NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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ウルトラノホシは昨年門別から戻って以降、6戦4勝、2着2回とオール連対。4勝が1400メートル以下で、2着2回が中距離ということでは距離が気になるところだが、1800メートルの中島記念では中央3勝クラスから転入したアウトドライブの2着で、3着ビキニボーイには8馬身差をつけていた。3歳時には2000メートルの栄城賞を圧勝しており、今回の1750メートルでも能力を発揮する。佐賀ではデビュー以来、連対を外したのは九州ジュニアチャンピオン4着の一度だけ。地元期待の星だ。
ビキニボーイも安定して能力を発揮しており、昨年3月の北山湖賞以降は14戦して3着以内を外したのはJpnIIIの佐賀記念と、全国交流のはがくれ大賞典だけ。この馬も1400メートルから2000メートルまで距離はオールマイティにこなしており、地元同士の重賞なら常に勝利を狙える存在だ。
高知から再転入初戦となるフォードテソーロは、2024年の佐賀在籍時、勝ち星はB級特別までで、重賞の佐賀がばいスプリントでは6着。当時は短距離を中心に使われていたが、高知では1600メートルで4勝を挙げ、今年1900メートルの重賞・二十四万石賞では4着。以前の佐賀在籍時とは違う新たな一面が見られそうだ。
昨年終盤、北海道から転入したケイアイアンタレスは、ほぼ連戦連勝に近い成績で下級条件からクラスを上げてきた。今回の1750メートルでも勝ち星があり、重賞初挑戦でどこまでやれるか。
南関東重賞勝ちの実績で転入初戦となるサヨノグローリー、転入初戦の前走でビキニボーイを4馬身ちぎったスターオブフェイスらも能力は高そう。
◎8ウルトラノホシ
◯11ビキニボーイ
▲1フォードテソーロ
△12ケイアイアンタレス
△6サヨノグローリー
△4スターオブフェイス
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近年の結果を見ても、このレースで3歳馬が上位を独占した世代はレベルが高い。2022年は3歳馬が上位3着までを独占。勝ったクリスタルコルドは5歳時に北斗賞、旭川記念を連勝し、今年のばんえい記念では2着に入るなど、今季限りで引退となるメムロボブサップのあとの王者の座を狙う1頭。昨年は、3歳のスーパーシン、キョウエイエースがワンツー。この世代は、スターイチバンがばんえい十勝オッズパーク杯で2着、そして先週のばんえいグランプリで3着と、4歳にして古馬トップクラスの一角に食い込んでいる。そのばんえいグランプリと同じ開催ゆえスターイチバンは不在となったが、レベルの高い4歳世代が中心と考えていいだろう。
その4歳馬の中でも中心にはウンカイダイマオーを狙ってみたい。柏林賞こそ第2障害で苦戦して8着だったが、古馬一線級相手のとかち桂冠賞では6着とはいえ、勝ったキングフェスタと6秒3差。前走トライアルの山鳩賞では障害3番手からきわどい2着。調子を上げて臨む一戦だ。
ばんえいダービー馬キョウエイエースは、柏林賞でスターイチバンの2着。スターイチバンが抜ければ実績最上位で、トップハンデでも勝利を狙える。
ばんえい菊花賞を制したラポピージュニアは、その後、ポプラ賞3着、柏林賞3着と、世代限定重賞で安定して上位に食い込んでいる。
スターイチバン、キョウエイエースと4歳世代3強の一角を形成するスーパーシンは、近走不調だが過去の重賞実績からも巻き返してくる可能性は十分。
3歳馬では、ばんえい大賞典2着で近走好調のスターノチカラ、ナナカマド賞を制してイレネー記念でも2着だったホクセイイワキヤマが馬券圏内に食い込む余地があるかどうか。
◎9ウンカイダイマオー
◯4キョウエイエース
▲10ラポピージュニア
△2スーパーシン
△8スターノチカラ
△7ホクセイイワキヤマ
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北海道のミッションフェローは、アタックチャレンジで1勝を挙げたのみだが、1700メートルでは4戦して1着・2着・3着が各1回。前走ウィナーズチャレンジは7着だったが、勝ったタルマエドンは先日のブリーダーズゴールドジュニアカップできわどい2着。また4走前に3着だったときの勝ち馬ニュースタンダードは同じくブリーダーズゴールドジュニアカップで3着。北海道の世代トップクラスと戦ってきた経験を評価する。
大井のグレーヌドスタールは1200メートルの新馬戦を勝ったのみだが、その後の3戦の勝ち馬は、それぞれ今後の重賞で注目されそうな馬たち。芝適性がどうかだが、この2頭の能力がやや抜けていると見る。
地元の期待は若鮎賞を制したセイカールトン。その若鮎賞は初めての芝にもかかわらず、抜群の手応えで直線を向くと、先行勢を並ぶまもなく交わし去っての完勝だった。その勝ちタイム1分40秒3は、近年のジュニアグランプリの勝ちタイムと比べるとあまり目立たないものの、そのレースぶりから対戦相手のレベルが上がればタイムを詰めることは可能だろう。
