前走は追走でいっぱいになってしまい、早め失速の8着でしたが、高橋俊之調教師のお話では、この馬にとって1700mというのは難しい距離なんだそうです。
前半から1400m並みに速いペースで、道中もよどみない流れになっていくので、追走していくのが厳しいと。
確かに振り返ってみると、初めての1700m戦だった金沢ヤングチャンピオンは1番人気で7着。北日本新聞杯は頑張ったもののクリノチャールズに離されての2着、そして前走の8着と、まったく結果がでていないわけではないものの、安定感抜群のこの馬にとっては珍しく大敗する結果もあります。
2000mの方がペースが落ちつくので追走しやすく、石川優駿のように長くいい脚を使ってくれるのではないでしょうか。
ここは前走からの巻き返しを期待しています!
対抗は58キロを背負うリトルサムシング。
初めての2000mで58キロというのは相当厳しい条件だと思いますが、前走の圧勝ぶりを見るとこなしてくれるのではと期待します。
3番手はゴールドパース。
55キロで出走できる今回は、初重賞制覇のチャンスがありそう。
加賀友禅賞では今回と同じ斤量差でショウガマッタナシとタイム差なしの2着。
ゴールドシップ産駒で距離が延びるのは合いそうです。
石川優駿であっと驚く差し切り勝ちを飾ったビバロジータ。
4コーナーを回った時にもまだ中団でしたが、間を抜けて最後は内を付け抜けるという見事な勝利でしたね。
距離が2000mになるのはもってこいで、最後の末脚が活きる流れになれば怖い1頭です。
石川優駿で3着だったタルバンまで。
◎2、ショウガマッタナシ
〇8、リトルサムシング
▲12、ゴールドパース
△10、ビバロジータ
△3、タルバン