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斎藤修NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。

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【7/21盛岡・マーキュリーカップJpnIII】上昇5歳馬ディープリボーン
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 ディープリボーンはデビュー以来一貫してダートの中距離を使われ、前走ブリリアントステークスがオープン初勝利。5歳とはいえまだキャリア12戦と、まだまだ成長の余地はありそう。好位追走から最後までしぶとく伸び切るというレースぶりは、盛岡コースに合っていそう。
 クラウンプライドは前走佐賀記念での失速ぶりが気になるところだが、昨年もかしわ記念12着からの勝利だった。このレースに限らず盛岡のダートグレードはリピーターの活躍が目立ち、コース適性が能力差以上に影響する印象。昨年から1kg増量の58kgでも能力発揮なら連覇も期待できる。
 カズタンジャーは、5走前の中山ダート2400メートルで9着惨敗はあったが、昨年1月以降3着以内を外さずにオープンまで出世。勝ち切れないレースが多いのは、特に近走、後方から末脚勝負という脚質ゆえだろうか。盛岡コースも東京と同じような左回りで直線に坂のあるコースだが、あまり追い込みが決まる印象はない。それゆえ早めに好位にとりつく競馬ができれば。
 前走大井記念で川崎記念JpnI以来の勝利を挙げたライトウォーリアだが、今回は1頭だけもっとも重い59kgを背負う。メイショウフンジン、ヒロシクンと逃げ馬が揃っているだけに、59kgを背負って前走のようなマイペースの逃げは期待できそうもない。
 ダイオライト記念JpnII連覇のセラフィックコールは、GI/JpnI以外での敗戦は前走名古屋グランプリJpnIIが初めて。巻き返しなるかどうか。
 進化を続けるマルカイグアスは、グレード初挑戦が初めての長距離遠征でどこまでやれるか。
 ◎3ディープリボーン
 ◯5クラウンプライド
 ▲2カズタンジャー
 △1ライトウォーリア
 △10セラフィックコール
 △9マルカイグアス
 
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2025/07/20
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