若鮎賞で唯一、セイカールトンに食い下がって2着だったのがベストプラージュ。続く芝のフューチャーステップを4馬身差で圧勝し、タイムも詰めているだけに逆転のシーンもあるかもしれない。
北海道のもう1頭カンベイは、2戦目の前走は3コーナーで手応え一杯になって最下位に沈んだが、デビュー戦のレースぶりや勝ちタイムから、それが実力ではなく、無印にはできない。
◎9ミッションフェロー
◯7グレーヌドスタール
▲1セイカールトン
△8ベストプラージュ
△10カンベイ
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3歳牝馬ゴールデンリングは高知から転入して3歳特別戦で好走。重賞の新緑賞こそ差のある5着だったが、古馬B3に格付けされての920メートル戦を6馬身差で圧勝。さらに格上挑戦となった、同じく920メートルのA1特別でも直線軽く追われただけで2着に4馬身差、3着馬にもさらに4馬身差がつく圧勝となった。良馬場の勝ちタイム54秒0は、名古屋競馬場が移転してこのレースが920メートルで行われるようになった過去4年と比較しても最速で、コースレコードにコンマ1秒と迫るもの。超単距離で素質開花といえそう。
金沢のハクサンパイオニアは一昨年のこのレースで2着。1000メートル未満の超短距離はその一度だけの経験だが、昨年は地元金沢の1400メートルの重賞で連勝。前走でも同じく1400メートルの百万石かがやきナイター賞では58キロを背負って勝利。今年春はやや足踏みしたが、920メートルで能力発揮ならチャンスは十分。
ブライトファントムは、重賞初挑戦となった昨年のこのレースで1番人気に支持され、後続を離して直線を向いたラヴラブクロフネにゴール前で迫ったものの1馬身半差届かず。その後、10月から今年1月にかけて920メートルの特別戦を3連勝と、引き続きこの距離に対する適性を見せた。それから半年の休養があっての復帰戦となった前走は、逃げ切ったゴールデンリングをぴたりと2番手で追走したもののと直線一杯になって9着。叩き2戦目での復調があるかどうか。
ハクサンバードは中央オープンから金沢に移籍した今年、1400/1500メートル戦を4戦して2着2回、3着1回。中央時代の5勝もダート・芝双方の1400メートルを中心に結果を残した。1000メートル未満の超短距離戦はデビュー以来初めてとなるが、その適性があれば能力的には見劣らない。
スティールアクターの前走920メートル戦は、ラチ沿いをかなり空けて走る今の名古屋で1番枠は厳しかった。昨年春には920メートルの特別・準重賞で4戦連続連対という好走があり、巻き返しに期待したい。
1000メートル未満の距離は初挑戦となるジュンフィレンツェも連下で押さえておきたい。
◎12ゴールデンリング
◯5ハクサンパイオニア
▲8ブライトファントム
△10ハクサンバード
△3スティールアクター
△2ジュンフィレンツェ
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ヴィクティファルスは5年前の3歳時ではあるが、中央のスプリングステークスを制して皐月賞(9着)、日本ダービー(14着)、菊花賞(10着)と三冠に出走。古馬になってダートのオープン特別を制し、東海ステークスGIIでも3着に好走した。昨年7歳時に大井に移籍して5戦し、勝ち星こそ大井のオープン特別のみだが、姫山菊花賞2着、報知グランプリカップ2着、そして前走プラチナカップでも勝ち馬と0秒2差の3着に好走。中央で芝実績があり、南関東の重賞で上位争いという実力なら、8歳でもここでは断然の存在といえそう。
コスモフロイデは中央3勝クラスから転入し、岩手ではここまで6戦して3着以内を外したのは一度だけ。そして岩手で唯一の勝利が芝2400メートルのせきれい賞。後続を引きつけての逃げに持ち込み、ぴたりと追走してきたメイテソーロと4コーナーから馬体を併せての追い比べとなったが、ゴール前で振り切った。中央の3勝クラスでは4着が最高という成績だったが、今年1月にも勝ち馬と1秒以内の差で入線しており、遠征勢相手でも勝ち負けまで期待できる。
メイテソーロも同じく中央3勝クラスから門別を経由しての移籍。今回鞍上となる吉原寛人騎手は、先週大井で黒潮盃を制し、翌日園田で摂津盃を制した。その勢いで、遠征での重賞騎乗機会3連勝も期待できそう。
大井のマンダリンヒーローは昨年のこのレースで3着。2歳時4戦4勝で、3歳以降勝ち星から遠ざかっているとはいえ、2着7回、3着3回。休み明けの今年3戦はすべて掲示板外だが、昨年のこのレースに出走したときも、前3戦はやはり掲示板外だった。どこかで復活を期待したいところ。
中央3勝クラスから転入初戦で芝のいしがきマイラーズを制したモズマーヴェリック、中央時も芝は未経験だったが浦和移籍後A2特別を連勝したスタンリーテソーロらもチャンスはありそう。
◎10ヴィクティファルス
◯11コスモフロイデ
▲7メイテソーロ
△3マンダリンヒーロー
△12モズマーヴェリック
△2スタンリーテソーロ
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