
フジユージーンの復帰戦となった赤松杯はまさかの2着。逃げたヒロシクンを早めにとらえにかかったが、ゴール前とらえられそうでとらえきれずクビ差及ばず。今回は5カ月ぶりをひと叩きされての上積みもあるだろうし、広い盛岡コースなら能力を発揮する。
相手には、昨年の覇者グランコージー。昨シーズン、このレースを制したあと不振に陥ったが、冬休み明け2連勝で復活気配。ヒロシクンが外枠に入ったのに対し、グランコージーは1番枠に入って主導権がとれそう。昨年も1番枠からの逃げ切りだった。ヒロシクンとの先行争いがカギとなりそう。
そのヒロシクンだが、10番枠からではすんなりハナは難しそう。しかしながら盛岡・水沢でのマイル戦は8戦7勝。負けたのはJpnIの南部杯だけ。得意のマイル戦なら、グランコージーとの先行争いがよほどオーバーペースにならなければ崩れることもなさそう。
桐花賞を勝ってシーズンを締めくくったライアンは、年明け初戦の特別戦でも直線抜け出すと、グローリーグローリに1馬身差まで迫られたものの着差以上の完勝。もう少し長い距離で活躍していた印象だが、マイル戦も力を発揮できる舞台だ。
転入初戦、期待されたヘリオスはゴール前でようやく伸びてきたものの4着まで。2022年の南部杯で2着があるものの、マイル戦もやや疑問が残る。
ノーブルサターンは、昨年勝ち星がなかったとはいえ2着2回、3着2回。今季初戦の赤松杯でも、ヒロシクン、フジユージーンにクビ+クビ差という接戦で3着。11歳でもまだまだ元気だ。
◎8フジユージーン
◯1グランコージー
▲10ヒロシクン
△2ライアン
△3ヘリオス
△9ノーブルサターン
シアンモア記念の出走表はこちら